FC東京×ジェフユナイテッド千葉 J1第6節

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遅ればせながら、千葉戦の録画を見た。
キックオフの頃、遠く京都で浮かんだのは夏日のナイター、ビールが美味いんだろうなあという暢気な思い。
というのもあったり、やっぱり現場で見ないと取り残された感は拭えない。
思えば去年の最終節も欠席したんだよなあ。
見ないで済んでるとするべきか、それとも。

いまさら細かくどうこうって気にもならないし、つか、つまらん試合だった。
最後の逆転劇は東京を応援している人が楽しめる代物ではないし、ゴールシーン以外は両チームともに見せ場に乏しく、淡々と見たので淡々とした感想しか浮かばない。
東京のサイド起点、ジェフの巻ターゲット、どちらも精度は低いし人数かからないからサポートはじめ連携もない。
蹴っては弾かれ、急いではミスの繰り返しだった前半は本当に退屈だった。

中で作ってもサイドが使えない、というのが2試合か3試合前の課題だったはずで、きびきび攻めた鹿島戦のように、徐々に改善の兆しは見えていた。
と思ったら、今度は中がまったく使えない。
サイドをうまく使うことが効果的なことはわかったが、それができてきたら今度は中が使えなくなるってどういうことよ。
前にも同じような感覚、味わったことがある気もするが、よく言われる「まじめすぎる」とは違う気がする。
「言われたことしかできない」ってのもねえ。
石川は相変わらず切れてたし、祐介がトップでの仕事をこなしてたのでカボレは左に置けてたし、サイドを使うのは当然だ。
実際徳永が石川をフォローして、そこに羽生が絡んでの崩しとか、形としては悪くない。
そこから先のアイデアが乏しく、中との連携が悪くてクロスが無為に流れ弾かれていくのは大きな課題だが、そこは練習でなんとかしてもらうこと。
試合の中でサイドを効果的に使うためには、中とのバランスを意識した使い分けが絶対でしょ。
実況のクラッキーが言ってたが、「攻撃はすりこみ」。
いくらサイドにキープレーヤーがいようがアタッキングサードからのアイデアや連携はまだまだ不十分なわけで、繰り返しに慣れられてしまえばストロングポイントも宝の持ち腐れだ。
オレの目には前半からサイド偏重気味に映ってたし、センターの一人が初先発の米本だったことを差し引いても中央でボールが回るシーンが極端に少ない。
梶山にボールが渡らないから鋭い縦パス、ダイナミックな展開もほとんどなかった(梶山が触らないってのは確かに、イコール退屈って言えそうだww)。
それでもJFKのハーフタイムコメントが「リズムは悪くない。サイドに基点を」だったのがちょっと理解に苦しむ。

石川やカボレの献身的な守備も泣ける。
確かにカボレのコンディションとプレー精度には疑問符がつきまとうが、カボレに対するパスは投げっぱなし、フォローなしのなんとかしてくれ感がある。
そんな自身の状態を理解しているからこその献身的な守備だと思うし、交代時の辛そうな顔、心配だな。
助っ人に求められるのは結果であり、そんな頑張りいいからもっと攻撃で結果だせってのはもっともだけど、2年たってもベストな使い方を見出せないのはチームとしての問題だとも、思う。

梶山と羽生の配置換えも一部ではうまくいってる部分もあるが、両者の持ち味が活かせているかといえばそうは思えない。
今野のCBや米本の積極登用、悪くない部分もあるが適材不適所が目立つ。
結果論だが、この試合で富に問題視されている交代カードの切り方も。
またこだわってるものの形が見えれば、まあそう凝りなさんな、なんて感想も出てくるんだけど、この試合みたいな内容を見せられると本当に中で崩したりポゼッションやビルドアップをしっかりして能動的な攻撃の中でストロングポイントであるサイド攻撃を活かす、といった理想が本当にあるのかどうかも疑問だ。
そのための布陣で払われてる犠牲、選手の順応性の強化、とかだったらわかるんだけど、何がやりたいのか見えない中の適材不適所は見てて息苦しい。
きっと選手たちはもっと息苦しい。
ウイイレ厨とか言われそうでヤだけど、石川と達也一緒に出したり、サイドを使いサイドで使われる人たちと、中で作る梶山や、サイドからのフィニッシュを得意としてる赤嶺とか、単純計算で足し算になりそうな戦い方があると思うんだけど。

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もちろん監督やチーム単位での反省点がすべてではない。
ボールタッチやフィニッシュが多い石川や(特に)達也にしたって、ラストに近づくにすれ落ちる精度はいい加減にしてくれレベルまであとちょっと(達也はチャントだけでなく戸田化の予感)。
サポートのなさも改善の兆しが見えないし、いまだに雑なパスミスもなくならない。
苦しい時間を乗り越えるための戦い方も、経験してる割りには反省が活かされないし(受け身になりすぎ)、スローインや50/50のボールからゴールを失う、ここぞの集中力欠如も再現された。
メンタルの弱さ、技術の拙さ、言葉で言うのは簡単だけど、これだけ治らないんだから、ほかの手段が講じられないようだとずるずるいっちゃうかもしれない。
個々に期待するしかない。

なんか言いたい放題になっちゃっててすみません。
うーん、だってつまんないんだもん。
なんつうか、ほら、今世の中大変じゃない。
景況厳しくって会社が予算の見直しをすること、下方修正なんてままあるわけで。
現状を見つめてみてどうなのか。
目標を下げろとか取り下げろとかいうんじゃなくて、「味スタを満員に」すべきだし、上は目指してほしいんだけど、ここまでやってきてうまくいってないこの状況を打破するには、ひとつ明確な何かが必要なんだと思う。
いや何かはわからないんだけど。
強いて挙げるなら目の前の一勝?
そりゃみんなムービングフットボールが好きで、熱い城福さんが好きだから応援してるんだけど、見直すこと、一旦横に置くことは後退でもなんでもないと思うけどね。

去年は一昨年との落差が前提にあって、さらに掲げたサッカーが真新しく、見たことがないゆえに片鱗が少しでも見えるだけで成長を感じられた。
だから勝ち点にこだわった戦いでしのぐことも受け入れられたし、その併用で勝ち点が積み上げられてた。
いろんなパーツが噛み合った末の好印象、高支持だったけど、今年はその間逆に近い。
一年目の順調すぎる結果が高いハードルになり、漸進でよかったはずのチーム力・チーム戦術は目に見えるステップアップを課せられ、ファンは知ってしまったムービングの快楽は常に求めるようになった。
何気に去年言ってた社長の「城福は切り札」発言って改めて考えると重い。
その中で結果を出し、自身のキャラクターを貫いた去年の出来は本当にすごいことだと思う。
さまざまな要因が今季、東京になぜか「もう戻れない」空気があって、城福さんがそれ背負っちゃってる感じがするんだよね…。

つまんないって言い切っちゃう部分もありますが、正直心配のが大きい。
団子だし、どのチーム見てても不気味。
もうこの際、つまらなくってもいいからなんか、ねえ。
安心したいのか楽しみたいのか、なんだかわからん!
うーん、悩ましい。
最近東京のサッカーまでフラットに見すぎてる気がしてたんだけど、全然そんなことねえな。
嗚呼、超心配。
by blue-red-cherry | 2009-04-21 22:31 | FC東京
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