インド×日本 アジアカップ2007予選

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ポリバレントってアレでしょ、一昔前だったらユーティリティーって言われてたやつ。
監督が変わると、マスゴミはとにかく新しい言葉見つけてきては連呼するね。
キーワードっていうの?
いらねーよ、そんなもん。
多様性とか言っとけや。
つか、解説者陣が一様に辛口なのも気になる。
いや、辛口自体は大いに結構。
挙国一致でアゲアゲ報道の結果、残念!ってのがこの国のスポーツ報道の典型だから。
ただ、ジーコんときそんなに選手個々の技術突っ込んでいじめてたか?
かなり拙い感じな選手も多いが、ジーコんときだって下手なやつは下手だったじゃん。
確かに中田英とか俊輔、柳沢あたりのボールタッチは上手かったと思うけどさ。
イライラ。

本題に戻ろう。
ハプニングだらけだったアウェー・インド戦
試合は前後半でまったくの別物。

前半を見る限り、ここ5戦で見せてくれていた、このチームの緩やかな成長曲線がこの試合でも右肩上がりに延びていることを実感させてくれる内容。
左右両サイドを効果的に使い、相手を寄せては逆サイドを使うなど、好展開が多い。
ピッチ状態もあるが、FW2人にボールがおさまらないため、中央の展開があまり見られなかったため、攻撃にリズム感がなかったが、そこはコマを変えればなんとかなるだろう。
2得点の播戸はお見事。
Jでの結果を代表に結びつけたのは素晴らしい。
ゴール前での動きは、いいときの大黒に匹敵する。
4年間好調を維持して、おっさんたちに夢を見せてはくれぬかのう・・・。
一方の巻は、一時のさわやかさがまったくなく、個人的には×。
あんだけオシムに揶揄されたのに、ヒールパスとかやるしね。
期待されている楔ができてないのがつらい。
たぶん平山のがマシ。
中村憲剛、よかったねぇ。
圧巻のロングシュートは言わずもがな、決して体格では恵まれてないが、インド相手とはいえ、優れた読みと上手な体の使い方でボール奪取する場面も見られたし、長短織り交ぜたパスで攻撃にアクセント付けてた。
同じく2キャップ目を刻んだ山岸はどうか。
いまいち使い方が不明瞭だし、前目やらすんなら長谷部とか羽生のがよいのでは?
実はあまりいいときのプレーを知らないのでなんともいえないが。

後半、バタついたのは経験のなさかな?
遠藤とかいたら落ち着いたかもね。
もっといえば、阿部がリベロだったらあそこまで慌てなかったと思う。
前半見てても、彼のボールさばきと、試合を見る力は安定してるな、と思った。
となりにいたから、今ちゃんの拙さが目立って痛かった。
いや、今ちゃん昨日も頑張ってたし、守備と攻めあがり(自分でもっての)は光ってた。
ただ相変わらず、展開力に乏しいのと、パススピードの遅さが気になる。
一度、代表でもボランチで出してほしいけど、今鈴木マケレレ啓太さんがいいからな。
リベロではオシムいわく昨日もっともポリバレントな選手として評価されてたけど、オレの目には自信のなさと、フィードの弱さが目立ったと思う、鈴木。
でもボランチでは、充実。
阿部と同じく、展開と流れを見る目が飛びぬけてる。
前線にもよく顔を出し、そこからの精度には?がつくが、いい動きを見せている。
とりあえず、今ちゃんはチームで去年までの勢いを取り戻すこと。
そして来年は鈴木啓太とポジション争ってほしいね。
しかし、後半の最終ライン、アテネでダブルボランチを争った3人って…。
本職(モニ、お前)のセンターバックたち、ガンガレ!超ガンガレ!


犬とか停電とかもう飽きた。
でもこのチームはいつも表情が違うから、それなりに楽しい。
by blue-red-cherry | 2006-10-12 12:38 | サッカー(FC東京以外)
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