ボカ・ジュニアーズ×ACミラン FIFAクラブワールドカップ2007 決勝戦

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岡ちゃんも言ってたらしいが、両者が攻めあった前半は近年稀に見る好ゲーム。
今年のクラブワールドカップ決勝戦は所謂決勝然とした堅い戦いではなく、互いのよさを見せ合った好ゲームだった。

I BELONG TO JESUS.
いかなるときも神への従属を胸にプレーするカカだが、むしろJESUS CHOSE KAKA。
前に出るスピードと畳み掛ける爆発力、トップスピードでアイデアに満ちたプレーを可能とするテクニック、童顔に似合わない相手を吹き飛ばす強さ。
神に選ばれ、神を愛し続けるフットボーラー。
あまりにもすべての要素が揃いすぎてて、神を引き合いに出すしかない。
オレの中でのイメージは、ロナウド+ジダンって感じ。

そのカカを前半、ボカはよく抑えてた。
対峙したセンターバックの1対1もそうだが、中盤のプレスもよくやっていた。
しかしインザーギが徐々に裏を取り始め、せードルフのタッチが増えることで少しずつ、カカの前にスペースが出来始めた。
どちらもミスをしない、逆にいえばミスが命取りになり、運がゴールを呼ぶ展開。
カカの脅威がインザーギをエアポケットへ誘ったミランの先制点、セットプレーの切れ間をパーフェクトにものにしたボカの同点弾。
途切れない集中力がぶつかり合う、ここにこそ世界を感じた(それが当たり前なとことか)。
そして少しずつズレが生じたボカに対し、終始研ぎ澄まされていたミラン。
マルディーニが痛んでいるところで攻勢に出たカカのゴールが象徴的。
あれがボカの最後の集中力も奪った。
あそこでああ出てくる集中力、浦和のときのゴールと似てたが恐れ入る。

勝負が決した感のある1-3からのボール回しがまた見事だった。
手負いの獅子として攻める腹づもりの相手をいなす非情なまでのパス交換。
集中力のすごさに感嘆したと書いたが、ハイプレッシャーの中での正確なプレー、確かな速度のあるパスを寸分の狂いもなく出し、受け、が繰り返される様にも世界との差を感じざるを得ない。
日常的な緊張感の中で生まれるものだと思うが、ここ日本でその環境を生むことは可能なのだろうか?

欲をいえばボカにもう少し粘って欲しかったが、面白かった。
あんまり好きじゃないのは変わらないんだが、カカにはもう、抗えない。
そしてルイコスタを懐かしむオレ。
そしてキレるピルロにベントーラを憂うオレ。

なにより明石家さんまにはつくづく、幻滅した。
SHUT A FUCK UP, BITCH!!!

来年はレッズが出るのかな、ガンバかな、鹿島かな。
どこか出るといいねー。
そしていつの日か、必ず。
by blue-red-cherry | 2007-12-17 14:37 | サッカー(FC東京以外)
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