FC東京U-18×東京ヴェルディユース 第10回東京都クラブユースサッカーU-17選手権大会3位決定戦

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通称新人戦、3年生が抜けた新チームによる大会の3位決定戦となった東京ダービーを観戦した。

一昨年の多摩川子ラシコで初めてU-18の試合を見て、そこで見た大竹の活躍に未来を夢見、その夢が予想をはるかに越える早さで訪れた昨年は新たな出会いを求めて数試合、ユースの現場にも足を運んだ。
まだまだ知らないことばかりのニワカだが、去年の高円宮杯やユースカップで見られた東京のサッカーは本当に頼もしく、年が変わって今春、高校サッカー選手権を見る目も大分変わったし、益々ユースサッカーに対する興味が強くなっているのは間違いない。
ただし、個人的なスタンスとしては最初の気持ちと変わりない。
未来の東京のスターになるであろう選手との出会いを求めてる。
もちろん目の前の試合には勝って欲しいし、出場する大会ではぜひ、タイトルを獲得して欲しい。
苦境を撥ね退け成長していく去年のチームには、ステップをスタンドから眺めることで少なからず思い入れが出来た。
その分、昇格なしの報は正直悔しかった。
FC東京U-18を巣立った選手たちは大学やそれぞれの舞台で活躍し、やがて東京に戻ってきてくれる選手もいるかもしれないし、いないかもしれない。
森村や吉本、世代では卓越した存在だった彼らもプロの舞台では苦戦している。
でもやっぱり、味スタのピッチで、長く着ている、誰よりも着こなせている青赤のユニフォームを纏って活躍するユースっ子の姿を見たい。
だから今年も、駒沢の、小平の、深川のピッチを味スタと重ねながら、ユースの試合を見に行きたいと思う。

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長ったらしい前置きだったが、去年の昇格見送りもありつつ、ヴェルディの2種登録済みの高木兄弟のプレーぶりを見てそんなことを思った。
彼ら2人とあと、右のオフェンシブに位置した10番、それとボランチの11番。
この4人あたりから発せられたふてぶてしいまでのオーラは、昨今トップチームが失ってる憎たらしい緑の伝統を感じさせる。
世代の代表に選ばれてたり、何よりJデビューもあり得るんだから技術が高いのは当たり前として、プライドの高さと負けん気の強さ、自身のプレーに対する責任感みたいなのを感じた。
スタンドプレーも少なくなく(それで助かったところもある)、東京の網にかかってくれる場面を幾度も見かけたが、取られた後の反応が速い。
読売時代から脈々と受け継がれる華、というか、プロ体質があるんだろうな(フロントや親会社になさそうってのが皮肉)。
小兵ながらも深い切り替えしとターンを武器にした7番のほうの高木、長身で姿勢の良いボールキープからトリッキーな左足でゲームに変化を生む10番、ヴェルディのくせに個人的にツボなプレーヤーが多いのがいけ好かないww

タレントぞろいが勝つかっつうとそんなに甘くはないし、クラッキぞろいだけがサッカーの勘所かっつうとそんなこともない。
ぶっちゃけ今日は重松健太郎ウォッチをお目当てにしてたんだけど、彼と、あと数少ない去年見て知ってる選手の中では平出も欠場した今日の東京。
そんなときこそ新しい発見の連続だったりするから、やめられない。
チームとしては前半頭の20分と後半ラストの20分、勢いを備えたヴェルディのポゼッションに苦しめられたが、よく耐えたことが一番だろう。
上に書いた実力者を中心としたパス回しと、局面を打開する個人技は脅威で、最終ラインの4枚とボランチはギリギリのところ、よく踏ん張った。
高さを使ってくるチームでないのは幸いだったが、それにしてもめまぐるしくポジションを変えて迫ってくる高木兄弟に対し、上背のない廣木と松藤の2人は焦れずにタイトに戦った。
攻撃参加でも1人2人は寄せ付けないレベルを見せつけた阿部も、磐石。
ヴェルディは左サイドを軸に攻めて、中に絞った10番使うってパターンが多かったけど、右サイドの武藤も集中切らさず守れてた。
序盤の劣勢時こそ落ち着かなかったものの、相手の勢いがおとなしくなってからはセカンドボールもよく拾え、ボランチの活躍も目立った。
以前見たときも思ったけど、ボールホルダーへ突進する様、攻撃時にも思い切りよく抜け出てく様が今ちゃんっぽいなって思ってた江口は今日もそんなプレーぶりで、怪我は残念だけど見てて気持ちいい。
代わって入った年森は技術的な評判が高いので楽しみにしてたが、相手とのバランスもあるけどそつなくプレーしてた印象(あの退場はない)。
タイプの違う相方に応じて、受ける動き、追う動きとバランスよく使い分けてた笠原の気の効いた動きはかなり効いていたと思う。

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1点を守りきったというイメージの試合だったので守備面での印象のほうが強いが、オフェンス陣ではなんといっても1トップの三田。
1トップから始まりときにボックスときにフラットな中盤、最終ラインときっちりラインを重ねて守るディフェンス面に比べると、いまだ形のない攻撃面。
人数の少ないカウンターや、チャレンジなロングボールに活路を見出さなければならない中、トップで献身的に体を張っていた。
ポストやチェイシングだけでなく、決勝点に繋がった抜け出しも鋭かったし、中盤でのプレーも求められてるみたいだけどフォワードで勝負させたほうが面白そう。
相手CBを退場に追いやった場面は積み重ねの成果、正しい結果だった。
見事枠内に収めた超ロングの直接フリーキックもお見事。
ボランチがセカンドを拾える時間帯は中盤の3枚も躍動した。
トップ下の山崎は、独特のタッチでどうしてなかなか捕られない、捉えどころのないキープ力が面白い。
両翼に入った梅内、山口は、受け方まではいいんだけど、1対1にもう少し工夫が欲しいところ。
あそこで勝負して抜けてくるとチャンスの数が違ってくる。
特に梅内は後半、惜しい場面の連続だった。
阿部からの意識高いサイドチェンジ、今は阻まれることも多いけど、あれがバッチリハマってくると大きな武器になりそう。
攻撃はこれから、だけど、ボランチより前の選手たちもとにかく運動量豊富で、かつ集中切らさず献身的に守備へも貢献してた。
まずは守備ありき、全然悪くないと思う。

チーム立ち上げのすぐあとってどんだけなんだろうって思って見に行ったけど、思いのほかサッカーしててビックリした。
特に守備、守勢だったからより集中できたのかもしれないが、ボールホルダーへ2、3人と囲い込んでいく様は日々の鍛錬の成果を感じた。
というかその部分は倉さんが変わらず叩き込んできたDNAみたいになってるのかもね。
バタつく場面も多いけど、それはみなさんおっしゃるとおり今後の伸び白と考えると、楽しみは尽きない。
今シーズンはトップの遠方アウェー自粛政策が発動されるため、日程被ったら近場のユースを選ぶ機会も増えそうだ。

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最後に、いつもROMらせていただいているユースウォッチャーの方、特にaoakanoteさんの選手紹介とCHONOさんの見所(秋岡は倉さんの怒号もギャルの嬌声も、どちらが飛ぶのも納得の、ほっとけない系の佇まいですね)は、今日の新チーム観戦デビューを非常に助けていただきました。
引き続きROMらせていただく今後のことも含めて、御礼をば。

自宅から歩いて駒沢観戦はこの試合が最後だな。
シーズン終わりに良い思い出と振り返ることができれば、感慨深い。
by blue-red-cherry | 2009-02-09 03:00 | FC東京
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