バレンタインデー、だが、汚しっぱなしの元の家を掃除に一旦世田谷に戻る。
春一番が吹き、春の陽気に人々が心躍らせる街を尻目にカビキラーにまみれる、そんな土曜の午後。 しかもいい年こいて暇してるという両親に手伝ってもらい、さらにはそこから新居まで送ってもらって、挙句ご馳走になった「木曽路」。 ありがとうございます。 街道沿いなんかで見かけることはあったが、訪れるのは初めて。 しゃぶしゃぶの店、という認識しかなく、同じく街道沿いを主戦場とするファミレスや回転寿司の類をイメージしていたが、メニューは肉のクラスによる違いのしゃぶしゃぶ、すきやきを中心としたコースがメイン。 今の時期だとふぐがつくコースをやってたり、馬刺しに握り、一品ものにも自信ありってな感じだった。 上ロースのコースをいただく。 サービスもかなり行き届いていて、先付けやたれ、薬味に始まり各種メニューも細かく説明してくれて、一枚目の肉は実演してくれる。 その後は野菜をどっさりと。 これがかなりの量あって、普段足らない分食べれたっつうくらい。 とろける春雨、シャキシャキの白菜やねぎ、きのこ類、どれもごまだれで食べてもポン酢で食べても美味しいっス。 だがなんといっても肉、肉ですよ。 さすがに国産上ロース、さしの入り具合も赤身の鮮やかさも素晴らしい。 店員さんよろしく、身がピンクの部分を残したしゃぶしゃぶ加減でいただく。 とろける柔らかさ、溢れる肉の旨味。 絶品。 だいたいこういうときじゃないと、こんな大きい切り身のままなんて食べませんよ、庶民は。 大きな肉の切り身を折り重ねてごまだれやポン酢の香りと肉の旨味を口の中でミックスする。 うめえー。 至福のときはあっという間に終了。 これ、野菜いらないから肉だけもっと食べれるコースとかにしてくんないかな。 ご飯はお代わり自由。 漬物もなかなかの美味しさ。 締めは中華麺かきしめん。 今回は中華麺だったけど、残った鍋の具を一掃して作り直すおだしは肉のエキスを残しつつ、中華麺仕様になっていてこれもまた美味。 最後にデザートまでついて言うことなしのコースなり。 ごちそうさまでした。
by blue-red-cherry
| 2009-02-15 15:34
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