Fall Jam 2K6

読書も食もサッカー観戦も最高な今の季節。
秋の夜長は、音楽聴くにも最高だ。

食べ物とサッカーで埋め尽くされてるこの日記だけど、今聴いてる素敵な音楽も忘れないうちに書き留めておこう。

といってもちょっと前、2、3ヶ月前に購入したのかな?
でも未だにipodでヘビーローテーションの2枚をひとまず。

まずはスウェーデンのSound ProvidersことSUPERSCIの、アルバムとしては処女作となるらしいPINETREES ON THE PAVEMENT

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スウェーデンのSound providersって随分コアな例えだな~w
むしろスウェーデンのBlack Eyed Peasくらい言っちゃえばいいのに。
オレが気に入ったのは、そこ。
BEPに通ずる部分として、ビートの多様性を凄く楽しませてもらった。

今作は所謂ジャジー・ヒップホップの括りで紹介されてるんだけど、それはそれで。
もちろんジャジーだし、日本でずっと受けているメロディアスな展開が豊富。
だけどそれだけじゃない。
基本的に音数の少ないドラムはしっかりとベーシックなヒップホップのそれだし、MCのラップもマナーに忠実なスタンダードなライミング。
強烈なヒップホップ臭が保たれているのが凄く好感。
変に綺麗すぎるメロウものって食傷気味だっただけに、芯のある感じがいい。
頭のイントロ的な「Pinetrees On The Pavement」からして、アフリカンなドラムスで入っていく辺りが曲者感漂ってて、そのあとの展開を期待させる。
もちろん、期待は裏切らない。
女性ボーカルを招き、ディスコティックな華やかさを誇る今作のハイライト「Get!」や、速めにビートを刻むドラムの上を、ホーン隊とともに駆け抜ける「Move On」あたりは、ジャジーでありながらポップさを含んだ好楽曲。
一転ダウンビートにサックスが映える、夜仕様の「Lullaby」なんかは、じっくり腰を据えて聞き惚れていたくなるような心地よさ。

いろんな顔を見せてくれるアルバムって、理屈抜きに楽しい。
いくらヒップホップ好きだからって、ずっと同じループじゃ、ね。


飽きのこなさでいったらこっちも負けてない。
同時期に購入した、西海岸のトラックメイカー・EXILEの1stアルバムDirty science

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どうやらユニットの片割れらしいが、詳しいことはまったく知らず、重要でもない。
とにかくイントロ飛ばして2曲目の「Time Has Come」に飛ばされた。
どっしり構えたドラムの行進に、ピアノブレイクが鳴り響く。
アプローチの仕方は違うんだけど、いいときのプレミアみたいなノリがある。
この曲にはSlum Villageの2人がフィーチャーされてるんだけど、所謂トラックメイカーのアルバムってことで、参加してるのはMCからシンガーから多種多様。
当然トラックも多種多様で、彼の起用さと、かつどのタイプのトラックでもうならせられるクオリティーの高さには舌を巻く。
ラップはもちろん、歌物であろうと基本的には↑の曲みたいにゴリゴリのヒップホップビートが根底にある作り。
「Newest Greatest」なんか、Kanyeに通ずるネタ使いなんだけど、曲調もKanyeっぽくってカッコいいし、畳み掛けるようなドラムにギターのカッティングが緊張感を煽る「a few words from…」とか、男前なヒップホップはたぎるね。
タイトルまんま、リラックスして聴きたい「Summer time in LA」や、メロウなギター奏でるおセンチな感じの「Maintain」、確かなリズムでクラップしながら、異常に綺麗なピアノループが味わえる「Silver Moon」。
このあたりはサンプリングの妙に聴き入って堪能するに尽きる。
いろんなタイプがありながら、なんとなく個性が貫かれてる感じがするのはすごい。
彼のグループ・Emanonもきっといい音楽を作ってるんだろう。


こう、どうしてなかなか素晴らしい音楽は次から次へと生まれてくるわけで。
今あまり手当たり次第音楽を買えてない自分としては、こんな作品を聴いてしまうと、買うに値する作品の基準が高くなっちゃうよね。
今、高校時代の次に、アンダーグラウンドのヒップホップにはまってる。
まだまだたくさんいいのあるから、できるだけ、ここに書き残していこう。
by blue-red-cherry | 2006-09-30 02:17 | 音楽
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