浦和レッズ×FC東京 J1第17節

屈辱的な敗戦、といえないこともないが、今の両者の正確な力の差が出た浦和戦

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なんというか、活かしきれてなかったのは事実。
石川はもうちょっと前じゃないとキツイ。
三都主もキレてたんだろうけど、攻められない守れない右サイドハーフが相手じゃやりたい放題もうなずける。
3バックもどうなんだ。
3人の並びは適正か?
ちょこまか動く浦和の2トップに、ぴっちり対人マークで1対1のディフェンスが得意なストッパー2人は引っ張り出され、マークがぐちゃぐちゃになってたよな。
あれじゃ増嶋攻めるのは酷。
半年も更新してなかったから書き出したらきりないんだが、苦肉の策だってのは分かる。
どうせ苦肉の策だっつーなら、前任者みたいに怪我で空いた左サイドの穴に、出来そうな人材あてがって(フジとかイノハとか)、慣れ親しんでる4バックキープしたほうがよかったんじゃないのか?
とかいろいろ。

そういう点ではガーロ解任も仕方ないんだろう。
交代策とか、練習内容とか、それこそ上にある戦術とか。
個人的には腑に落ちない。
原さんに別れを告げた東京は、更なる次元に進むべく、ガーロを招聘した。
ガーロは東京が新たな次元に進むための新たな価値観のサッカーをやろうとした。
ポゼッション、て言葉だけだとアレだが、実は受動的だった原トーキョーのサッカーに対し、主導権を握って試合を進める方法を提案した。
今いる選手たちならできると信じて。
アレ?6月くらいに某代表監督もそんなこと言ってたっけ。
「まだ早かった」
っていうにも早すぎるんじゃないかと。
上記の殊勝な方針を打ち出しときながら、コロコロシステム変えたりと、どうも信じきれない部分が多かったのは認めざるを得ない。
トーチュウによれば、選手からも不満が出てたみたいだし。
でも、ことしはチャンスだったんじゃないかな。
降格トップ3は、運良くかなり沈んでる。
まだ半分だし、何がおこるかわかんない。
今変えたのが英断だった、てなる可能性は高い。
でも多分倉又さんになったところで今から優勝はできないしガーロのまんまでも優勝できなくても残留はできる、同じような順位で終えられたんじゃないか、てのは楽観しすぎ?
大きな決断をして、チャレンジを始めたのに、こんな中途半端なとこであきらめてどーすんの?ってのが思うところ。
東京を知る人で立て直したところで、何になる?
とことんまでやってみてもよかったんじゃないか?

とまあ、思いました。
こんな感じなんで、最近のゴール裏にはあんまり。

でも決まったことだから。
オレは監督が誰だろうが、選手が誰だろうが、戦うリーグが何部だろうが。
東京にFC東京がある限り応援し続けるつもり。
残った選手、新任の倉又さんや長澤さんは頑張れ。
ガーロと過ごした時間は絶対に無駄にしないでほしい。
まだ早かった、なんて思われっぱなしはカッコ悪いだろ。
ユウタだって梶山だって、絶対出来たはず。
ボールが繋がるサッカーが悪いわけじゃない。
むしろ見てるほうは楽しいしね。
だから、まさに理想である、原時代のRUN&GUNと、ポゼッションを融合させて、ね!
豊玉高校の南と岸川ですよ!
ナオとモニあたりが「ウチはRUN&GUNでしょ」とかいいながら、ガーロの言いつけの中でも、原サッカーの良さを出してくれてたらよかったのに。
サポーターもいろいろだけど、起きたことを真摯に受け止めないと。


この決断が凶とでるか、吉とでるか。
その結果が出るシーズン終盤、この浦和戦はどんな試合として思い出されるんだろう。
by blue-red-cherry | 2006-08-16 14:14 | FC東京
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