クリスティアーノ・ロナウドの峰打ちボレー

毎週ウォッチしてるわけではないが、昨季のチャンピオンズリーグ・ミラン戦でガットゥーゾにガットゥりやられてからあんまりいいイメージがなかったロナウド君だが、相変わらずキレてるみたいでよかった。

クリスティアーノ・ロナウド@ポーランド戦(EURO2008予選)
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今週はこのボレーに感動したわけですよ。
ドリブルもワンタッチプレーも無回転FKもすごいロナウドだけど、このボレー。
キレ味の鋭さからいえばまさに彼の足は「刀」。
一度振り切れば、並みのDF・GKを一刀両断する破壊力を持つ。
でもこの場面、振り切ってたら恐らくポーランドのDFが「むきゃーっ!」って倒れて、ファウルになってたんじゃないだろうか。
そこでロナウド君、若いのに玄人泣かせの寸止めボレーですよ。
刀の威力を完全にコントロールしきった、峰打ちボレーですよ。
コースを狙う場面だから全力じゃないってのは分かるけど、振り切ったらファウルになるってのも完全に意識してると思う。
インパクトのところで足、きちっと止まってるもん。
適当に打ってたらあの振りにはならないでしょ。
いやあ、御見それいたしました。

彼は規格外のスピードとパワーを兼ね備え、さらに柔らかさも持っているという最強のフィジカル選手なんだけど、同時に持ち味を生かすために持ちすぎたりせずにひらめきと状況判断が可能にするワンタッチプレーや、今回のボレーみたいなのもできたりする、頭の良い選手でもある。
ロナウジーニョとか、アンリとかと肩を並べる選手になる日もそう遠くないと思う。
ああ、浦和とやった今夏の試合で生で見とくべきだったorz。

しかし、このロナウドがいてクァレスマがいるポルトガル、好きだなあ。
でも勝てないんだよなあ。
ファンニステルローイがトップにいたら、かんなり強いだろうね、ポルトガル。
by blue-red-cherry | 2007-09-11 11:57 | サッカー(FC東京以外)
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