バーレーン×日本 2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選

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五輪代表の試合終わりになぜか昨日のA代表の試合を見た記憶と記録を残しとく。
最近足りないなあと思ってた、どうせやるなら角澤がよかったテロ朝実況が物足りなかったバーレーン戦

つなぐサッカーを志向してたチームを率いる岡田監督は、試合後のインタビューで速攻がやりたかったと言っていた。
つなぐサッカーを志向してた前監督の時代と変らないメンバーに、就任からの時間をかけて速攻を教えていたとは思えない。
少なくとも就任の挨拶ではそう言っていた記憶はない。
サッカーというゲームって、もちろんそれだけじゃないけど、試合に臨むにあたって「自分たちのサッカーをする」、「相手の良さを消す」ってのは同義になることもあるかもしれないが、そのどっちかだったり、何か目標がないチームのサッカーは見るに耐えない。
それでもさっきの五輪代表の試合のように、個々に高いモチベーションがある場合は違ってくるのかもしれないが。
昨日見た日本代表は、指揮官の言ってたような速攻を狙ってたとも思えないし(出来なかっただけか)、高さと速さのある2トップに本職は中澤だけで今ちゃんと阿部の対人の強さ(知っての通り、中盤での話なんですが)に賭けた残念な布陣から始まり、どうも意図が不明瞭で、実際グラウンドでもやり切れてないように見えた。
運動量もなくはないんだろうけど、使い切れてない。
不完全燃焼のエネルギーが充満してた感じ。

繋いで崩せって言われすぎてんのかってくらい繋いで繋いで崩して決められなかったチームが、繋ぐなって脅されてるかのように、あの炎のサイドバックでケータイ大喜利で爆笑の嵐を生んでいた松木安太郎にすら落ち着け落ち着け、と言われるほど必要以上に縦に急ぐサッカーをしてた。
目を疑った。
2トップもスペースを作れなければ、サイドも有効に使えない。
そもそも起点にしたい両者に対するフォローがほとんどない。
うーむ。

こう振り返ってみると誰も印象に残ってない。
予選である以上、結果を残せばそれで良し、なんだが、勝ってたとしたら結果以外何もなかったという試合だった。
昨日、テレビで見るまで3次予選のレギュレーションは1位抜けだと思ってたんだが、2位までいけるらしい。
まだオマーンとはこの予選で戦ってないから分からないけど、ないとは言い切れなくなってきたな、敗退も。
4年前だったら最終予選であたってた相手と戦ってる現状の過酷さもあるけど、正直、この段階は強さを見せ付けるチームになってほしいんだが。

なんだかんだで3次予選は突破するはず。
だけど、このチームの問題は未来が見えないとこにある。
by blue-red-cherry | 2008-03-27 22:17 | サッカー(FC東京以外)
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