FUJIROCK FESTIVAL '08

c0025217_8275977.jpg
c0025217_8281322.jpg

♪はーるばるーきたぜー苗場~!
エミネムがヘッドライナーを務めた2001年以来、実に7年ぶりに「フジロック」に行ってきた。
ちょいとお仕事絡みだったりしたので、最終日のみの日帰り。
予習に防寒、雨対策とかいろいろしてったが、喜びも辛さも予想以上。
やっぱフジロック、パンチあるわ。

c0025217_831397.jpg
c0025217_8311364.jpg
c0025217_8312031.jpg
c0025217_8312826.jpg
c0025217_8313560.jpg
c0025217_8314341.jpg

新宿を夜半に出発した夜行バスが会場に着いたのは午前6時で開場は午前9時。
最終日ということもあって、前夜からオールで盛り上がった人もいれば、オレと同じく早く着きすぎて手持ち無沙汰な人もいる。
雄大な自然の中にそびえ立つ苗プリを見て、ああ、戻ってきたと感慨にふけた。
で、当然することないので朝っぱらからもちぶた丼とビールで乾杯。
徐々に集まってくる人は一様にフェスならではのオーラを放っていて、眺めているだけで自分もそんな気になってくる。

c0025217_8355299.jpg
c0025217_8355945.jpg
c0025217_836872.jpg
c0025217_8361595.jpg
c0025217_8362221.jpg

開場~ってことでリストバンドを着け、いざ会場へ。
午後の混雑を聞いていたので、まずはわき目も降らずにドラゴンドラ直行。
7年前はこれ、なかったからね。
仕事のため、という思いもありつつ、高所恐怖症のオレが頑張って乗りましたよ。
これ、最高の眺めを実現する高さはもちろんだけど、所々スピード出たりして結構スリリングよ。
オレは乗るタイミングが悪くて往路はしかも、後ろ向き…。
眼下に広がる緑、目の前の青空、圧倒的な自然に感動する一方で胃液が遡ってくるという複雑な状況を乗り越えて、終点の田代高原にたどり着いた。

c0025217_8395590.jpg
c0025217_84038.jpg
c0025217_8401127.jpg

DAY DREAMING AND SILENT BREEZEと名づけられた標高1346メートルの高原エリア。
澄んだ空気の美味しさはいわずもがな、景色も裾野とは違って見える。
RICHIE HAWTINがこの中で朝っぱらからズンズンとぶっといビートでループを奏で、それに眠らないパーティーピーポーが気持ちよく踊っている様は白昼夢ならぬ白朝夢。
しまいにゃ謎の着ぐるみ集団によるパフォーマンス。
100人強の観衆を集めて「ラジオ体操第一」、「だるまさんがころんだ」など、失われた夏の定番を再現している異様な光景。
ビールが進まないわけがない。
ほろ酔いと幸せな気持ちのおかげで、帰りのゴンドラは平気だったわ。

c0025217_8401971.jpg
c0025217_847584.jpg
c0025217_8471341.jpg

下山後はオアシスの名店、苗場食堂で早めの昼メシ。
とろろごはんとたけのこマヨネーズ、もちろんビール。
地産解消のこのお店、天然素材が美味い美味い。
新鮮そのもののたけのこをつまみに野外で飲むビール、最高。
ふっくらもちもち、ほのかにあまーいコシヒカリをとろろが包む、最高。

c0025217_8485589.jpg

グリーンステージをちら見しながら横断して、
c0025217_8492729.jpg
c0025217_8494164.jpg

オアシスよりオアシスなヒーリングスポット、ところ天国へ。
ところてんやら天国バーガー(15時くらいに行ったら売り切れ、悔しい!)で有名なメシ処でもあって大賑わい。
川のせせらぎを聞いて一瞬チルって、
c0025217_8511528.jpg
c0025217_8512441.jpg

ホワイトステージを横目にボードウォークでマイナスイオンを浴びまくりながら歩く。
ボードウォークの木に貼り付けてあった虫のオブジェ、蜂には「WU KILLA BEEZ」のタグが書かれてたりして、Bボーイ的に一瞬上がったりしながら、
c0025217_853131.jpg
c0025217_8532051.jpg
c0025217_8532785.jpg

