マンチェスター・シティ×アーセナル イングランドプレミアリーグ09-10 第5節

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イングランドプレミアリーグ第5節より、マンチェスター・シティ×アーセナル
アデバヨール、コロ・トゥーレの古巣対決で盛り上がるこの試合、かなりのサイズがあるシティのホームスタジアム、シティ・オブ・マンチェスターは超満員。
最高の雰囲気の中で行われたゲームは、ありがちな展開から、予想外の結果にたどり着いた。

攻めるアーセナル、守るシティの構図は前半、割りと早い時間から固定された。
アーセナルが攻めてはシティが跳ね返す流れが続き、数字上の保持率はそれほど大差ないかもしれないが、意思レベルの攻守の関係では断然アーセナルの攻めの意識が上回った。
序盤こそ蹴り合うものの、徐々にお得意のショートパスを繋ぎながら、両サイドを高く保ったガナーズが押し込む。
それに対しシティは、トゥーレとレスコットの移籍組がセンター、右にリチャーズ、左にブリッジの最終ラインと、その前ではバリーとアイルランド、デヨングが中央を塞ぐ、7枚の守備網を敷く。
ポジションを変えながらボールサイドに顔を出すセスクのタッチで、アタッキングサードまではよく回るガナーズのボールだが、中央厚く、必然的にサイドに逃げる形が増える。
サイドではディアビ×リチャーズ、ベントナー+サニャ×ブリッジのマッチアップがよく見られたが、ときにライトフィフリップスやベラミーまでが下がってきて守備に加わったシティの粘りの前に崩すには至らない。
そんな中、ありがちな話だが、カウンターでファウルを受けたシティ、バリーのフリーキックにリチャーズが難しいヘッダーを決めてシティが先制。
主体的に攻めるガナーズが攻めあぐねる中で、耐えに耐え、一発にかけるシティが見事にそのチャンスをものにする。
まったくもってよくある話だ。

その後も構図は変わらない。
全体的に高い位置取りのガナーズが、基本に忠実なインサイド、イングランド印の力強いグラウンダーのパスでピッチを広く使いながらじわりじわりと攻め込むのに対し、強烈な個が徹底してブロックを作り、自身のブロックでは自身の責任のもとに強い個の力で1対1を制す。
破綻なきシティの守備は、一見よく組織されたようにも見えるが、どちらかというと守備面でも個の力に頼っているように思う。
レスコットとトゥーレの強さ、守備範囲の広さは大いにチームを助けているし、ブリッジは経験、リチャーズは圧倒的な身体能力が発揮されている。
デヨングはともかく、バリーとアイルランドは意識の部分でだいぶ守備を重視しているようで、まず持ち場を空けることはない。
その一方で、攻撃はマダマダ。
アデバヨールがここ数年来で比べてもだいぶコンディションが良さそうで、収めればフィニッシュに至る怖さはある。
しかしいかんせん、サポートがない。
これはライトフィリップスやベラミーにも言えることで、彼らが右に左に、縦への突破を仕掛けたとしても中はアデバヨール一枚、もしくは逆サイドから詰めていれば、といった感じ。
これではなかなか得点の香りはしない。
相手の枚数が3枚くらいで、同数でカウンターを仕掛けたとき、それかセットプレー、この辺りでしか迫力を見せられていない。
当然、リトリートされてしまえばそれを破る手立てはまだ見つかっていない。
ここまで無失点を続け、勝ち点を重ねてきたことを思えばまずは守備、というやり方は正しい。
だが、このメンバーで連携に優れた攻撃を構築するのは、相当時間がかかるだろう。

その意味で時間をかけて構築してきたガナーズのアタックは、やはり見ていて面白い。
攻めあぐね、焦れる展開は53分、ロシツキーの投入で霧が晴れる。
長期離脱を経て、久々のプレミアのピッチに立ったロシツキーだが、ブランクを感じさせない豊富な運動量で中盤のボール回しを活性化。
中央で長短のパスを捌いたりダイレクトプレーでアクセントを生んだりと奔走した。
ロシツキーの的確かつダイナミックな動きで、セスクもポジションを一段上げ、さらにベントナーやディアビの攻撃力も甦る。
ロシツキーの加入で一段上がったガナーズの攻撃ラインを前に、シティの最終ラインはどんどん押し下げられ、気付けばエリアに片足突っ込んでる状態まで。
アタッカーが次々にエリアに侵入し、エリア外からはミドルが飛び交う様相を評してクラッキーいわく「ガードの上からボディを連打している状態」。
それでもなかなかこじ開けられない状況を解説の永井洋一氏は「ハードパンチャーじゃないんですよね」ww
だが、さすがに攻めは迫力あったし、シティも下がりすぎだったし、引いて守る限界値はもう間もなくかと思ってたら、62分、ロシツキーの楔のボール、レスコットを背負っていたファン・ペルシーはゴールに背を向けたままレスコットのタックルをトゥでかわし、すぐさまボールを巻き込みながら反転、逆足の右で対角線にグラウンダーのシュートを突き刺した。
ここまで連携した動きでシティを圧倒してきたガナーズだったが、ここはペルシーの個がレスコットはじめシティ守備陣を切り裂いた。
正義のゴールww

