横浜Fマリノス×FC東京 J1第4節

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本当に本当にいいことがなくって、東京の試合だけが救いだったんだけど、見事に打ちひしがれた三ツ沢でのマリノス戦
去年は横C相手に赤嶺が、マリノス相手にノリオが決めて、いいイメージで臨んだんだけど、夜桜の美しさが切なかったよ帰り道。

一喜一憂しないとは言ったが、憂うどころか、結構ショックだった。
今まで相手に恵まれていたということを気付かされただけかもしれないが、06年のドイツで、日本がブラジルにやられたのに近い感覚。
ああ、マリノスには勝てないんだ、今のチームは、って。

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マリノスは個々の能力が高い上に、戦い方がしっかりしている。
明暗くっきり分かれた10番はともかく、ガタイに似合わぬテクニックを持ったロペス、シュアなポストプレーが目立った大島、シンプルながら確実に効いてたボランチの松田、テンション高めの小宮山、最終ラインには中澤。
これだけの局面で機先を制されては、話にならない。
マッチアップで勝ててたのって、長友×田中隼磨のとこくらいかな。
ロペスんとこに梶山、今ちゃん、さらに羽生や森村が追いかけてってかわされては山瀬、ロニーなんかがフリーで受ける、なんて場面よく見られたけど、ロペスのパワフルでしなやかな動きには目を瞠った。
彼らは難しいことをしない(除:ロペスキープ、山瀬ルーレット)。
タメがあってフリーになる動きがあてそこにシンプルにボールが渡る。
個の力を適材適所に配してるんだから、シンプルにやったほうが活きる。

そういう意味では昨日の東京は対照的だった。
人もボールも見てる人の心も動かないサッカー。
10点満点で3がつきそうな梶山の乱れは深刻。
類稀なタメと展開力、意表をつくパスセンス、どれも周りと噛みあわずにミスになった。
しかもピッチの真ん中、致命傷を負いかねない位置で。
スペースで受ける動きもなく、急造2トップを助けることはできなかった。
常人のはるか斜め上をいくパスの選択肢とそれを叶える技術は非凡な才だが、この合わなさは深刻だ。
羽生も森村もどう動いていいか、特に森村だけど、戸惑ってるように見受けた。
羽生の運動量も梶山の才能も、どっちも死んでいる。
攻撃での噛み合わなさが徐々に梶山のリズムをさらに乱したようで、ポジショニングが攻守どっちつかず、後半はセカンドボールを拾われては山瀬やロペスにやられたい放題FC東京。
久々にボール奪取が鬼モードに入ってた今ちゃんの調子が良いときに限ってこれだ。
決して梶山ひとりの問題ではないんだよ。
こういう循環してないときこそ梶山にボールが集まってしまうのを見てても、いかに彼が頼られてるかがわかる。
話し合いなのか、反芻なのか、これが解消しないことには理想のサッカーも糞もないだろう。

平山もなあ。
何がしたいんだろうって思ってしまった。
カラダのキレはよさそうなんだけど、これもまた信頼関係というか、連携が皆無。
競り合ったあとには誰もいないし、一人でやろうとしては失敗する。
梶山といい、日替わりサバイバルの弊害が噴出したという見方もひとつ、間違いではないのかな。
そういえば審判は糞だったと思うけど。
テレビで見たらバッチリハンドでしたよ、とかそんなこと言われても、現場で見てる向きには積み重なって溜まってたものですんで。
扇谷って人はだいぶ相性悪い気がする。
まったくいい思い出がない。
つか審判って悪い印象こそ残れど、いい思い出が語られることがない、これはちょっとかわいそうだけど、何も言われない、空気になれるくらいが心地よいから仕方ない。

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閑話休題。
磐田戦の完封こそあったものの、ここ4試合中3試合で3失点というディフェンスラインも重症なのか。
大島のとこは確かに巧いんだけど、寄せが甘いよね、モニも佐原も。
佐原は無難な感じだった。
吉本よりは安定していたが、力強さは感じない。
それより怪我はあったが、モニだ。
モニってディレイか、流れたボールに体入れるか、ルーズを跳ね返すか、それくらいしかできないディフェンダーだったっけ。
カバーリングやラインの統率は大切な仕事なので、佐原が物足りなかったのかとも考えたが、1対1の場面では関係ないだろ。
センターラインを10メートルほど過ぎたあたりで対峙しながらズルズルと後退し、ペナ付近まで侵入させてしまう場面を見ているとなんだか、切なくなる。
攻撃面から手をつけているチームだ。
攻撃が立ち行かなくなったとき、守備からリズムを取り戻すってのはよくある話。
でも、今のままではそういった機能は期待できない。
モニ、吉本、佐原、ブルーノ……やっぱりフジか。

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カボレ、大竹が一生懸命動くも所在なげに孤立してしまうシーンは見ていて辛かった。
踏ん張りどころだ。
今こそ迷いがこのチームをダメにする。
臨機応変な戦い方は求められて当然だが、練習でやっていることこそ、試合で出せる自分たちの形なはず。
下を向きそうなときこそ、チャレンジ、チャレンジする気持ちを持ってほしい。
精神論は賢くないが、気持ちがないと始まらない。
塩田の斜めに飛ぶキックも、土肥ちゃんリスペクトじゃなくって、気持ちの乱れなんじゃないか。
上向こう、前向こう。

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厳しい現実を見せ付けられたが、いいとこばかりを見て浮かれてたのかもしれない。
ここまでの4戦で勝ち点5という成績が上出来なのか、足りなかったのか、それはシーズン終わるまで分からない。
次はまた「連敗しないチーム」という目標へのチャレンジ。
チャレンジは楽じゃない。
by blue-red-cherry | 2008-04-03 15:33 | FC東京
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