轍

今週の休み明けラーメンは「轍」。
神泉って微妙な位置付けだけど、例えば「喜楽」まで行っちゃえばあともうひと踏ん張りだし、渋谷といえないこともない。
当然オレは渋谷から歩いた。


つけめんに味付け玉子をトッピング。
ザ・無化調だ。
煮干や帆立のエキスを搾り取り、純度の高い醤油と作られたつけ汁はストレートにガツンと醤油味を堪能できる。
無化調で思うのは味がしっかりしてるか物足りないか、二分されるが、ここのはきっちり素材が立った満足できる味。
中太の麺もモチモチの食感、喉越しもいい。
つけ汁に溶け込んだほぐしチャーシューのとろける柔らかさからすると、300円プラスのチャーシューもいつかは味わいたいもの。
麺に乗せられたかいわれ、刻みのりもアクセントとしてはちょうどいい。


例によってスープ割りで魚介だしが強まり、またも魅力的なスープに様変わり。
このパターンの店が個人的に続いているが、嬉しい限り。

丁寧な作りが店構えや閑静な近隣に溶け込んでる。
と、思ったら移転なのね、でも近くなのね。
このお店が作る坦々麺、非常に興味深いのでまた来ます。