最近はどこのラーメン屋も二毛作が盛んで、食べたいと思うメニューが限られた時間でしか食べられなくって歯痒い思いをすることが多い。 あとは諸々の都合で二毛作の二の字から食べることになることもままあるが、それもなんとなく邪道な感じがしてヤなんだよな。 土曜夜、久々にポッカリ空いた時間をどう使おうか悩んでみたが、昼を質素にしたので外食、つかラーメン食べようと探して見つけた土曜夜のみ営業、「豚骨醤油 蕾」のセカンドブランド「中華蕎麦 蕾」に行ってきた。 大井町を近場と思えるのもあと2週間弱。 このスタイルの営業ではラーメンは中華蕎麦のみの提供、サイドメニューでご飯ものが選べるようす。 中華蕎麦と豚めしを頼んだ。 漢字四文字で中華蕎麦、といえば松戸のアレを思い浮かべるが、ズバリそれのインスパイアもの。 とろっとろのスープは粘度ハンパなく、まさしくアレを思い出す濃度。 しかし感じる味はちょっと違う。 確かな濃厚豚骨魚介なんだけど、豚のエキスが前面に押し出されていて強烈。 魚介は魚粉も見受けるがアクセント程度で、特に酸味等を感じることなくひたすら豚骨を搾り出したエキスがクる。 所謂豚骨魚介にもマンネリを感じていた身としてはこの豚豚しく荒々しいスープはありがたい。 それにしても濃いので、うん、つけ汁みたいなんだけど、終盤に魚介でスープ割りしても面白いかも。 合わせる麺は中太、やや柔わめの麺。 あまり柔いの食べてないので最初は違和感あったが、なるほどこの粘度のスープのことを考えるとがっちりムチムチじゃあ重いかも。 スープよろしくトロトロに煮込まれたチャーシューはバラロール。 柔らかさも旨味も極まれりって具合でええ、美味い。 ほどよい厚みのメンマも食感ばっちり、濃さマックスのスープに海苔の風味は嬉しいアクセント。 正直結構ヘヴィだったのでなくてもよかったかもしれない豚めしがまた、ほぐし身の豚とねぎの絶妙コンビネーションでハマる。 これだけ食べて満足しなかったら嘘。 豚使いっぷりが豚マスターを思わせてくれて、これは通常営業の豚骨醤油も食べねばと痛感。 あと2週間、その間にぜひ。
by blue-red-cherry
| 2009-02-01 12:34
| ラーメン
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