その後もテンポよくボールを回すガナーズの時間が続いたが、これまたカウンターから74分、ガナーズ陣内深い位置で粘ったリチャーズがソングを振り切ってグラウンダーを折り返し、中央のベラミーが力強く蹴りこんで勝ち越し。
軽くかわされてしまったソング、直前のイエローが響いたか。
見事なゴールだったが、特段優れたカウンターだったわけでもない。
またクラッキーの言葉を借りれば「シティのゴールはいつも予感なくやってきますね」。
反攻したいガナーズは、ソングをエドゥアルド、サニャをエブエに代え、攻撃の枚数を増やして勝負に出る。
が、これが裏目。
人数のバランス崩さないでもパスワークと連携で上回ってたんだから、フィニッシュの手前まではいけてたし、カウンターの恐怖もなかった。
しかしバランス崩したことでシティのカウンター時、シティのカウンターの強度が増したのではなく、単純に数のバランスが攻守同数に近い形が増え、そうなると個のタレントに優れるシティのカウンターが効いてくるという循環。
それまで手を腰に当てる場面もあって、もうダメかと思われたアデバヨールも、75分過ぎ、突如左サイドを4、5人抜いて突破したりと、それまで一方的に攻めるガナーズ、守るシティだったのに、撃ち合いの様相を呈しだす。
すると80分、シティはライトフィリップスが粘ってクリシーとの1対1を制し、フリーで上げたピンポイントクロスをアデバヨールがヘッドで叩き込む。
ゴールを決めたアデバヨールは、既に世間で話題になっているとおり、猛然と反対側のゴールへダッシュ。
こんな力残ってたんだってくらいのスピードでダッシュし、そしてガナーズサポーターの前にスライディングしてアピール。
いやあ、最悪ww
でも気持ちはわからないでもない。
相当溜まってたんだろうなー。
鬼の猛ダッシュだったもんww
まあでも、イエロー貰ったし、マナー的には最悪だよな。
これで一生、ガナーズファンからは叩かれるね。
エミレーツでの試合は、ひょっとしたらヒューズ、使わないんじゃないかなww
でもこのパフォーマンスなかったら、ガナーズの選手の心折れてたんじゃない?
これ見てかなりテンション上がったでしょ、実際。
直後のキックオフからセットプレーが続き、ディアビの際どいボレーはライン上でアデバヨールがクリア、続いたコーナーキックでは混戦から押し込み、バリーが明らかなハンドをおかすも、審判は見逃してしまう。
下を向かずに攻めつづけるガナーズだったが、3点目と同じ形、中盤でクリシーが今度はベラミーに競り負け、3対3の形からベラミーがライトフィリップスに絶妙のお膳立て、あとは流し込むだけのシュートが決まって4-1。
ロシツキーがセスクとの美しいワンツー、ガナーズらしさが出たという点とロシツキーの復活弾としては価値のあるゴールが決まったが、試合は動かず4-2でホームのシティの勝利に終わった。

点差は両者の正当な実力差ではない。
ガナーズは相変わらず人数かけて分厚い攻めを見せられていたし、ロシツキーが戻ってきたことは好材料。
彼が入ってきてからのように、もう少しボールを大きく動かしたり、長い距離を動く選手が出てこないと厳しい。
しっかり網を張ってる相手に対し、ベントナーやデニウソンは、片や特攻、片やすくんでしまってと、交代も止む無しの出来だった。
アルシャビンを欠いたのも響いたが、しかしファン・ペルシーは代えがきかない。
彼が離脱したときがガナーズ最大の危機だろう。
微調整を施し、前向いて進んでほしい。
シティはアデバヨールの件もあって、いい感じにヒールってきたww
もちろん今季のチームの立ち上がり自体、嫌われ者の要件そろってるし、どんどん突き進んでくれたまえ。
まあやり方としては、崩しのバリエーションや連携を増やしていくのは難しいと思うし、前のタレントを手なずけて、ハードワーク、プレッシングからショートカウンター狙いがスマートじゃないかな。
アイルランドを一枚上げて、ベラミーとライトフィリップスの両ワイドにも運動量を求め、バリ-とデヨングは跳ね返しつづける。
ちょっと現実的じゃないか。
まだまだのチームとはいえ、開幕から4連勝、しっかり結果出してるし、シティはそこそこ上位に残りそう。
ちょっとチェルシーが堅いのと、ユナイテッドが上げてきてはいるけど、今年はビッグ4の牙城崩れる可能性大。
プレミアは今年もバッチリ、面白い。
by blue-red-cherry | 2009-09-15 19:04 | サッカー(FC東京以外)
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