オッス!トン子ちゃん

オッス!トン子ちゃん_c0025217_2083873.jpg

ぽっちゃり系少女コミックww。
「オッス!トン子ちゃん」、読了ダス。

これを薦めてくれるお連れさん。
オレは幸せもんだww

少女マンガっつったら「のだめ」に「ハチクロ」と、最近の時流は抑えつつ(「NANA」はあんまり好きじゃない)、実は子供の頃から結構読んでた。
妹がりぼん派だったから、「天使なんかじゃない」とか、「ママレード・ボーイ」とか、「姫ちゃんのリボン」なんかをキモめに読みつつ、「ちびまる子ちゃん」を普通に読みつつ。
しかし「お父さんは心配症」の破壊力は飛びぬけてた。
かなりアブストラクトだったもん、展開とか構成とか。
でもその根底にある純真な思いは、無垢であるべき少女マンガのあり方というか。
なんにせよ、結構好きだった。

それに近い感覚ながら、それどころじゃなくヤラレたのが「トン子ちゃん」。
前にも薦められたんだけど、なんとなくスルー(たぶん心に余裕なしで)。
それがあーたっっ!!
トン子ちゃん、ギザカワユス!!
あまりにも豊かな感受性と、コントロールのきかないほとばしるパッション。
そうかと思えばうまく思いを伝えられない乙女な恋心。
100パーメタボな体型ながら、乙女度は女優もモデルちゃんも叶わんよ。
愛しのマスターとの脳内情事を妄想してるときのでろでろな顔とか、怒りを脳内で消化しようとしてるときの白目っぷりとか、並の女じゃできねえ。
んでもって、誰よりも乙女なんだけど、筋の通り方は明らかに男、いや漢。
女としても男としても、つまり人としてイケてんだよなー。

もうとにかくトン子ちゃんには心酔したんだけど、そのトン子ちゃんが心酔しちゃってるのが世界の岡本太郎さん。
奇しくもオレ、先日岡本太郎博物館行ったばかりなんだよねー(それも連れの薦めで、そもそもトン子ちゃんつながりなことはこれを読んでしった)。
あそこもよかったなあ。
って、あのときのことも書かなきゃ。

読んだことない人は、絶対に読むダス!
あ、「バカドリル」は未読ダス。
by blue-red-cherry | 2007-11-28 20:08 |
<< 鶏ささみ納豆とろろスパゲティ 松屋 >>