2007年 05月 27日 ( 1 )

FC東京×名古屋グランパスエイト J1第13節

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暑い。
とにかく暑かった、ホーム名古屋戦
連勝はいつか止まるものだが、相手にやられたというより自滅感が強い敗戦はあまり、気持ちのいいものではない。
試合に臨む準備と試合中での修正、どちらも上手くできずに敗れた印象だ。

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土肥の300試合に、ルーコンの100試合。
本当に嬉しく、本当に感謝したいメモリアルマッチ。
土肥は昨年のW杯にいたるまでの期間、間違いなく日本一のGKだったと思う。
失点も少なくなかったが、チームを救うセービングが異常に多かった。
安定感はさほどきにならないが、あの鬼神の如き迫力は、塩田より一日の長がある。
ルーコンの100試合も感慨深い。
移籍当初の不振、05年シーズン終了後の移籍問題。
いろいろあったが、サポに対しては常に笑顔を振り撒き、そして昨年には得点という結果、それ以上にチームの柱としての存在を確立した。
勝って祝いたかったね。

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暑さをいいわけにはできない。
確かに東京のやっているサッカーは身心ともに強烈にタフさが求められる、消耗がとても激しいサッカーで、昨日のような日差し、酷暑の中で遂行するのは難しい。
だが、それは相手も一緒。
特に家に帰ってスポーツニュースを見て、40歳3ヶ月のKAZUゴールを見たらさ。
いいわけはできないだろ。
失点の場面は明らかに集中力の欠如からきてると思った。
名古屋の8番、金が序盤からラインをかく乱する動きを見せて嫌な感じはしていたが、そういうテクニック的な問題ではなくて、ボールホルダーに対する寄せが甘すぎる。
これは失点の場面に限らず、試合全体通じてそうだった。
プレスが身上のチームだが、暑さ対策としてまずは受け、そしてカウンターを狙うってやり方をとったとしてもそれはそれで頷けるんだが、バイタルエリアでまで受けてちゃやられるだろ。
フジと今野はしっかり2トップと戦ってたと思うので、問題は中盤だろね。
ま、それもこれも選手の置き方が辛かった。

調子のいい選手をそろえたい気持ちはわかる。
ウイイレだったら上手くいったと思うが、適材不適所甚だしい。
石川or川口を外して梶山・福西・伊野波の共存を選ぶんであれば、ウイングシステムを破棄して、中盤センターが活きるような戦い方を志向しなければ意味がない。
梶山を右ウイング(ハーフ)においておいても、ドリブラーではないし、クロスの鬼ではないし、むしろ中央からのアイデアに満ちた展開や突破が消えてしまう。
実際窮屈そうだった彼は中に入りがちで、今度はルーコンがそれを埋めなくてはならず、結局中央のバイタルエリアに人がいない、なんて状況もしばしば。
中央厚くしたし、そこでの競り合い(ボールの奪い合い)が多い試合展開なら、暑さで動きが多少弱まったとしても、梶山・福西・伊野波の3人なら制圧できただろう。
しかし、名古屋はヨンセン・杉本狙いの、まずは縦、徹底しているチーム。
このミスマッチは結構しんどかったと思う。

点が取れなかった攻撃陣。
チョペはいつもとそんなに変わらなかったと思う。
ここまでの彼は、あんなもんだ。
それ自体が問題なのは、相手がヨンセンだっただけに明白。
2人のタイプが違うだけに、一概にはいえないところはあるが、どんなタイプであれ前線に張る選手であればせめて、ボールの収まりどころにはなってくれないと。
引き出す動きもいまいちだし、どうなんだろう、実際のところは。
ルーコンはこの試合3度の決定機をものにできなかったのは痛い。
キープ力は高いし、チェイシングもサボらないし、相変わらずの貢献度だが、気負ったか、あれだけ外してしまっては勝てない。
でも、フリーキックは入る気しないなあ。
リチェは相変わらずハツラツだったが、昨日はあまり効果的なボールをもらえてなかった。
東京黒い三連星の神通力も一休みってとこか。

後半活性化を求められた石川が、またしても微妙。
怪我で休んでから、どうもかみ合わない。
あとはゴールだけって状態だったのに、最近はすっかり孤立気味。
どうしたんだろう。
ナビの余韻もそのままに大きな期待を背負って登場した赤嶺。
ゴールを予感させるプレーはあっただけに、今は使ったほうがいいのかもしれない。
この前の試合でも思ったが、たぶん彼は先発型。
FW然としたプレースタイルや決定力で、スーパーサブ的な期待を受けがちだが、ボールに触れる回数を増やしていくことで精度が上がっていくように見える。
短い時間だと、楔の精度が低く、パワープレイ向きでもないし。

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糞レフリーだったとは思うな。
でもそれだけが敗因ではないね。
ともあれ、これで2週間空くわけだ。
今まで中断期間あけてすごく良くなった、て記憶はないが戦力の整備に期待したい。
ひとつはセンターバック。
フジは当確だと思う。
高さという大きな武器を欠いているがそれをカバーするための読みであったり、プレス、チェックであったり、日本を代表するセンスと実力があると思う(アンダーレイテッドだ)。
問題は今野をこのまま使うのかってこと。
昨日も最後のパワープレイで前線に上がって、あわやアシストって場面もあったが、やはり今ちゃんの攻撃力は捨てがたい。
センターバックの今ちゃんも十分日本代表クラスだが、センターバック本職のモニやエバウドが、奮起してくれなければ困るんだよ。
もひとつはフォワードかな。
調子のいいやつ悪いやつ、ポテンシャルの中で高さ・強さ・速さ・巧さ、いろんな要素があると思うが、今目指してる方向で誰を使うべきなのか。
その上で中盤の組み合わせ、かな。
チームの方向性ははっきりしてると思う。
だから、おのずとどうすべきかは見えてくるはず。
選手の頑張りと、監督の正しい判断に期待する。
by blue-red-cherry | 2007-05-27 14:00 | FC東京