美術館、なんて柄ではないが、連れに誘われ先月「岡本太郎美術館」に行ってみた。
川崎市ってことだが、小田急線の向ヶ丘遊園からバスにゆられるしばしの旅。 フロンタの試合を見に行く等々力エリアとはまた違う、川崎って広いのね。 美術館のある生田緑地がマイナスイオン出まくりで、いい。 緑道は割と勾配があり、ハードなところもあるが、山にでも迷い込んだかのような心持ち。 紅葉の時期でもよし、新緑の季節もよし、かなり広い敷地を歩けば心洗われるだろう。 「芸術は爆発だ」の人くらいとしか認識のなかったオレにとっては衝撃の連続。 太陽の塔には万博で出会っており、その雄雄しさには魅せられていたんだが、改めて彼の絵画や彫像に触れてみるとその群を抜くダイナミズムに感服する。 荒々しさまで感じるタッチと目に焼きつく色使い、パッションからくる激しさが第一印象だが、よく見ればその計算された構図や、込められたメッセージにハっとさせられる。 美術館入り口で上映している氏の軌跡のVTRを見てから鑑賞するのをオススメする。 氏がどのような思いで、そのときどきの思いを作品に残したのか。 それを思い浮かべながら鑑賞する作品群はまた、格別であった。 芸術家のみならず、作家としてもほとばしる才能を世に残してきた岡本太郎。 氏をより深く知りたくなること、請け合い。 誰よりも真剣に生きた男の人生に触れることで、エネルギーが得られることも保証する。 何気に美味い、併設のカフェのクラブハウスサンドの味も、保証する。
by blue-red-cherry
| 2007-11-30 12:13
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