床に伏せながら、U22日本代表の正念場、アウェーでのベトナム戦を観戦。 自分たちで蒔いた種を自分たちで刈り取るには物足りない結果だった。 前半を見る限り、ノルマは0-6以上だと感じていた。 しかし、前半から見られていたミスパス癖は最後まで修正されず、0-4に留まった。 西川のファインセーブがなかったら、まさかの失点もありえる展開だった。 立ち上がりから気合いは十分だったと思う。 特に忠成の気合いの入り方には嬉しくなった。 やはりベトナムとの実力差には一日の長どころか、それなりに開きがある。 落ち着いてやれればボールは周るし、水野が本田圭とのワンツーでペナ侵入、なんてボールが動いて人が動く、理想的な展開も見られた。 サイドを起点にすれば逆サイドが空き、まずまずのペースで出来ていたと思う。 しかしこのチームは出来ているときに、ミスで自滅しまくるんだよなあ。 致命傷になってないから良かったものの、ラストパスの前のパスでミスる。 つまり8割方攻撃にシフトしてるときにカウンターを喰らうわけだから、どれだけ危険か。 クロスやスルーパスは一撃必殺だから、ある程度ミスも仕方ない。 だがラストパスの前パスはイージーであり、しかもミスが許されない。 サイドチェンジを掻っ攫われる場面も続いたが、ショートパスがショートするって……。 いくら3点とってても、あの類のミスパスが続くと萎える、そんな前半だった。 後半はその点、修正してくるかと思ったが、ピリっとしない。 それどころか、前半のような縦への展開も減り、サイドの運動量も落ち、攻め込まれる。 梅崎の仕掛けから得たフリーキックを細貝が押し込み、追加点を奪ったが、相手との実力差を考えれば梅崎のようなチャレンジはもっとあって然るべきだったと思うし、4ゴールのうち3本が空中戦だったことを考えれば、平山を使う選択肢があったのでは(もちろん贔屓目)? 環境、状況、いろんな理由があるので一概に実力差だけで話をするのはナンセンスだが、選手起用にしても、グラウンド内でのボールの動きにしても、自分たちでややこしくしちゃってる気がした。 本田のPK失敗が命取りにならなきゃいいな……なんて思いの中寝て起きたら! サウジ勝ったのか。 うーん、ツイてるね。 水曜国立、勝ったほうが五輪の切符を得るという、シンプルなクライマックス。 いまいち煮え切らないまんまここまで来たが、さて。 このシチュエーションで彼らはどういう答えを出すのだろうか。 寒さが堪えそうなナイターだが、確かめに行ってこよう。
by blue-red-cherry
| 2007-11-18 08:02
| サッカー(FC東京以外)
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