2005年 06月 15日 ( 1 )

ワールドユース2005 オランダ×日本

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世界大会の初戦への臨み方の難しさ、ユース年代の育成の重要性などを強く感じた。
今回のワールドユースの開幕カードとなった「日本×オランダ」。
オランダの7番・クインシーが凄すぎたのもあって、惨殺された感もあるが、そこまでではなかったと感じたこの気持ちを、次戦・対ベナンで証明してほしい。

開催国が登場することもあって、満員の観客を前に、世界デビューを飾った大熊ジャパン(満員の観客の歓声にも負けず、熊さんの声は聞こえたぜ)。
特に堅くなっている印象はなかったがチーム戦術として、最終ラインと、プレスをかける位置を意図的に低くしてたもよう。
攻撃は徹底して平山の頭狙い+わずかに家長からのサイド攻撃+ごく稀にセカンドボールを拾った際のカウンター。
というわけで、中盤を支配されるのは覚悟の上、最終的になんとか持ちこたえようという腹積もりだったようだ。

ここで誤差が発生してた。
クインシーをはじめ、オランダユースの選手たちの個人能力は、想像を超えていた。
ベタ引きしたチームに対する戦術としては、個人の能力で穴を開けるってのがひとつの大きな有効手段。
そこで彼らの縦横無尽なドリブル能力や、絶対的な強さをもつ前線のキープ力が生きてきたわけだ。
クインシーと対峙した中村北斗は、文字通り蹂躙された(気の毒に…いや、かけがえのない経験をさせてもらったというべきか)。
左サイドの水本はどちらかというと専守型なので、そこそこ頑張ってはいたが、それでもそこそこといったところ。
増嶋・柳楽のセンターは、増嶋がカバーリング(というよりサイドの選手や、中盤の選手の突破をはさむためにあまってた)、柳楽が1TOPの潰し役というはっきりした役割分担。
ふたりともぶっちぎられた場面が印象深いのはやむなしとして、健闘したというべきかな。
つまるところ、自らがとった戦術により、最終ラインと前線が間延びしてしまい、そのスペースを充分に活用されてしまったというわけ。

ともかく、相手の力を読みきれてない段階で、しかも強豪国が相手の予選リーグ初戦となれば引き気味に行くのは当然。
誤差が生じたのも仕方がない、で片付けるとする。
プレスのかけどころを高めにした後半は、日本が息を吹き返す。
というのも後半相手の運動量が落ちるのを想定してた部分が当たってたから。
ロスタイムに平山・カレン・森本が立て続けに決定機を迎えた以外の部分でも、後半には、前半まったく見られなかった日本が押し込む場面が多く見られた。
ここをポジティブに捉えたい。
恐らくオランダはこのまま優勝争いに絡んでくるだろう(お国柄の大会途中での内部崩壊さえなければね)。
次戦以降の〝絶対に負けられない戦い〟に向け、その強敵を相手にここまでやれたのを自信にしつつ、あと一歩が足りなかった反省を生かして欲しい。

いよいよ今日、ベナン戦を迎えるわけだが、どうやらオレたちの梶山がスタメンに名を連ねそう。
この目で梶山がキレキレだったのを見たのは、去年の2ndステージ最終戦以来か。
昨年東京では、大事な試合のここぞ、という場面ですばらしいゴラッソを決めてきただけに期待は大きい。
今夜はキックオフ前には帰宅するぞ!
by blue-red-cherry | 2005-06-15 13:46 | サッカー(FC東京以外)