FC東京×名古屋グランパス J1第11節

c0025217_19435741.jpg

悔しいぃ。
大型連勝中で迎えたゴールデンウィーク連戦、最後の相手となったピクシー名古屋戦
なんかこう、3万超えたりした日に限って課題が噴出する試合内容だったりするよね、いつも。
名古屋の戦い方もシュアすぎて、エンターテインメントとしては面白みに欠けたかもしれない、昨日の試合は。

c0025217_1945845.jpg
c0025217_19451832.jpg
c0025217_19452778.jpg
c0025217_19453561.jpg
c0025217_19454633.jpg

正直、酒でも入れば「来年のACLは」とか言っちゃってました。
一喜一憂しないとかいいながら、例のマリノス戦といい、ガッツリ凹んじゃってるオレ、情けねえ。
そんなあまーい脳味噌にキツイ一発見舞われた。
個の力強さで圧倒された気がした三ツ沢でのアレとは違い、組織×組織の図式で負けた。
しっかり研究されて良さを完全に消されてたし、一方で向こうの戦い方はブレることなく徹底してて、敵ながら天晴れというべきか。

c0025217_19463452.jpg
c0025217_19464596.jpg
c0025217_19465637.jpg
c0025217_1947485.jpg
c0025217_19471566.jpg
c0025217_19472789.jpg
c0025217_194736100.jpg

長友に怪我させやがった杉本はその前後もちょろちょろとちょっかい出してきててムカついてたんだが、案の定やってくれたよ。
玉田の欠場をプラスに転換し、ヨンセン基点の1トップは東京のストロングポイント潰しにも最適だった。
生命線であるサイドでの主導権を握るための徹底した策は認めるが、杉本は遺恨だぞ、ゴルァ。
杉本もそうだが長友対策は徹底してて、フィジカルに長けるバヤリッツァを右サイドバックに置く気合の入れよう。
バヤリッツァ右は、増川・吉田の長身コンビでカボレ・赤嶺を封じる布陣の副産物とのことだが、長友封じの意味合いがあったのも瞭然だ。
カボレ、赤嶺、長友。
ここ数試合の好調東京の屋台骨、ちゃんと見てれば抑えてくるのは当然だ。
4枚のうち3枚の印象が強い一方で、名古屋の左SBの印象が薄い。
噂の小川佳純の印象すら霞み気味にしていた栗澤の動きが効いていて、右サイドは左を捨ててでも突くべきポイントだった。
まあいつにもましてボーンヘッダーっぷりを発揮してた徳永じゃ、それほどの効果は得られなかったかもしれんが。

そして中盤の争いだ。
どちらも「できれば繋いで崩したい」チームだけに、ここは自分たちのサッカーをするならば生命線。
梶山を欠いた東京にとって、今まで対戦したどの相手よりパワフルで、持続性があった名古屋の鬼プレスは荷が重かった。
猛然と迫り来る名古屋のプレスに対し、横パス、バックパスの連続。
パスでいなしたり、キープすることはおろか、ミスパスも連発した。
昔から東京はこの手のプレッシャーに弱い気がする。
繋ぐの諦めて蹴っちゃうこともしばしば。
浄もクリも今ちゃんだってちゃんと蹴れるんだから、もう少し落ち着くべきだよ。
さすがに梶山のような異次元のキープと、天賦のダイナミズムは得られないが、それならばそれなりの(パスの回数増やすとか、人の動きでギア変えるとか)対応をしないと。
梶山いないとプレッシャーに耐えられない、大きな展開できない、これ、昨日分かった今もっともどうにかすべき課題かもよ。

c0025217_1948338.jpg
c0025217_1948133.jpg
c0025217_19482366.jpg
c0025217_19483243.jpg

ヤラレた感は少ない。
失点も長友が負傷して外に出てた隙を突かれた一発だけ(JFKも言ってたがこれはこれで絶対に忘れちゃならん)。
ヨンセン対策はちょっくら力入りすぎな感も無きにしも非ずだったが、基点にすらさせないとまではいかずとも、決定的な仕事はさせてない。
むしろというかやっぱりというか、マギヌンは嫌な存在だった。
去年のクラシコ連敗もマギヌンの自在な動きに翻弄された思い出が強い。
単純に5人対4人で数の不足もあったが、マギヌンの動きが東京の中盤をかき乱していた気もするな。
ただし、何も出来なかったという思いもある。
前述した中盤のプレス合戦、2トップと長友封じ、手も足もでなかった。
後半、例によって盛り返して押し込んだが、基本名古屋の運動量が落ちることはなく、チャンスらしいチャンスは最後の押せ押せになるまで見られなかった。
2トップ、サイド、梶山の不在。
あらゆる要因が重なったが、だとしたらどうする、その引き出しの多さで対戦相手との折り合いをつけるのもひとつ。
もしくは目指すムービングフットボールの精度を高め続け、人とボールの動きでいくらでも対応できるだけのものにするのもひとつ。
羽生のスタメンは裏目に出たが、途中交代でフリーキック以外は元気に思えた石川含め、そろってきた駒のベストなチョイスをすることも大きな課題。

c0025217_19485480.jpg
c0025217_1949349.jpg
c0025217_19491263.jpg

ユースケのPK失敗は非常に大きな失敗だ。
あれで勝ち点1、落としたようなもんだからね。
ああいうのを決めてこそのフォワード、ああいうのを決めて勝ち点1を得てこその優勝を争うチームだと思う。
もう何を言っても戻ってこないし、大きな勝ち点1を失ったと思う。
でもあのPKだってユースケの機転きかしたセットプレーからだったし、押せ押せのムードを作ったのは間違いなくユースケの積極的なプレーに発する。
恵まれた体躯を活かしきれてなかったように思う、神戸修行以前に比べ、体を使ったプレーを中心にキレを感じる。
以前の緩慢な印象はまったくない。
アシストが増えたイメージだが、そのプレーはペナ外からのミドルに見られるよう、ゴールへ向かっている。
失ったものは少なくない。
だけど、これからの試合でいくらでも挽回できる。
疲れの見える赤嶺、カボレを見る限り、中断前の残り2試合、そして生き残りをかけたナビ予選、ユースケの存在が鍵を握りそうな気がする。
過保護じゃねえぞ、ユースケにはまだまだやってもらわにゃ困るんだよ。

c0025217_19493071.jpg

しかし名古屋は強かったね。
最後まで動ききってたし、そんなチームが東京をしっかり研究してきてたんだから厄介だ。
そう、春の首位戦線を地味~に盛り上げ中の東京だけど、これから先の相手はしっかり研究してきてると思ったほうがいい。
スイッチの切り札、大竹も徹底して潰された。
個々で、組織で、ここを乗り越えないと上位争いに加わる資格はない。

c0025217_19494274.jpg

嗚呼、また「絶対連敗しない」戦いだよ。
いつもそうだけど、ここも重要な試合になったなあ。
相手はここ数年、いいイメージのない柏か。
いや、相手は関係ない。
ここは勝たないと!
ホーム初黒星でもYoull' never walk alone。
あとひと踏ん張り、頑張ろうぜ、東京!
by blue-red-cherry | 2008-05-07 19:50 | FC東京
<< 喜楽 讃岐うどん大使 東京麺通団 >>