チェルシー×マンチェスター・シティ イングランドプレミアリーグ09-10 第28節

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プレミア第28節、チェルシー×マンチェスター・シティ
どちらも巨大資本をバックに持っていたり、また、例のテリーとブリッジの問題があったりと、ピッチ外の話題でも注目された一戦。
最初のチェックポイントだったキックオフ前の選手整列でブリッジが、期待通りの握手拒否。
大人気ないっちゃあ大人気ないが、しおしのテリーに対する心理戦としては上々だったはず。
それが効いたか効かないか、インテル戦に続きいまいち調子の上がらないチェルシー、ホームで屈辱の敗戦となった。

連戦続くリーグの中盤から終盤戦、テレビ放送にあわせたランチタイムキックオフ。
さまざまな要因ありつつも、最近のプレミアはどのチームもエンジンがかかるまで時間がかかるような気がする。
いやチームというよりはゲームが温まるまで少なからず、時間がかかる。
この試合も両軍、ともに自覚してか、序盤から慎重な戦いに終始する。
サパレタを中盤で起用し、バリー、デヨングと守備力の高い選手をセンターに並べてきたシティは、いつにも増して守備偏重。
3トップのテベス、ベラミー、アダム・ジョンソンも時間を作れるタイプではないし、スペース空けないチェルシー守備陣を前にカウンターの可能性はほとんど失われた状態。
そんなシティを相手にポゼッションで上回ったチェルシーだが、彼らもまた、芸がない。
確かに真ん中もサイドも、中盤以下7枚がきっちり守ってる状態で崩すのは困難だが、サイドは破れずに可能性の低いアーリー、中央は持たされたエリアからのミドルくらい。
ガードの上からパンチを繰り出しているような状態で、強度があればそれは後々効いてくるのかもしれないが、あまり有効な手立てには見えなかった。

慎重通り越して退屈だった前半だが、しかし残り5分、一気に動く。
42分、右サイドで作ったボールを中央で受けたジョー・コール、軽く溜めてから斜めにラインを抜けるランパードへどんぴしゃのスルーパス。
これをランパードが動きながらコースを突いて先制。
攻めあぐねながらもじわじわゴールへ迫っていたチェルシーが、終ぞこじ開けた。
だがわずか4分後、アディショナルタイムに入った46分、ディフェンス(コンパニかな?)のクリアボールをミケルが軽率なバックヘッド、受ける準備が出来てなかったテリーを振り切ってマイボールにしたテベスが独走、寄せてきたカルバーリョもかわして放ったシュートは勢いなく転がるが、まんまとキーパーのタイミングを外してゴールイン。
よく守ってたものの、攻め手は皆無だったシティ、追いつくのは相当難しいだろうと思ってたところでラッキーなゴールだった。
テベスはよく走り、よく打った。

今思えばどうしてそんなに、と思うくらい、後半序盤は打って変わっての打ち合いに。
特にチェルシーの位置取りの高さは異様で、サイドバックがウインガーばりに上がってきてた。
オープンな打ち合いを期待し始めた51分、高い位置でチェイスをかけるイバノビッチをさらに、カルバーリョもフォローするという前がかり具合だったチェルシー、その二人の位置でボールを失うと、2×2の状況でベラミーが独走。
必死で戻るミケルを寄せ付けずエリアに侵入すると、角度ないところから逆サイドネットに流し込んで逆転弾を決める。
攻めあぐねて、せっかくの先制をフイにして、時間はタップリあるにも関わらず早々に仕掛けた猛攻でバランスを崩してカウンターを喰らう。
どういうゲームプランだったんだろう。
首位チームとは思えない、余裕のない戦いぶりはまだ続く。
逆にプランどおりに戦えてるシティは、うまくいっているやり方をますます強め、守備意識はより強固に、前線はしっかりとカウンターに備える。
より厳しさを増したシティの守備に対し、チェルシーはカルバーリョを下げてカルーを入れたり、アネルカとドログバを前に上げたりと、アタッカーの頭数を増やして対抗。
これがねえ…人がいるところに人を当ててどうすんのって感じで、元々人数多いシティのディフェンスは崩れることなく、むしろ愚直な縦攻撃に、コンパニ、レスコット、リチャーズと、跳ね返す対応はお手の物。
ファンならば相当に焦れたであろう展開の中、74分、シティ側から放り込まれた50のボールに対し、途中出場のベレッチが処理をもたついたところをベラミーがかっさらってそのままエリア進入、追いかけたベレッチが足をかけてPK献上+一発レッド、テベスが難なく決めて万事休す。

一人気を吐くアネルカが左サイド深くからのカットインにキレと可能性を感じさせたが、名手ギブンの牙城を破るまでとはいかず。
逆に集中切れたかイラついたか、バラックの悪質なバックチャージで2枚目のイエロー、9人になってしまったチェルシーは87分にもカウンターからテベス、ライトフィリップス、ベラミーと繋がれてまさかの4失点。
終了間際にPKを獲得して1点返したものの、焼け石に水。
シティのカウンターはどれも見事だった。
それ以前にセンターバックタイプが並んだ最終ラインの踏ん張り、守備的な選手をそろえたセントラルハーフの貢献度の高さも見逃せない。
それにしても、チェルシーの不振が目立った。
やはり調子の上がらないテリーの守備、アシュリー・コールを失い、ジルコフも使えない中で苦肉の策でサイドバックにマルダが下がったことは、リスクを背負いながら自分たちの武器(マルダの突破力)も奪われる結果となっている。
ドログバへのマークがキツイのは変わらないが、彼をサポートするアネルカは好調でも、それに次ぐ存在が物足りない。
人を変えるのか、配置を変えるのか。
わずか1ポイント差に迫られたリーグ戦、1点ビハインドで臨むチャンピオンズリーグ、どちらにしろなにかしらカンフル剤が必要な気がする。

やっぱりシティのタレントはなかなかのもの。
この戦いができる、許されるのは攻守ともにタレントを抱えているからにほかならない。
4位争いにおけるスパーズのライバルは、シティとリバプールかな。
by blue-red-cherry | 2010-03-02 16:30 | サッカー(FC東京以外)
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