BRUTUS

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「BRUTUS」最新号はラジオ特集。
テレビもネットも最新でも絶対でもない今、ラジオも同じ目線で語られて然るべき嗜好のひとつであることを改めて思い知る。

個人的にラジオとの付き合いは薄く、というのも割りと最近まで実家暮らしが続いており、あまり広めの家ではなかったゆえに夜中にこそこそというのもままならず、深夜ラジオで青春過ごす、みたいな行為と縁遠かったってのはあるかもしれない。
それでもいくつかは思い出があって、ラジオらしさといえばなAMでいくと内田有紀の「夜空にYOU KISS」ね。
そもそもアイドル原体験というか、多聞におニャン子で福永ー(フクナガー)だったことも影響していると思うが、ヤンジャンのグラビアクリッピングしたりとかガーナの交通広告ゲトってきたりとかオリジナル花男の舞台挨拶行ったりとかってそんな話はどうでもいい。
ってwiki見たら、前後の番組の森高の番組も思い出した。
古田新太と犬山犬子のコンビも思い出した。
懐かしい!
ミニラジオドラマとかもやってて、萌え燃えてたわ。
でもそれ以外は所謂ラジオらしいラジオ、というかAMはほとんど触れてない。
大体中学の終わり頃には自分の足でレコ屋に通うようになったし、日本じゃヒップホップ聴けるラジオなんてほとんどなかったから、申し訳程度にかかるFMに流れてった。
FMでは前にも書いたユウザロックの「ヒップホップナイトフライト」がスペシャルな金字塔で、その後の00年代に向かうムーブメントと同調して聴きやすくなったTFMの「ソウルトレイン」、J-WAVEの「HIPHOP JOURNEY DA CYPHER」、おっとNACK5の「ストリートフレイヴァ」も忘れちゃいけない。
そんなこんなであんまり縁のないラジオだったが、最近はBボーイ的にもラジオ好き的にも支持が厚い、「ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル」を毎週欠かさず聞いているという次第。
なんだかんだでラジオは面白いなあと思ってる矢先のラジオ特集はバッチリだったわけだ。

だーいぶ脱線したが、今回のラジオ特集、例によって興味深い仕上がりだった。
福山雅治に爆笑問題、伊集院光などの大御所パーソナリティの生の声、ラジオに対する思い入れは、逆風の中にあると思われたこのメディアにまだまだ可能性を感じてしまう説得力がある。
「ゆうゆうワイド」で知られるAMの昼の顔、大沢悠里と、FMの朝の顔、ジョン・カビラの対談にも、ラジオ人の含蓄が滲み出る。
歴史あるメディアだからこそのトリビアも面白い。
中でもラジオオンエアのために本気のリエディットをしてしまうという山下達郎のエピソードには驚かされ、その情熱が注がれたオールディーズのナンバーワンプログラム「サンデー・ソングブック」はぜひ一度聴いてみたい。
最近何かと目にする町山智浩氏が寄稿したFM大国アメリカの、例によって嘆かわしくも未来への希望を含ませた記事にも考えさせられた。
とにもかくにも、日々語られるテレビ業界の危機やネットメディアの進化などの議論に比べると圧倒的に情報量が少ないラジオのお話。
強弱はあるが、どれも楽しく読ませてもらった。
カタログ化されてる番組は聴きたいものが多いし、影響されやすい体質なので何かしら、アクションは起こすだろうな。

とりいそぎ、寺山修司のラジオドラマ、映画「バニシング・ポイント」を抑えつつ、「タマフル」は引き続き楽しんで、昼の会社ライフにラジオを乗っけてみようかと思っている。
by blue-red-cherry | 2009-02-21 00:15 |
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