black album remixes

JAY-Zの引退作品(大嘘)となった『The Black Album』
当初はEminem、Just Blaze、Kanye Westといった実際に参加したプロデューサー以外に、デビュー作から数作で絶妙の相性をみせていたDJ Premierなどの参加も噂されていた。
だが、フタをあけてみると、Eminemの参加こそあったものの、Roc-A-Fella作品おなじみのJust BlazeやKanye Westといった面子の起用にとどまった。(9th wonderの参加はちょっとしたサプライズだったけど)
噂に対する不満(?)に対応したかどうかはわからないが、Roc-A-Fellaが用意してくれたのは、JAY-Z作初となる、acapella album
これが世界の音職人に火を付けた。
90年代後半からのHIPHOP界(≒米音楽界)を支えたラッパーとのコラボレートが擬似的に味わえるとあって、全世界に存在するun-officialな「The Black album remix」は1000を超えるという。
おそらく、9th wonderがNAS『God's Son』を勝手にリミックスした『God's Step Son』の高評価も影響したと思われ。
珍し物好きのオレは通販などを駆使して、その中から5枚を購入済み。
それぞれ味のある作品で、どれも楽しめている。


c0025217_1349164.gifこれはその中でもピカイチ。
BL改めBach Logicによる日本製の『Re Make It Black』だ。
帯には、かのKanye Westをして、
「これは今まで聴いた『The Black Album』の中で、唯一オリジナルを越えてると感じたアルバムだ。」とある。
イントロから最後まで、一貫したHIPHOPへの愛が感じられるサンプリング・ワーク。
「99ploblems」や「What more can I say?」「Encore」あたりのシングル曲は特に気合が入ったか、出色の出来。
ほかの曲もバッチリですよ。
90年代HIPHOPへのオマージュとも感じたトラック群を聞いて、DJ Premier+PETE ROCKなんて褒めすぎで気持ち悪い思いさえ覚えた。


c0025217_1483758.jpgほぼ完璧な『Re Make It Black』に対し、自分のフィールドで圧倒的な力強さをみせてくれてるのが、Kardinal OfficialとSolitairによる『The Black Jays Album』。
Solitairはよく知らないが、最近のHIPHOPでレゲエ風味の味付けをする際に引っ張りだこのKardinal Official。
当然その要素が強い楽曲のリミックスの出来は群を抜く。
「Dirt Off Your Shoulder」、「Lucifer」の2曲はさすがにNo.1かも。


c0025217_14155525.jpg全体的なバランスで言ったら、これもよし。
Philly系のプロデューサー・Kev Brownによる『The Brown Album』。
みずからの作品でも聴けるjazzy & Funkyなトラックが貫かれてて、その辺が好き(HIPHOP好きでキライな人は少ないと思われ、だが)な人には最高だろう。
ただ、全編通じて良くも悪くも、それ一辺倒なので、やや飽きる。


…と長々書きました。
上記3枚以外に、Rolling Stone誌だったかなんかで評価された、The Beatlesの音とJAYのラップを合体させたDanger Mouseによる『The Grey Album』(←独特なのでほかと比べる必要なし。出来は◎)、誰だったか忘れたが『The White Album』(あんま良くなかった希ガス)も持ってます。
ほかに、9th wonderやPETE ROCKによるものもあるらしく、是非手に入れたい。
その時にはまた報告します。
by blue-red-cherry | 2005-01-16 15:03 | 音楽
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