行きずりの街

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村上龍疲れから脱却するため分かりやすそうな本をとブックオフのPOPを読んで見つけた「行きずりの街」、読了。

そもそも教師と女生徒の~的な設定からして古い。
いや、ホントに古い話で、しかもその当時の新しさだったりするから余計に古く感じる。
主人公の男がまた、絵に描いたような「自分、不器用ですから」タイプで、取る行動取る行動もクサくて古い。
その頃の艶やかな部分も感じられるのはいいんだけど、何にせよ、古い(←しつこいね)。
ミステリーのトリックだったり手口だったりも古い(←もういい)。

古いから悪いかといえばそんなことはない。
安心して読める。
辺に浮ついたところはないし、派手なドンパチもなければ、奇をてらった文体もないので落ち着いて読める。
志水さんのほかの作品を読んだことないのでなんともいえながい、非常に素直で、基本がしっかりした、とかいう表現がしっくりくる。
ストーリー展開も驚きは少ないが、そうそう変な話ばかりでもないだろう、世の中。
これくらいのミステリーもたまにはいい。

というわけで、ほかにも面白いのないか探してみようかな。
by blue-red-cherry | 2008-04-08 21:16 |
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