崖の上のポニョ

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「崖の上のポニョ」、公開初週に見に行ってきた。
「マジックアワー」見て、その前は「魔法にかけられて」。
メルヘンでミーハーで、うん、実にオレらしくていい。

ジブリへの特別な愛はなくて。
そういえば「ハウルの動く城」を去年あたりに見たが、その前は「もののけ姫」が最後。
「天空の城ラピュタ」も「風の谷のナウシカ」も好きだけど、熱狂的な人たちほどの熱はない。
ちなみにそのほかは「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」、「紅の豚」、これが全部かな、見たのは。

今どきノーCG、セル画オンリーで作られた新しくって古き良き作品。
オープニングからクレヨンで描いたような、絵の具をこぼしたような、鮮やかで温かい色彩に包まれる。
ポニョの棲む海は単一な色ではなく、およそこの世の色という色がすべて表されているかのような美しい世界。
あの質感に頭からもってかれる。

深読みすれば多少汲み取れないこともないが、これといって社会派なメッセージも感じない。
何かしらの警鐘をしてきたジブリ作品が今、エコだのなんだのとにわか社会派が氾濫する世の中に、ピュアな子供向け映画を作ってきたことがメッセージなのかも。
公式ページの作品紹介をクリックすると読める宮崎駿、その人の言葉にも何か、強引なまでの意志を感じる。

この人の感想とか、面白かった。
ポニョの突き抜けたピュアな思いは、むき出しだからこその輝きと愛くるしさがある一方で、大人からすると眩しすぎて少し刺々しかったりする。
そこをすんなりと受け入れる少年、宗介に救われた気持ちになった。

いけない、いけない。
常に物議を醸し出すジブリ作だけに、ついつい深読み、勘ぐりたくなっちゃう。
そういうの抜きにして、初見の感想は、子供のようにピュアに楽しんだ。
ポニョと宗介のラフでラブリーな愛の萌芽にキュンとして、親子の愛に胸が詰まって、すべてをアリにするファンタジックな展開に胸のすくような思いをした。
いろいろ言われてるけど、オレは好きでした。
by blue-red-cherry | 2008-07-23 11:07 | 映画
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