フラガール

フラガール_c0025217_824998.jpg

土曜の夜、フジテレビにて「フラガール」を見た。
思えば「24」にハマって以来この2ヶ月、別の映画を見ることがほとんどない。
各シーズン12本×1時間半を5シーズン、だから映画で言ったらかなりの本数見てきたんだなあと、改めて思った。

話がそれたが、「フラガール」。
陽気なハワイアンの音色と鮮やかなダンサーの衣装、そして笑顔。
明るく楽しい女の子たちの映画、と思ってたらとんでもない。
話は一貫して根底に、炭鉱に命を賭けた男とその妻、家族、そして炭鉱とともに生きてきた町・福島県いわき市の悲哀溢れる激動期の史実に基づく。
男が女が、子供が大人が、町が。
大きな岐路と向きあってもがいていくストーリーは重厚にして骨太。
思いの外熱くなれたし、この手の話は好きなので見てよかった。

全編を彩るジェイク・シマブクロによるハワイアン・ミュージックがまたいい。
ウクレレを中心とした優しい音色は、ときに温かく、ときに切ない。
何言ってるのかわがんね、レベルの福島弁にも徐々に愛着がわいてきた。

体当たり演技の蒼井優ちゃんでもう、大満足なんだけどね。
随分と前から大好きなんだけど、この映画での彼女もすごい。
上に書いた福島弁も完璧で、彼女が使うとまた、可愛いんだ。
メンバーみんなよく踊ってたが、やっぱり主役の優ちゃんの踊りパートはかなりハードルが高くって、それこそプロ級なんだけどそれもバッチリこなしてた。
美しい。
美しすぎる。
努力して類からこその美しさが画面いっぱいに伝わってきた。
どっかの誰かに爪のあかを煎じて飲ませたいところだ。

松雪さんは相変わらず松雪さんで。
トヨエツにしろ、岸辺一徳にしろ、手堅いメンバーがそろうとホントいいものできるよね。
「24」みたいなスリル満点、なのにドハマり中のオレですが、こうホロリと胸にくる、味のある映画ってのは日本映画に限るなあ、なんて思いましたわ。
by blue-red-cherry | 2007-10-09 08:40 | 映画
<< 中華そば ふくもり 讃岐うどん大使 東京麺通団 >>