サンフレッチェ広島ユース×FC東京U-18 高円宮杯全日本ユース 予選リーグ

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三連休初日はユース@西が丘→トップ@飛田給、夢のはしごプラン。
東京好き冥利に尽きる。
まずはユース、高円宮杯予選リーグ、サンフレッチェ広島戦
最近涼しくなってきたと思ってたのに、給水タイムが必要な暑さは30度を超えていたようだ。
売店であったおっさんと「こっちも給水しないとね、ぐへへ」とビールを並んで買ったのを思い出す。

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評判どおり、高い技術で高いポゼッションを誇る東京。
引いてくる相手に対して焦って蹴りこむことなく最終ラインでボールを回し、突破力のあるサイドや、体を張れるセンターに基点を置きつつ、細かいパス交換で相手を崩す。
ボランチの三田、大貫が最終ラインに入って3バック気味になり両サイドを高くあげるビルドアップは、その形を基本に中盤や前線が激しく動いて穴を開ける、見ていて楽しい。
つか、三田、大貫のWボランチの落ち着きは高校生らしからぬ老成っぷり。
広島はある一定のラインに東京のボールがきたところから一気に噛み付いてくる守り方だったんだが、その噛み付きをワンタッチで削ぐ削ぐ。
正確なキックによるワイドな展開も魅力だが、バックパスも辞さない冷静なパスコース選びには高校生離れしたものを感じる。
ただしそんな2人のミスパスが失点に繋がっていたり、守れているときはそのポジショニングを武器にした守り方でいいんだが、当たるべきところで当たれないところだったりと、若さを感じるところもあった。
ポゼッションをもとに崩していく以上、バランスを守るも崩すもボランチの役割がかなり大きそうに映った。

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森山監督のキャラクターも強烈だが、センターバックの声が響き渡りまくってた広島は非常にメリハリのあるサッカー。
結果を出している今年の東京に対して、まずは守備。
上にも書いたがラインは低く、プレスのスタートも前線がセンターラインを割ってから、しかしそこからは前線中盤最終ラインが怒涛のチェイシングで密度の濃いプレスをかける。
個々の能力では東京に分があり、アタッカー陣は1人2人と交わせていたが、一度のそのプレスに受け身になってしまうと、守備まで受け身になってしまう。
広島はそのプレスでボールを奪うと勢いそのまま、低かったラインをかなぐり捨てて一気に人数欠けて攻めてくる。
前後半ともに失点したのはその時間帯。
素直に広島の攻勢は褒めるべきだが、東京としてはああいう押し込まれた時間こそ得意の足元の技術を駆使して流れをいなせるようになると隙がなくなると思う。

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ここからは個人で目立った選手について。

先制点の重松は、去年見てほれ込んだ米田(どこ行ったの?教えて)くんを思い出した。
ロングボールには確実に競るし、足元入っても奪われないずフォアチェックも惜しみない。
一方で2人をまとめて交わしたり、それこそ糸を引くような低い弾道でネットを揺らした先制点のように技術も高かったりする。
何度も最終ラインから「健太郎、サンキュー!」という声がかかっていたように、チームを助けるフォワードだ。
重松の相方、岩渕も好感がもてる。
重心を低く落としたドリブル、柔らかくも鋭角に切り返すボールタッチはジョルカエフを思い出す。
しかし彼もまた、「ブッチー、サンキュー!」と声がかかることが多かった。

崩しの先鋒を担った両サイド。
パブロこと山崎の右サイドの突破力は評判どおり。
2人程度の相手なら確実に仕掛ける姿勢は見ていて気持ちいい。
しかも抜くからね。
石川じゃないけど、切り替えして左という刀が身につけばさらに怖い存在になれそう。
パブロが押せ押せだった前半は抑え気味だったが、徐々に存在感を増してきた山浦。
岩渕の勝ち越しゴールを生んだ右足の精度は目を瞠る。
左の大竹、右の山浦、なんて夢想したくなるが、その真価はゲームを落ち着かせられるゲームメイクにありそうな気がする。
後半、両チーム疲れが見えてバランスが崩れだした中、中央にサイドに自在にポジションをとり、ゆっくりとボールをさばく姿はなかなか堂に入ってた。
その山浦に使われる形で「ガンガン」だったのが阿部巧。
彼もまた低く構えたボールタッチから、強力なターボエンジンに火をつける。
バランスが安定してるから意外とボディコンタクトにも強く、相手に一度体を当ててから前に出るドリブルは爽快そのもの。
守備意識も高く、あれだけ武器のはっきりしたサイドバックもそうそういない。
パブロが前でキレていたこともあり攻撃参加はあまり見られなかったが、右SBの廣木もその小柄な体に見合わず1対1は強い。
センターの畑尾と藤原の強さが目立つが、両SBの守備力も支えになっている。

畑尾の強さ、藤原のカバーリング、攻撃的な布陣をベースにしている東京を支えている。
ボランチの存在感は頭のほうに書いたとおり。
個性が強い選手が多い割りに、うまくまとまったチームだと思う。

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評判どおり良いチームだと思ったけど、勝ちきれなかったのも事実。
発展途上のチームだと思うから、こういう試合展開の反省も糧としてほしいね。
スタイルがあるチームは見ていて楽しくなる。
結果が求められる予選リーグ最終戦を経て、さらなる高みに臨んで欲しい。

トップへの昇格の基準ってかなり難しいと思う。
今の時点の実力と伸びしろ、どちらを見据えての判断をくだすのか。
いろいろ思いながら、西が丘をあとにした。
夜、トップでの大竹の活躍を目の当たりにし、またいろいろ思う。
いろいろ思いながら、明日も西が丘に行こうと思う。
by blue-red-cherry | 2008-09-14 13:46 | FC東京
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