2007年 06月 07日 ( 1 )

ゆれる

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夜中に1人で観るにはちと、物哀しすぎたかな。
いや、1人で観るくらいがちょうどいい。
各所で絶賛された映画「ゆれる」を、今さっき見終わった。

リンクを貼ろうとして今初めてHPを見たが、そこにあったキャッチコピーの通り、魂を、心を揺さぶられる映画だと思う。
哀しいっつうか、なんつうか、はっきりと感情はわからんが、涙が出た。

兄と弟。
光と影みたいに、性格も歩んできた人生も対照的な2人を突き動かす運命。
そこにまつわる、幼馴染だったり、親だったり、他人だったり。
運命と、それだけでは語り尽くせない、人生と人生がぶつかり合う。

もの凄く静かな映画なんだけど、その分、登場人物の感情がダイレクトに、生々しく、荒々しく迫ってきて、怖いくらいだ。
絡まりあう人の心の螺旋の中を、唐突に挟まれる自然の絵にも、目を奪われる。

演出も、演者も、凄い。
静かで、物悲しくって、でも圧倒される。
オダジョーに香川照之。
脇を固める伊武雅刀、蟹江敬三、新井浩文。
みんなスゲー。

まだ飲み込まれてる感じ。
生き物同士の心の移ろいがめまぐるしく描かれるから、展開の表裏もスリリング。
面白かった。
by blue-red-cherry | 2007-06-07 02:34 | 映画