ハチミツとクローバー

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ボクには大切な家族もいて、熱い友人もいて、ちょっとハードすぎる仕事も、この先死ぬまで付き合っていけそうな趣味もある。
でも、いつもココロにぽっかり空いてる穴と、物足らない感がある。
もう何年も恋愛、から離れてるんだ。
それがなんだかもわからないまま、胸を締め付けるアノ気持ち。
叶わないとわかっていても、止められないアノ気持ち。
それはなくてもいいものなのかも知れないけど、あったらとても人生を鮮やかなものにしてくれるんだと思う。
そんなことを思い出させてくれて、ボクのココロの隙間を埋めてくれているのが、このお話、「ハチミツとクローバー」なんだ。



…なーんてとっても気持ちの悪い文章が書けるくらいにドハマり中のハチクロ。
仕事きっかけで、一気に読み、見て、胸キュン!ですよ。
恋愛がすべてではなく、なんと言うか、学生時代の虚無感??
進路とか、先の見えない未来とか。
その辺ぜーんぶひっくるめて、あるじゃない、あの焦燥感。
それがんまーくパッケージされてんだよ。
ま、知ってる人は知ってる、夢見がちTwenteenagerなんだけど、すっかり、ネ。
7巻とか、<逆走するラブストーリー>の触れ込みどおりじゃないけど、読みながら電車待ってたら逆方向に乗っちゃうし、乗ったら乗ったで、ドア際に立ちながらホロホロきちゃうしYO!!

細かいディテールで言えば、コミックの良さを<そのまま>生かしたアニメの制作陣にはナフリスペクトだ。
キメキメのセル画全盛(?)の昨今、あのフワフワした色使いによる淡い世界観と、デッサンのタッチを絶妙に生かしてる辺りは必見。
「主役のための脇役は存在させない」という作者の羽海野さんの方針もG。
みんなに感情移入しちゃよな。
最初はあゆ、あゆ~って感じだったけど、今ははぐ、はぐぅ、わぁあぁああああ、みたいになってるし、竹本、わかるわかるぞぉおぉぉぉ、だし、森田さんスッゲェ~、ILL杉るぅ、だし、真山、よかったな、だし、野宮さん、あゆを、あゆをよろ(ry


ふぅぅぅぅ…
昨夜Chapter18の放送を見て、さっき最新8巻を読み終えたばっかだから取り乱した。
どーやら、そろそろ終わりが近づいてる希ガスこの物語。
しかーし、超細部にわたってアナザーストーリーがあるのっは明白。
作者がネタ切れになるまで、何年かかってもいいから出し尽くして楽しませてほすぃ。

そしてその頃にはオレもKo(ry

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by blue-red-cherry | 2005-08-19 17:05 | その他
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