金曜夜の眠らない街、新宿はどこもかしこも人、人、人。
飲み屋もどこ行っても満員で、待つのは仕方のないところ。 その中でもお目当てのもつ鍋屋はどうにも空く気配がなく、彷徨ってたところに馴染みのある「一滴八銭屋」の看板を発見。 新宿が本店だったんだねえ。 ランチのうどんでしかお世話になってないから、メニューが新鮮。 名物らしい、黒おでん。 五福盛りは牛すじ、玉子、こんにゃく、大根、厚揚げの五品。 甘しょっぱいタレが極限まで染み込んだ濃い目の味付けで酒が進む。 牛すじがコラーゲンだらけの煮込み具合でちょっと面食らった。 つづいては鶏二品。 ランチでも欠かさず頼む、かしわ天! ああ、相変わらずの衣さくさく、柔らかい食感、あふれでる鶏肉の旨味……。 これを連れに味わってもらえたのはよかった。 そして手羽元の山賊焼き。 じっくりスパイスに漬け込まれた手羽元は、ホントにスパイシー。 多量の胡椒が非常に香ばしく、食欲とビール欲を増進する。 アベール王子が食べたら、ドラフード認定間違いなし。 箸休めにはかぶの塩昆布和え。 瑞々しくてしゃきしゃきのかぶに塩昆布が満遍なく絡んで、あっさりかついい塩加減。 落ち着いたところに締めのうどん。 豪快山かけうどんの温かいやつをいただいた。 夜の部のうどんは、お酒の締めがメインなのでデフォは小サイズ。 連れと2人で食べたため、100円プラスでランチサイズにしてもらって分けた。 汁を完全に飲み込む勢いの、山かけの量がハンパじゃない。 もっちもちでコシがある麺を救い上げればスープ、というよりとろろに漬けてる感じ。 汁自体をだしとして取り込んだとろろがめちゃくちゃ美味しかった。 締めの段階ではかなりお腹が膨れてたんだが、美味さについつい箸も進んだ。 夜の部もいけてます。
by blue-red-cherry
| 2007-10-13 21:07
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