![]() ![]() ![]() ![]() 2009年、一発目のサッカー生観戦は西が丘にて全国高校サッカー選手権2回戦、國學院久我山×松山北。 現地で見かけた多くの青と赤の野郎どもと同じく、来季入団が決まっている久我山のエース・田邉草民の応援が目的。 冬晴れの西が丘は先日の全日本女子同様に清々しく、高校サッカー風物詩のブラスバンドの演奏や生徒さん方の声援が映えた。 でも…寒いよ、犬害。 1月は東京でもめちゃくちゃ寒いよ、犬害。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 田邉草民。 実に面白い。 誰っぽいかと問われれば…ジーノww いや、冗談じゃないんだけど、リアルな選手でと言うならば、ドラゴン久保竜彦だろうか。 最前線に絶対的なセンターフォワードがいない久我山は、チャントでも歌われていた通り、エースの草民が絡むと一気に事が運び出す。 左足のタッチは正確で、かなりの高さ・飛距離を経てきたロングボールも足元にピタリと収めるボールコントロールや、ワンステップで斜めにサイドを横断したフィードなどで幾度かスタンドを沸かせた。 長い手足を生かした懐の広さを感じさせるボールキープ、左足一本で独特の間を生むボールタッチ、この辺りがドラゴンっぽい気がする。 身体能力はもちろん比べようもないものだし、強いていえばの話だから細かいあれはご勘弁を。 さらに見てるととにかく仕掛けのマインドが強い。 前向きにボールを持ったらかなり高い確率でドリブルを選択し、仕掛ける。 特段スピードはなさそうだけど、慎重(175)の割にストライドが長いし、リズムが独特なので結構な割り合いでチャンスに結びついてたな。 例え引っかかっても意外と取られなかったりするのも面白い。 先制点の場面では中央、混戦の中でボールを持つとさらにそのまま中央を進んで壁パスを受けての冷静なゴール。 強引さと繊細さを兼ね備えたプレーだった。 しかし、最大の特徴は「消える」ことだ。 最近ではなかなかお目にかかれないレベルで、消える。 松山北がサイドを軸に速い攻撃を志向してたこともあるが、なにかとサイドでの攻防が目立った試合(特に松山北が元気だった前半)だったが、ハーフウェーラインから自陣辺りでのサイドの攻防が行われている最中、草民は大体逆サイドに大きくワイドに開いたまま、期をうかがっている。 ほとんど絞らない。 奪われてからの反応もさほど早くないし、チェイシングも多くないほかのプレーと並べてサボってるという印象を持つ人もいるかもしれないが(実際そうかもしれない)、動き出しの速さを見る限りそうとは思えない。 いまどき、しかも高校年代でサイドの混戦から抜け出して一発のカウンターが決まる、なんて場面がそうそう拝めるわけじゃないのに彼は虎視眈々と狙ってる。 でもってマイボールになったときの動き出し、動きの質が高い。 すべては味方の激しい守備、奪ってからの素早い判断あってのものだが、彼らもまた奪ったあとはまずは草民の動きをチェックしているように見えた。 でもってボールが出れば上に書いた通りの高い技術とセンスを発揮しちゃうわけだ。 2点目はチーム全体が押し上げた中でのシュートチャンスでしっかり放ち、こぼれ球がゴールに繋がった。 3点目は完全に消えた状態から速攻の機会にスルスルっとエリア前に顔を出し、難なくアシスト。 神出鬼没。 怪我明けということを差し引いても、ハードワーキンが当たり前の現代サッカーでは稀有なスタイルの持ち主かもしれない。 10番つけて一応中盤にポジショニングしてるけど、彼の頭ん中は恐らく、フィニッシュのことしか考えてないはず。 先日どっかでやられた黄色いユニフォームの10番と、やってることは近かったかもしれない。 実に面白い。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 草民が退いて改めて全体を見たってのもあるが、むしろ草民がひとり消えていた時間でもハードワークが目立った久我山の中盤。 特に7番松田、8番森藤は中盤の低めの位置から縦横無尽、両サイドにも顔を出し、森藤はゴールも決めている。 あわやハットトリックという勢いだった11番の川久保、冷静に流し込んだ9番の石尾も高い技術と運動量を兼ね備えている印象。 草民のリズムや才能は異質でいろんな意味で抜け出た存在だと思うが、ほかの選手のレベルも総じて高く映った。 下馬評は高くないみたいだけど、明日も駒沢、ホーム同然でやれるわけだし、この勢いで東京代表としていけるところまでいってほしいね。 それでも例えばFC東京U-18と比べてみてどうか、とかは思うよね。 まずは戦う土俵のレベルで違っちゃったりするわけで。 そんな中で、その年代である程度立派な成績を残した今年のU-18から昇格がないという事実、それでいて高卒新人として契約が内定してる草民と米本にはどうしても期待しちゃう。 単純に求められるサッカーにフィットさせるだけだったら、高いレベルで走れるサッカーをやってきてるし普段から練習試合に参加したりしてるU-18の選手を馴染ませるほうが簡単(実際そんな簡単じゃないとは思うけど)でしょ。 こんな言い方をするのはフェアじゃないかもしれないけど、ブッチじゃなくてタマでもなくてパブロでもなくて、草民だった。 ![]() 今日1回見ただけで何が分かる、って話だけど、なんとなくちょっとワクワクする感じはある。 草民は何か持ってるかもしれない。 今の草民は間違いなくキング・オブ・久我山で、あのプレースタイルがトップで通用するかっつうと、そもそも高卒新人がそのままのプレースタイルでトップでやれるやつなんていないと思うけど、それにしても異質なスタイルの持ち主である草民が城福さんのハードワークが求められるサッカーの中でどう成長し、どう変わっていくのか、あるいは変わらないのか。 今日初めて彼のプレーを見たけど、見る前よりはるかに楽しみになったね。 ステージが上がってもこのスタイルなのか、非常に気になる…。 行こうかな、駒沢…。 でも今朝から風邪っぽくて、西が丘で若干進行した感があるんだよな…(おかげで2試合目はパスしたし)。 でも気になってる人は、時間があるなら見ておいて損はないと思う。 ウエルカム、キング・オブ・久我山!
by blue-red-cherry
| 2009-01-02 19:06
| サッカー(FC東京以外)
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