大宮アルディージャ×FC東京 J1第10節

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好調同士の対戦となった大宮戦
飛び石連休の弊害で、平日の疲れが出たかすっかりノンビリしちゃって着いたらアウェー側はすし詰め状態。
せっかくの新スタを楽しむには至らなかったが、心配された天気も吹き飛ばし、何より最高の試合展開のおかげで、またしても好きなスタジアムが増えた。

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好調佐原は温存か、デニス・マルケス、ペドロ・ジュニオールのブラジル2トップに対して今日の日替わりセンターバックはモニフジ。
これがバッチリ功を奏す。
持ちたがりで前向きたがり、裏への飛び出しも常に狙うといった感じで、シュートレンジの広さと数こそデニス・マルケスは目立ったが、似たタイプの2トップに対し、楔をフジが潰したりかっさらったり、裏へ走ればモニが的確にカバー。
出たり出なかったりの状況で自身の持ち味を見せつけ、役割を完全にこなしたフジはさすがの一言に尽きる。
こちらもやはり、スピードを生かしたカバーリングで能力を発揮したモニもいよいよ(つかようやく!)復調と見てよさそう。

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インターセプトが冴えまくるフジは、前向いて攻撃の起点になる回数も増えるんだが、そのフジのピンポイントフィードを梶山がループヘッダー!
パパは強いねえ。
今季ここまで2トップとの絡み、2トップが作ったスペースを使う中盤との連携が難しかった中、父親になった瞬間、怒涛にして的確な飛び出し。
対した大宮は評判どおりの好チーム。
にっくき緑出身のダブル小林を中心に徹底した中盤でのボール回しは非常にリズミカルで正確。
片方のサイドに寄せれば逆のスペースも使えるし、2トップとオフェンシブの中盤がボール回しの間に裏を狙う意志もある。
4バックと3ボランチで守備陣形の整った東京に対しても、回しながら中央をパス交換で崩そうとする徹底ぶり。
だがしかし、どちらかというと森田投入後のサイドからのクロス攻撃のほうが怖かった。
回してサイドチェンジか裏狙い、リズムが単調で、東京は落ち着いて対処していた。
東京に対する大宮も同様で、中盤と最終ライン、守備時はきっちり整えて守ってきた。
打開するための手段として、東京はパスで崩すだけではなく、縦への速さを武器にした。
2トップが好調だからこそ取られた手段であり、東京のパスサッカーを狙う相手ありきの臨機応変な対応。
カボレと赤嶺の強く、速く、粘り強い献身的な動きがあってこそのムービングフットボール。
または中盤のシュアな繋ぎがあってこその縦ポン一発が決まる。
2点目は象徴的だった。

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リードして迎えた後半の戦い方もよかった。
今のチームは耐えることに長けている。
これは自分たちの力を信じ、自分たちのチャンスが耐えたあとにやってくることを信じられているからだろう。
実際、この試合もかさにかかって攻め込んでくる大宮に対し、ラインを下げすぎずに対処し、徐々に広がった中盤からカボレ、長友が飛び出すカウンターが面白いように決まった。
また、JFKの采配も明確だ。

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この試合、しのぎを削り合う両中盤に対し、ポジショニングと運動量で攻守両面のフォローが効きまくっていた栗澤に代えて大竹。
運動量で期待する部分もあったが、彼の投入からは「トドメを刺せ」というメッセージが感じられた。
ここまで休みなく使っているカボレを下げて平山、前線で体を張り続けた赤嶺に下げて復帰のユースケ、連戦中だからこその交代策とも言えるが、攻めに重点を置く大宮に対し、フレッシュな代表クラスのフォワードが投入されたのはさぞかし嫌だっただろう。
そして攻めきった。
幾度となくチャンスを潰した平山に、スタンドからは罵声と諦めの声、それに若干の励ましが送られたが、ユースケにも長友にも大竹にも決定機が生まれた。
良い守備ができている守備陣の踏ん張りと、それに応えるべく攻め続ける前線、互いの信頼感あってこそ。

ユースケの充実振りを見る限り、しっかり直して調整してくる残りの怪我人の復帰も楽しみだ。
そして充実といえば長友!
あの時間帯にあの運動量。
さらにレアンドロに競り負けないフィジカル。
サイドバックになるために生まれてきたような選手。
もう誰にも止められない。

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えー、若干浮かれております。
何に浮かれてるって、チームが地に足つけて一歩一歩ステップアップしてることに浮かれてる。
5時間の暫定首位も、10節にして20を積み上げた勝ち点も、すべてがチームが強くなるための過程の中で生まれた産物だ。
繋ぐサッカー、人もボールも動くサッカー、すべては勝利のためであり、2トップを走らせて最短距離でゴールに迫るのも、勝利のための手段にほかならない。
小平での練習に裏づけされた選手起用、相手に合わせた戦い方。
勝つために戦ってるなあ。

ゴールデンウィークの連戦も残すは名古屋戦のみだが、そのあとまた中三日で柏戦。
その翌週のアウェー磐田戦を終えれば1ヶ月の中断か。
J1リーグ2008、春の王者になろうじゃないか。
マダマダ行くぞ。
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ハイライト

by blue-red-cherry | 2008-05-04 13:22 | FC東京
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