![]() 仮想オーストラリアというよりは、仮装オーストラリアって感じだったな。 最終ライン4枚がベスト、中盤も遠藤が復帰し、だいぶ整った陣容で臨んだフィンランド戦、仕事を中断してテレビ視聴。 フィンランドにリトマネンのときたま見せるシュアなボールタッチ、わかってらっしゃるサッカーセンスくらいしか見るべきところがなかったことを考えると、調整マッチ以上の価値は見出せなかった。 どっかのグラウンドで大学生、もしくはキャンプ中のJチームと、ファンやピム氏に見せずにやっても得られるものはそうそう変わらなかったはず。 思ったより入ってたみたいだし、その分の収入はあっただろうけど。 怪我明けの遠藤と闘莉王が、確かに激しいプレッシャーも受けず、強烈なコンタクトもなかったとはいえ、試運転できたのはポジティブ要因。 一回ペナであっさりぶっちぎられた闘莉王には心もとなさを覚えたが、遠藤と中澤の意識の高さはテレビの前でもヒシヒシと伝わってきた。 どちらもほかの選手にはない落ち着いたオーラを発しながら、自らも積極的に局面に顔を出し、遠藤ならばボールを散らしてパスワークの起点に、中澤ならば無敵の跳ね返しに加えて追うところはきっちり中盤まで追い込む気合いを示した。 ナンバー誌ほかで岡田監督が語ったところの「本気で世界を驚かそうという意識を持ってくれた」何人かの選手の筆頭だ。 とにかく試合中、味方への要求、それがひとつ上のレベルを要求しつづけているように見えた。 特に遠藤に顕著だったが、ボールを呼び込む際はワンテンポ早く、パススピードを早く、パスを出す場合でも追い越しに顔出し、求めるレベルは常にほかの選手たちの斜め上で、プレーのあとは必ず何かコミュニケーションを取っていた。 たぶんここから先、メンバーが大きく変わることはないだろうし、ここの部分、どれだけ意識の高い選手がそろってくるかっていうのが鍵になるんだと思う。 2得点の岡崎は前半に関しては8.0の出来。 体を張れるし点で合わせるイメージの強い、カシラギタイプのストライカーだと思ってたけど、動き出しの質も高い。 きっちり枠に飛ばせるシュート、ゴールの枠を感覚的に捉えられている証拠。 なんか見るたびによくなってる気がする。 テセ似な顔の系統が良かったのか、憲剛との相性バッチリなのはウケた。 その憲剛は橋本がガッツリ守備、遠藤が落ち着きどころ+散らしという役割を担ってくれたので、フリーで前向いてプレーできる機会が多かった。 今のメンバー(海外組や怪我人戻ってきても)だと誰がトップに入ってもドーンと構えるタイプではないし、左右中盤まで顔を出してくれる受け手タイプぞろい。 さらに両サイドバックもガンガンってなってくると、中盤で受けてタイプは香川の一枚で正解なのかもしれない。 橋本はともかく、センターに3枚どっしり置けるのは守備面でも攻撃面でも安定感が出る。 このバランスを考えると、無理に海外組全員起用する必要はないと思うけどな。 それくらい橋本の的確なポジショニング、落ち着いた守備が好感度高かった。 浅利かっつうくらい、頼もしかった。 それだけに、またしてもフリーのミドルが枠に飛ばず、サイドチェンジでラインを割ってた憲剛にはちょっと残念な気持ち。 ついでに中盤いっとくと、香川はゴールこそ決めたし今回の構成では貴重なドリブラーだったけど、やっぱりところどころボーンヘッドが多いし、これは武藤さんが指摘してた通り。 オーストラリア戦で大活躍してオレ涙目とか、全然受け入れますが、今のところ代表としてどうなのという思いは拭えない。 物足りなさついでで、チャンスメイクの数は多くて貢献度は低くないんだけど、もうちょっとフィニッシュに絡まないとな、玉田は。 相手が相手だっただけに、仮想オーストラリアとかじゃなくってもっとチャレンジしてみればよかったのに。 城福さんじゃないけど、両のSB上げちゃうとか。 そこそこのサイドチェンジはできてるんだけど、そのあとの崩しの工夫、中への入り方の工夫がないからクロスが逆サイドまで流れちゃうため息シーンが多く見られた。 それを見越して逆サイのSBも上がっちゃうみたいな厚みのある攻撃。 その意味だと、異常に元気だった長友のアグレッシブなチャレンジは目立ったし、気持ちよかった。 ちょww、自重wwってなるくらい上がってた。 それも試合終了が近づくにつれてヒドくなるっていうww マイボールになったら十中八九、相手陣内、それもペナ付近まで上がってたからね。 前が香川じゃなくて安田になってからのやりたい放題っぷりったらなかった。 安田はSBもできちゃうから、たぶん長友的に「オレが追い越しちゃったら、みっちーカバーせざるを得ないっしょ」的な確信犯の香りがした。 それでもそんな2人がポジションチェンジを繰り返し、同じポジションゆえの疎通があったコンビネーションで崩す場面には可能性を感じた。 ちょうど北京五輪のとき、なでしこで安藤と近賀が右サイドでサイドハーフとサイドバックの関係をうまく相互で使ってたのが面白くて、男子も当時キレてた内田と長友でやればいいのにって思ってたんだ。 ホント年を重ねるごとに重要度が増していくサイドバックの存在感を考えると、SB×SBの縦の関係っていうのも本格的にオプションになるのかもね。 はっきりいってオーストラリア戦へ向けて、みたいな感想は一切ないなww きっと日本代表自体別物で臨むことになるわけだし。 いくつかのよかった点をそのままに、うまく海外組が合流できるといいけどね。 それにしてもキーパーは不安だなあ。 この横一線感、塩田にも本気で狙ってほしいな。 そんな感じ。
by blue-red-cherry
| 2009-02-05 12:06
| サッカー(FC東京以外)
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