ヘヴン到着。
ここでようやくライブをまともに見る。
DOUBLE FAMOUS!
もうフジは常連だね、この人たち。
ヘヴンにたどり着くなり鳴り響くラテンのビート!
なんだろう、あのリズム。
もう全員がこれ以上ないっつうくらいの笑顔で手を広げ、腰を振り、ステップを刻む。
もうね、幸せが渦巻いてるのよ。
ごちそうさまでした。

c0025217_8555271.jpg
c0025217_856167.jpg
c0025217_856102.jpg

最高に気持ちいいバイブスを全身で吸収して、オレンジコートへ。
ここも7年前にはなかったねえ。
その名のとおり、オレンジで彩られた空間は鮮やか。
ここではキセルのライブを眺めながら、ビッグママ名物のハラミ串(1000円)を頬張り、ビールでチル。
なんつうか温かい音色と優しい声が心地よかった。
ダイブ、モッシュだけがフェスじゃない。
それとハラミ、高いけど美味かったなあ。

c0025217_8585732.jpg
c0025217_859691.jpg
c0025217_8591393.jpg
c0025217_8592126.jpg
c0025217_8592842.jpg

ここで数少ない知ってて楽しみにしてたバンド、ベンフォールズをゆっくり見るためにグリーンステージへ戻った。
ここからオレのフジロック08は早くもエンディングに向かう。
ベンフォールズのサウンドチェックあたりから、豪雨+雷雨、キター!!!!
何回かここにも書いたけど、オレは大の、いや死ぬほど雷が嫌いなんです。
ナイロンのアウトドア用ジャケットを着て、さらにバックパックごとすっぽり被せるポンチョの2枚重ね、ほぼ完全武装でステージ後方にアウトドア用のイスで陣取り耐える。
絶える。
絶える。
もうビビりの極地だったけど、これ見ないわけにはいかなかったから。
待った甲斐あった。
フェス野郎どもは、こういう苛酷なシチュエーションでのライブを「聖戦」と呼ぶらしいんだけど、まさに神々しい感じ。
雨は横殴り、といっても右と左から同時に横殴られる感じ(わかんないでしょ?)で、時折雷光、雷鳴が空を切り開く。
そんな中でベンの叩きつけるピアノの乱れ打ちが舞う光景は神がかっていた。
この悪環境で凹むどころかテンション上げてるフジロッカーズにもヤラレた。
もう、楽しむしかない、その気持ちわかる。
促されて、あえてオアシスでタイラーメンとビールを買ってきて、ベンの後半戦を楽しんだ。
雨たっぷりのビールと、土砂交じりのタイラーメン、美味かった。
そしてベンフォールズ、カッコよかった。

c0025217_963310.jpg
c0025217_964011.jpg

とまあ、フェスの醍醐味っぽいことを感じて心は上がったんだが、体はついていかない。
武装したはずの体はビショビショ、鳴り止まない雷に(雨は気にならないんだけど)ついに心が折れる。
エルレガーデンをかろうじて遠めに眺めていたが、これ以上はいろいろと支障が出そうだったので、往復で予約した夜行バスの片道を捨て、新幹線で帰京することにした。
NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET!
LEE 'SCRATCH' PERRY!
PRIMAL SCREAM!
THE MUSIC!
ASIAN DUB FOUNDATION!
見たいと思っていたほとんどがこのあとだったのが悔やまれる。
越後湯沢行きのバスを待っていると空は戦場のような真っ赤な夕焼け。
雨はやむ気配がなく、うしろは夕焼け、前は荒天というカオスな状況だったが、そこには虹がかかっていた。
美しすぎる。
この環境のもと、全力で楽しむフェス野郎どもと、それに全力で応えるアーティストが祝福された、美しすぎる光景だった。

結論からいうと、オレはフェス向きじゃないね。
いやお祭り騒ぎは大好きだし、音楽大好き、酒大好き、美味いもん大好きでフジロックは最高に好き。
でも、あれだけ見たいアーティスト残しても帰ることを選択する大の雷嫌いっぷり!!
マジ、ドラゴンボールがあったら「雷嫌いを治してください」と頼みたい(今日現在)。

帰京したあとのレポを見ると、それはそれで楽しかったようで、後悔がないとは言えない。
一方でラインナップとかもろもろ、常連さんには文句も出てるみたい。
オレはオレのできる範囲で今回のフジロック、最高に楽しめたと思う。
いつか、絶対にリベンジしたい。
そのときは間違いなく苗プリ宿泊、すべて自分のタイミングで3日間をフルに楽しんでやろうと思う。
ありがとう、フジロック。
マタアウ日マデ。
by blue-red-cherry | 2008-07-29 09:18 | 音楽
<< ラーメンゼロ はなまるうどん >>