2008年 01月 02日 ( 2 )

マンチェスターユナイテッド×バーミンガム イングランドプレミアリーグ第21週

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元旦もガッツリリーグ戦でファイトしてる幸せなイングランドプレミアリーグより、マンUの2008年一発目の試合を、BSが見れる実家にて生放送で観戦。

前節3日天下をアーセナルに奪われ、連敗は避けたい大事な試合。
とはいえ15位のバーミンガム相手の試合に元日から75000人って!
やっぱりサッカー好きとしては正月、ハワイじゃなくてプレミア観戦が夢かなあ。

さて試合。
もうちょいで新年早々、ジャイアントキリング見れそうだったな。
ルーニー、ギグスを欠くマンUはテベスをワントップに、2列目にックリスティアーノ・ロナウド、パク・チソン、ナニが自由自在にポジションを替える。
ボランチはキャリックとアンデルソン。
このアンデルソンがおもろかった。
初見だったんだが、とてもとても19歳とは思えない落ち着きぶり。
テベスに上背がない分パワープレーが叶わないマンUはとにかく崩す。
サイドも中央も、ワンタッチ、ツータッチにドリブル勝負と、気持ちよく切り裂く。
キャリック以外の中盤より前の選手は誰もが、それを可能とする技巧派ぞろい。
とられないキープ力に寸分の狂いもないパス交換。
ベストメンバーではないゆえに、固定メンバーではないゆえに、連携面での熟成度こそ高くはないが、続けることで生まれるはずの連携が、その個のレベルの高さで補われていく様は、ヨーロッパの強豪クラブらしかった。
その強豪をしてまでも、決めるところで外しまくってあわや、という08年初戦。
フィジカルにテクニックに優れたニュータイプをそろえたマンUの圧倒的強さを感じる一方で、サッカーというゲームの定石は今年ももちろん健在、そんなことを感じた試合だった。

NHK偉いねー、プレミア毎節1試合生放送って。
今年は引越しを迫られる可能性あるんだけど、スカパーまでとは言わないが、せめてBSくらい見れるとこ、探そうかな。
by blue-red-cherry | 2008-01-02 13:25 | サッカー(FC東京以外)

暗闇の中で子供

暗闇の中で子供_c0025217_20134917.jpg

「暗闇の中の子供」、読了。
また一人の作家にハマるとその作家ばっかり読むクセが出た。

というかこればっかりは読まなきゃ気がすまない。
「煙~」の世界はもちろん、全然終わってなくて。
それでもってご丁寧な後日談なんかあるわけもない。
あの暴力的で破壊的で最高に切ない奈津川一家物語の続き、それがパラレルであろうと、謎だらけで放置プレーされたまんまじゃあ年も越せないっと、分厚い一冊、年末に駆け足で読み終えたのよ。

前作の事件からある程度のスパンを経つつ、設定はコンティニュー。
主要キャラも同じ、キャラがそれぞれ抱えた問題も同じ、起こる事件の不可解さも同じ。
but、一人称が四男・四郎から三男・三郎に変わった。
これがすべてなんだけど。
泣く子をぶっ殺す奈津川一家だから根っこは同じだが、アメリカナイズされて頭も体も完璧武装の四郎とは違い、人の子らしく悩み、泣き、苦しむ三郎が主人公っつうことで、あの世界のハードさがより染みる。
ありえない暴力はありえなさの中に現実との距離感がしっかり測れるからある意味でより痛く感じたし、そしてありえない世界にハマりこんでいく、人間らしさを残した三郎は普通に深みにハマって悩んじゃって。
その悩みの精神世界がまた、舞城風に書かれるとエグいエグい。
時に哲学的、時にホラー。
なんだか頭が重くなっていく感じなんだよね。
そんななかさらに、暴力描写は止まらない。
正直、中盤から後半にかけては読むのが辛くなった。
もう何が正しくって、何がオカシイのか。
どんどん曖昧になってくし、そんなのを読んでる自分の感覚も、気を確かにしとかないとブレる。

ある種の業的に大長編を読み終えたわけだが。
当然すっきりできるわけはなかった。
まあでもここまでくれば、どんだけはぐらかされようと、本望だ。
読み終えた自分がいることと、とりあえず三郎の話を読み終えた事実だけが残った。

感想……よくわからん。
by blue-red-cherry | 2008-01-02 00:17 |