Perfume First Tour 『GAME』

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サッカーを観戦する上で、スタジアムで観戦するのと生放送を電波を通じて見るのとの間ですら大きな隔たりがあるように、音楽もまた現場至上主義が当てはまる文化だ。
だから現場の感動を、情熱をパッケージしようとするライブDVDやライブCDの類はものすごく高いハードルに挑んだ作品だと言える。
しかしどの作品も、いかにクオリティが高かろうが、現場を越えることはできない。
ライブDVDはその場にいることができた幸運な人たちに贈られた大切なメモリーであり、その場にいることが出来なかった人の渇望を煽り、両者をさらに惹き付ける麻薬なのだ。
「Perfume First Tour 『GAME』」を見終えた。
ひとこと。

武道館、いきてえええええええええええええええええええええええ!

多作なヤスタカワークスを聞いても「カッコいい」、それ以外の感情は湧いてこなかった。
MEGはもちろん、あみーごをもってしてまでも。
かしゆか、のっち、あーちゃん、オレ。
やっぱりPerfumeが好き。

首が折れちまわないかとのっけから老婆心が働いた「GAME」での登場はあまりにもカッコよすぎる。
カッコよさが際立つアルバム「GAME」を引っさげてのツアーだけに、Perfumeにおけるアスリート的立ち位置が専売特許なのっちの圧倒的な「普通に可愛い」が炸裂しまくる。
ぶっちゃけ黒のエナメルホットパンツに網タイツ、この夏以降にしおかすみこを目にしないのはあまりにものっちが似合いすぎたからだと思う。
シャープに骨と筋肉がしなる確かなダンシングと、ハの字がデフォでアンニュイでセクシーな眉間、正直かしゆかーなオイラも目を奪われることしばしば。
続く「エレクトロ・ワールド」ものっち曲と呼んで差し支えない。
三者三様の拳で「あっあー、あああー」と振り上げるわけだが、のっちのパンチのキレのよさはダントツ。
ライブ映えする。
しかしこの後、「コンピューターシティ」「コンピュータードライビング」と甘さが徐々に増していき、「TSPS」!オレだけのかしゆかセンター、キタキタキタキタキター!
やっぱり「3人そろってPerfumeです!」だろ。

「Baby Cruising Love」「ファンデーション」と続くわけだが、アルバム「GAME」はやはり恐ろしい完成度を誇っていたと思う。
「エレクトロ・ワールド」や後に出てくる「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」、さらにはヤスタカ以前の楽曲。
どれも彼女たちの魅力を最大限に発揮し、このライブを大いに盛り上げているが、「Take me Take me」「シークレットシークレット」の流れは完璧すぐる。
アルバムを聞き込んでるがゆえの反応に間違いないが、「Take me~」の余韻を残してるからこそ、「シークレット~」のエコーから入るイレギュラーなイントロがハマるんだと思う。
おっと「Take me~」といえば椅子パフォーマンスだ。
ド頭、「GAME」のライトセーバーといい、このツアー参加者の方々がハイライトに挙げた演出は確かに垂涎のパフォーマンス。
シャロン・ストーンどころの騒ぎではない組み足チェンジ、指招き…昏倒する人が出なくてホントよかったと思う。

「マカロニ」は好きな楽曲だし、常に低音ボイスと太目の人差し指or拳を挙げつづけたメンズのことを考えるとこういうスローダウンな楽曲は重宝する。
だってMC挟んでその後はノンストップ、「ポリリズム」に始まり「チョコレイト・ディスコ」、「パーフェクト~」、「ジェニーはご機嫌ななめ」アンド「Perfume」
キラーチューンづくし。
つか、好きになればなるほど、足を運びたくなるライブだよね。
常連さんが幅効かすってのもわからないでもない。
合いの手入れるもよし、勝手にユニゾンするもよし、振り付け完コピするもよし。
終盤の「ジェニー~」、「Perfume」の2曲、往年のアイドルとアイドルファンを思わす壮絶な掛け合いは絶景かな。
メンバーが「Perfumeのライブを見にきたんじゃないよね!?ライブをしにきたんだよね!?」と煽ってくれてるように、一緒に参加する感じ。
「GAME」のツアー行けた人も「Love the World」以降のライブは絶対見たいはずだし。
ライブが最大の魅力、それは確かにパフォーマンスを見ての感想かもしれない。
だが、彼女たちが作る「一緒に楽しもうよ」空気に絆された参加者ののろけの伝播なのかもしれないな。

これほど一番前で見たい、最前列で見たい、と思ったライブはない。
すべての空気感や雰囲気はステージ上の一挙手一投足、一言一句から発せられており、どれも逃したくない。
だからこそ大きい箱よりも小さい箱のほうが楽しめるのでは(武道館いけない負け惜しみ)。

しかしこんなに見てる姿を見られたくないDVD鑑賞もないな。
序盤のギガントカッコヨスな展開から徐々にカワユスが溢れ出してくるラインでもう、完全にニヤッニヤ。
中盤辺りじゃ踊りにまで手が出る始末。
挙句アンコールでウルっときちゃってるんだから、ね。

かしゆかー(かしゆかer)としては、最後、アンコールの「wonder2」における彼女の振る舞いが悶絶必至だということを未見のかしゆかerに伝えておきたい。
100パー悶絶する。

このツアーに参加できなかった後悔は、この先への糧にしよう。
「Love the World」はまだまだどんぴしゃだったし、まもなくクル「Dream Fighter」も期待大。
次のアルバムのツアーはぜったいに行く。
できれば一番前に陣取ってやる。

そうだ、メンバーによるコメンタリーがあった!
頭っからもう一回見よーっと。
by blue-red-cherry | 2008-10-28 23:56 | 音楽
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