浦和レッズ×FC東京 J1第22節

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電車に揺られること1時間半、まったく良いイメージのない埼玉スタジアムでの浦和戦
去年の同時期、同場所での同対戦。
試合終了後のG裏の怒号が忘れられない。
あんな嫌な思い出はさっさと捨て去りたかったのだが、今も霧は晴れないままだ。

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首位×13位、予想外の好ゲームだった。
序盤からどちらもスピード重視の攻撃陣がチャンスを作りあう一進一退の展開。
後半のペースダウンは仕方なかったとして(交代でもう少し盛り上げる要素はあった。例えばエバ投入とか……)、悔しがるに値する試合だった。
少なくとも浦和美園での戦い振りとしてはここ数年でいちばん良かったと思う。

しかし、この1点を追いつけないのが浦和との決定的な差なのかもしれない。
気持ちがどうこうというより、あと一歩、負けてるこっちが踏み出せないところに浦和の選手の足が伸びたり、押し込んでは跳ね返される展開を打破するアイデアのなさだったり。
特に今回の対戦に限ってはサイドの攻防がホットスポットだったと思う。
石川・リチェが押し込めば、山田と平川がその裏を狙う。
結果として東京はリチェーリのサイドから赤嶺の先制ゴールを生み出したが、平川に徳永が2回も(それも10分以内に)軽くかわされ、失点。
ここの差が埋まるようで埋まらない。

前半、ボックスのオフェンシブが両サイドともウインガータイプなのにも関わらず機能していたのが印象的だった。
得点シーンは最たるもので、石川とリチェには動きの幅を広げる意思を感じた。
それにバイタルを開けっ放しにしなかった梶山の運動量には目を瞠るものがあった。
ここにもう一枚絡めれば……例えばユウタのように顔を出してははたく、というプレーがあれば梶山の負担は減らせたし、両サイドも生かせたと思う。
つまり、ルーカスがやや物足りなかった。
頭を負傷する場面もあったが、ここ数試合の彼は明らかにパフォーマンスを下げている。
ユウタは出場停止で、平山がアレじゃあしょうがないんだが……。
とまあ、攻撃に光明が見えたかと思えば徳永の体たらくだ。
今ちゃんとフジのセンターは、浦和のスピードコンビはバレーやワシントンに比べれば組みしやすかったはずだったが、絶好調の田中達也のそれは彼らを軽く上回っていた。
誰かが良かったかと思えば誰かが悪い、いつもそれの繰り返しだ。
結果としてその積み重ねでトータルとして、負けてるんだよな。

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先制ゴール然り、闘莉王をちぎって平山にクロスをあわせた場面然り、結果を出しつづけている赤嶺はエライし、その赤嶺がスタメンに固定されているのは喜ばしい。
しかし、それ以外の選手起用には相変わらず萎える。
もっとも、途中交代で入った平山のガッカリさせる空回り全開のプレーぶりを見れば、本当に試合に使えないレベルなのかもしれないが。
今ちゃんにセンターバックで窮屈な思いをさせながら、ベンチに本職のCBが2人って。
茂庭はスピード系のフォワードを得意にしてたんじゃなかったっけ??
エバはスクランブル要因だったらしいが、あの展開はスクランブルじゃなかったのか?
確かに充実の田中達也、一瞬の怖さを常に備えたポンテらを相手に調整不足の元ディフェンスリーダーと、試合勘ゼロの未見の大器じゃあ心もとない。
しかし、リスクを負わなければ堅牢な浦和に穴を空けることはできないだろう。
結局追い上げの一歩となった2点目は今ちゃん。
今ちゃん中盤復帰が大きな意味をもつくらい、どこぞの小学生だってわかるぞゴルァ。
どうした原さん、その弱腰っぷりは。
ピョンピョン、跳ねてくれよ。

とまあ、思うところはいろいろとあったが、今回も負けは負けだ。
残念ながらもう、内容うんぬんではなくて一つでも多く勝ち点をとらねばならない状況なわけで、ミッションはインコンプリートもいいとこだ。
首位、強豪相手とはいえ、あの試合内容であれば勝ち点1が是が非でもほしかった。
結果として決勝点となったポンテのゴール、あれまたしてもセルフジャッジだろ。
いい加減学べよ。
つか笛吹かれるまで必死にやれよ。
もう後ろを振り返っても余裕はまったくないとこまで来てるんだよ。
今の戦い方だと、梶山がグダグダだと目も当てられないことになりそう。
五輪予選も続くわけで、誰ひとり気を抜かれても困るんだよ。
状況はかなりマズイ。
選手も監督もサポもフロントも。
なんとなく、ここ2年の降格争いよりヤバイと思う、雰囲気が。
あの後半戦、根拠のない上位イジメも望めない空気が漂っている。
閉塞感、破らないとヤバイって。
アクションだよ、アクション。
何かできることはあるだろうか?
何とかしないと……、焦りすぎかな、オレ。
でももう楽観視はできない。

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どうみても2、3歩浦和には先を行かれてるわけだが、追いつきたい。
チーム力も、実績も、観客動員も質も、スタジアムも。
ガチでライバルと呼ばれあうようなところまで上がっていきたい。
ど田舎でアクセスは最悪だが、ひとたびスタジアム周辺に入ってしまえばその雰囲気は最高だし、初めて観戦した2階席からの眺めは鹿スタのそれと同様、サッカーを見る最高の環境。
すべてのホスピタリティーは浦和のファンを中心に考えられており、やはりフロンドが自ら「借り物なんで」と言い切ってしまう味スタとの関係性とは雲泥の差がある。

ことしはかなり営業努力をされていると思うし、その気持ちは買いたいが、はっきり言わせてもらうと、浦和との決定的な差はフロントだ。
今のスタンスが嫌いじゃないって人は、3、4年前ならいたと思うが、迷走の結果たどり着いた今の東京のスタンスが好きって人はほとんどいないと思う。
選手補強にしたって、サポとの距離感を埋めようとしたMボードにしたって、やることすべてが裏目っていうかちょっと考えればやらないようなことやるからだ。
変わらなきゃ、って時期だとしたらまず、フロントからいじるべきだ。
浦和になる必要はないし、まったくもってなりたくない。
しかし、彼らと肩を並べる存在には、切になってほしいと願う。
だってあのアウェー感、やつらにも味あわせたいじゃん!
by blue-red-cherry | 2007-08-26 11:48 | FC東京
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