24 -TWENTY FOUR- シーズン6

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ついに、というかようやく、「24」を現行最新作である「シーズンⅥ」まで見終えた。
「Ⅰ」~「Ⅴ」までを2、3ヶ月で見終えたことを思うと、かなりペースダウンしたな。
それにはツ〇ヤディスカスのカスっぷりも大いに関係してるが(結局、退会してやったぜマザファカ!)、世間の風評同様、作品と作品に対する興味のトーンダウンもあったことは否めない。

1stシーズンのジャック一家意向、キムもほとんど出なくなり、ジャックの家族ネタはご無沙汰だったが、今度はルーツであるジャックの実家ネタがてんこ盛り。
今まで語られなかった部分だったが、この1シーズンにすべて詰め込まれた。
まああれだけハードなライフを送るジャックのこと、親父も兄貴も曲者曲者。
まったく、いや少しも面影がないのには笑えたが、鬼に徹せられるとこは血筋か。

前回の衝撃のラストから数年を経て、CTUメンバーも例によって様変わり。
でもビルがいるし、クロエも頼もしくなってる。
それに今回の最も美人で賞受賞キャラの、ナディアちゃん。
ビルはあれ、カレンとともに今作の功労者賞を捧げたい。

ウェインの出世がトピックだが、相変わらず官邸もきな臭い。
小者感がとってもいい味出してたトムが最後まで効いてたな。
しかしいよいよ世界、巻き込んできたな。
中国、ロシア、中東。
とてつもない緊張状態が描かれてるけど、これってホント、今の世界もそうなんじゃないか、と思わせるリアリティーがあって、一寸先は闇なのかと思うと怖い。
この、対世界、という流れは突然本格化してきたが、対テロの姿勢としてもそうだし、世界の中のアメリカ、という観点でいろんなメッセージが込められてるように思う。

回を重ねるごとに、ジャック=キーファーの力が強くなってると聞く。
確かにジャックの苦悩っぷりはキーファーの苦悩っぷりに見えてくるし、描かれるジャック(特にここ2シーズンのエンディングとか)の悲壮感というか悲哀は、なんだか苦しそう。
次、どう出てくるかかなり楽しみ。

なんだかんだ言われてても、こんだけ、いや他にもあるし、印象深い。
今回も楽しませてもらった。
何を言われようと「24」は「24」。
1月からはアメリカで「Ⅶ」がスタート。
「Ⅵ」を見終わったばかりの自分としては、移住してでも見たい気分だぜ!
日本で見れるのはいつになるのかな……。
それまで「LOST」でも見るかな。

……と思ったら予告編見つけたー!!!!

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ヤバイ、超ヤバそう……。
トニー……。
by blue-red-cherry | 2007-12-22 20:09 | テレビ
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