ヴェルディ川崎×FC東京 J1第6節

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2年半ぶりの東京ダービー
試合が進むにつれ、オレはこんなにもヴェルディが嫌いだったのか、と体を駆け巡る青赤い血が甦っていくのを感じた。
そして久々に立ち上がってみんなで歌ったG裏。
あの雰囲気に、正直酔った。
戦う気持ちを前面に出した選手たち。
あ あ た の し い。

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フッキとディエゴとレアンドロほか。
徹底してこの3人で攻めてきたヴェルディ。
開幕戦を見る限り、ここに飯尾や廣山、福西が絡んできてはじめて怖い攻撃を見せていたが、その両者に河野を欠き、井上ってだーれな選手がまったく怖くなかったお陰で、ブラジルトリオ×東京ディフェンス陣に。
前半は傘にかかって、しかも完全に吹っ切れてるヴェルディのオフェンスに押し込まれた。
たかが3人、されど3人で、フッキはJリーグのシュート数の何割かを担うんじゃないかと思うほど打ちまくるし、体の強さは異常で、ともすればファウルを繰り返さざるを得ない。
だが、フジテレビにも応援されているフジと佐原はクレバーだった。
適度に引っ張り、適度に押しつつ、奪うところでは数的優位を作り正当に奪う。
ストライカーでありつつキッカーに周るように、あまり得意ではなさそうな空中戦では佐原の圧勝だった。
いくつか破られた大ピンチには塩田が立ちはだかった。
誰よりもこのダービー、思い入れが強かったであろう男のプレーは冷静で、かつ力強かった。
また、サイドに流れることの多かったフッキに真っ向勝負、怯まずに臨んだ長友!
見た目のスペックは明らかに分が悪かった(強面はタメ線??)が、見えない体躯の強さと折れない心の強さがあるらしい。
守備面での負荷が高かったにもかかわらず、上がっては対面の選手を圧倒し、サイド攻撃を活性化した。
実に頼もしい選手が入ってくれたもんだ。

とにかく前半はよく耐えた。
カボレと赤嶺もフォローがあまり多くない中、また繋げる場面が少なく、彼らの負担に頼らざるを得ないロングボールが続いたが、腐ることなく体を張り続けてくれた。
この試合に限らずまだまだ模索は続く。
特にカボレが心配だが、腐らずに頑張ってくれていることを感謝しつつ、続けて欲しい。
中盤も件のブラジルトリオ封じを中心に、前目からのプレスをかけ続けた。
浅利がバランスを取りながら、今野、梶山が体をぶつけていくさまは、闘うチームを印象付けた。
しばしいなされる場面も目立ったが、着実に相手にダメージを与えていったと思う。

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そして勝負の後半。
思えば今季初のナイターになったわけだが、日が落ち、ライトに灯が点っていくさまは何だか、テンションを上げさせられた。
フッキのゴールこそあったものの、前半終了間際から徐々に繋げるようになってきた東京。
後半開始直後のヴェルディの最後の攻勢をしのぎ、大竹の投入が合図だったかな。
それまでもいくつかいい上がりを見せていた両SBがさらに高めの位置をとり、サイドはほぼ完全に制圧。
前に人数をかけることでマークも分散し(大竹が寄せていたのはある)、カボレや赤嶺がようやくフリーになってきたところで、カボレ、赤嶺のワンタッチから羽生のランニング隼ドライブシュートォ!
本人もサポーターも待ち望んでいた羽生さんの初ゴール、こんな劇的にやってくれるとは。
ここから先は、みんな気持ちで戦った。
今ちゃんも言ってたけど、確かに誰しも引き分けでいいなんてことは思ってなかったはず。
ヴェルディだけには、負けられないんじゃなくて勝たなきゃいけない。
平山も入って一層攻撃のギアを上げた東京に声援のボルテージも上がる一方で、自分の状態を冷静に判断し自ら交代を申し出た羽生、そして羽生に代わって入り、派手さはないが要所で的確なポジショニングで危機の芽を摘み取った浄、さらには最後の力を振り絞るブラジルトリオの急襲を神がかりのセーブで救った塩田。
熱く、かつ冷静に戦った結果のロスタイム。
こっちはもうとっくに冷静なんかじゃいられなかったけど、決壊した。
泣くっしょ、あの展開は。
あの瞬間、オレは完全にオウンだって分かってたんだけど、長友の正しすぎるパフォーマンスに持ってかれた。
そして確信した。
正義は勝つ。

ダービーは特別だ。
味スタはオレたちのものだ。
あんなヴェルディに、東京は絶対に名乗らせたくない。
リーグ戦もナビスコも関係ない。
今年は絶対4タコだ、4タコ。
土肥と福西に関しては何もいうまい。
緑のユニフォームに袖を通した瞬間、こうなる運命だったんだ。

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このお祭り感はリバウンドがありそうで怖いんだが、素直に最高だったと言いたい。
相手との力関係、自分たちの目指すサッカー、いろんな物差しがあるが、それらをひっくるめて今の東京が得る結果と内容として間違いなく、最高だった。
ムービングフットボールという言葉に縛られることなく、目標に向かいつつ、目の前で正しい選択をする。
監督と選手の信頼関係と強い意思が生み出した6戦3勝1敗2分という結果だろう。
新監督を迎え、主力が大きく入れ替わったチームとしては上出来すぎる。
これから心を折られそうなほどキツイ現実にも遭うかもしれない。
でも絶対に信じて応援する。
何があろうと、東京のプロサッカーチームはFC東京で、東京はもっと強くなる。
次は水曜日、味スタで。
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by blue-red-cherry | 2008-04-13 17:32 | FC東京
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