大分トリニータ×FC東京 J1第29節

c0025217_15553292.jpg

残り6戦、優勝争いへのトーナメント初戦と位置づけて臨んだ大分戦
Ftnkでテレビ観戦した。
奇しくもカップ戦、本当のトーナメントで破れた相手に再び、敗戦を喫した。
だが終戦という感じはしない。
まだ城福東京船出のシーズンは終ってない。

大分はイヤなチームになった。
家長や高松を擁してはいるが決して豪華な選手層、という感じはしない(浦和とかに比べると)。
しかし、要所にイヤ~な選手がそろっている。
上本が出れなくてもハードに戦える小林がいたり、イマドキ3バックを実現する森重、深谷、彼らはワイドにハードに最終ラインの仕事をこなすイヤな選手。
前線のラインナップももっとイヤだ。
ウェズレイ、相方には森島康か、引っ込んでも高松か、タイプが違うところでは前俊がそろう。
どいつもこいつもボールが収まる。
背負っても引いてきても、それなりに収まる。
ブタモリシも高松も、それこそウェズレイも、モニと佐原はほぼほぼ抑えてた。
だけど基点にもなられてた。
失点に繋がった被ファウルを除いても、金崎や鈴木慎吾が動きやすそうにしてたのが印象的。
代表戦見てても、この日の東京見てても、最近よく思うんだけどフォワードの重要性。

3バック×3トップ気味の相性、なんて実況・解説が言ってたけど(エメのスピード感、にも違和感)、エメがもちろん前線に張ってるはずもなく、左肩上がりの2トップが正しい。
ただし右サイドはエメ用ってわけでもないが空け気味だったので、主戦場の左で深谷とやり合うカボレ、真ん中に構えて森重にしつこくつかれてた赤嶺、の図。
それぞれ奮闘してたと思うんだよな。
深谷がイヤらしく倒れるせいで焦らされただろうけど、キレずに何度も仕掛けて何度も脅かしたカボレ(赤嶺のクロスは決めて欲しかった)。
カードは余計(相手考えたら)、しかし代表に呼ばれて調子づいてるセンター背負って、ホント楔うまくなったと思うよ、今シーズンの赤嶺は。
もったいないのはどれも単騎、中盤との絡みが少ないこと。
エメからはパスが出るんだよ、楔にしてもスルーにしても。
それを落として梶山や今野がミドルを放つシーン、何回かあったけど、追い越しが極端に少ない。
フォワードに近い位置でプレーする選手が少ない。
例えばカボレが2人を引っ張って縦に行けたとき、真後ろで真横でもらえる選手がいればフリーでクロスを上げられるだろうし、フリーでシュートを打てるだろう。
赤嶺が潰されながら梶山やエメに落とすタイミングで赤嶺を追い越して前へ行く選手がいれば、3回あれば一度くらいは確度の高いシュートチャンスを得られるだろう。

c0025217_1556466.jpg

まあそれも含めて、個人的には城福さんの試合後コメント(@携帯オフィシャル)にあった「いろいろと思うことはありますが、さらに最後まで崩さないといけない、崩せと言っているのだなと思っています」、多聞に判定への嫌味や不満の要素を含んでいるが、これなんだと思う。
以前に比べれば信じられないほど繋げているし、ここ数シーズンは見られなかったダイレクトパスの好感による崩しも圧倒的に増えた。
プロの場でそう劇的に伸びることはないだろうが、それでも選手みんなに技術の向上が見られる。
掲げたサッカーの意図は浸透していると思う。
だが足りない。
全然足りてない。
今季一度目のクラシコで奪った今野のゴール。
あれがひとつの理想の形とされ、オレたちはあれを今年何度も見られるのかと胸をときめかせたwが、結局あれ以来、ムービングフットボールの理想形として流せるゴールは見られていない。
人数も技術もアイデアも足りない。
固められないメンバーだったり、リスクを抑えるのも仕方ないリーグ戦で置かれた立ち位置だったり、相手との力関係だったり、シーズンを戦いながら作り上げているもの、そう簡単には完成しない。
当たり前のことだけどまだまだ課程、それも駆け出しの段階にあるんだよ、城福東京は。
だからこそこの敗戦=終戦なんてことはまったくなくって。
優勝争いは目指してきたものだったし、得がたい経験をしているし、見ているこっちもワクワクさせてもらっている。
しかしその一方で見失いかけてるもの、優勝争いに挑むために目を瞑ってきたもの、あるんだと思う。

まとめる時期じゃないしまとめるつもりもないんだけど、つまりはそういうこと(ってどういうことか)なんで、あと5試合、やるべきことははっきりしてる。
数年来二桁順位に燻ってきたチームはそろそろ、順位ボーナスをもらわないと厳しいだろう。
7位入賞はマスト、じゃないだろうか。
ACL…優勝もなくはない…可能性がある限り目指すべき。
そしてこの一年の戦いを締めくくる、これも忘れないでほしい。
天皇杯で結実させてくれてもいいけど、今やってるサッカーは今年の戦いがベースになって来年のキャンプで昇華されて来季、更なるワクワクを生んでくれると信じてる。
だからこそ、今置かれた状況で、その決意を、このサッカーをやりきってく決意を見せてほしい。

思い出そう、連敗をしないチーム。
思い出そう、同じ相手に負けないチーム。
by blue-red-cherry | 2008-10-20 16:04 | FC東京
<< 中華蕎麦 とみ田(カップ麺) 凌駕 >>