![]() 「Number」、最新号はW杯最終予選直前特集。 本当に直前も直前、ウズベキスタン戦の2日前の発売ってのがまず、いただけなかった。 「Number」の特集記事は、インタビューにしろ分析記事にしろ、最低見開きびっしりくらいの文字数があり、章立てすると3章6編くらいがデフォルト。 となると、普通に生活しながらだと2日で読みきることはまずないからね。 ウズベキスタン戦前に読み終えられなかったのがケチのつけはじめ。 最近は「Number」のサッカー特集を手なりで買ってしまっている感があるが、久々にいまいちな内容。 俊輔のロングインタビューは超ロング、日本復帰へ向けて総括的なコラムもあり、まずまず。 続く長谷部のインタビューも充実のシーズンでつけた自信の裏付けとなる、ドイツで得たものを引き出せている。 なかなか拾えていない現地、オランダでの声を添えた本田圭佑の記事も面白い。 連載インタビューの中澤も、代表引退決意からの気持ちを踏まえた濃密な内容で、ここまでは総じて信頼の「Number」クオリティ。 それが中盤、まずはイタリア人記者とスペイン人記者による、岡田ジャパンの戦術的分析がぶち壊す。 海外の人にどう見られてるか気になる、という島国根性はオレも備えているので意図は納得。 実際、同じイタリア人記者がJリーグを転々とした前回のレポートはなかなか面白かった。 確かに一こま一こま、「前線からの激しいプレス」や「人もボールも動くサッカー」の粗を描き出すくだりはうなずけるところもあるけれど、所詮一面しか見られない。 しかもそれが誰も指摘していない、その人ならではのオリジナルな視点ならば2ページも3ページも割く必要があるかもしれないが、どうもそんな価値があると思えない。 スペイン人記者のほうはもっともっと感覚的で、「日本人だろ、知ってるよ。ナカタにナカムーラ…」なんていうステレオタイプのコメントが似合うレベルのやりとり。 ここ、つまんなかったなあ。 よっぽど西部さんにがっつり6ページくらいあげて、「アジア用と世界用の戦い方」みたいな戦術論でもしてもらったほうが面白いと思う。 後半の山田直輝、岡崎慎司、赤丸急上昇の2人のインタビューももう一声、欲しいところ。 出自なのかキャラクターなのかプレースタイルなのか、聞きたいポイントが満遍なすぎて散漫というか平坦。 吉崎エイジーニョが岡崎をインタビューするという、直感的な組み合わせは悪くないけど、もっと突っ込んでほしかった。 ただ、そのインタビュー中にあった岡崎のガキの頃からの座右の銘、「一生ダイビングヘッド」の一言が、先のウズベキスタン戦の決勝ゴールに繋がっていると思うと感慨深い。 オシムのCL評も思ったより凡庸。 次回のサッカー特集はヨーロッパもオフだし、代表も一段落だし、どう出てくるか。 こんなときこそ取材力全開で、どこにも出ないような深い記事を期待しております。
by blue-red-cherry
| 2009-06-09 00:10
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