2008年 01月 08日 ( 4 )

Listen, Lesson, Long Live The Kane

ラッパーになりたいと思ったこと、一度や二度じゃない。
何回か書いたこともあるが、もちろん、上手くいってたらまったく別の人生だっただろう。
なれたかどうか、なりたいかどうかは別として、ラッパー志望の人に聞いてほしい、というか多くのラッパーがお手本にしたであろう、バイブルっつうか教科書的アルバムだと思う、ビッグ・ダディ・ケインの1st、「Long Live The Kane」は。
師走じゃないが、一日が慌しく過ぎていく松明けの冬空の下、速射フロウを聴きたくて聴いてたらそんな風に思った。

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まずマーリーマールのビートがあれだ、スタンダードっつうかブレイクビーツ。
クラシックと呼ばれるドラムブレイクや、スネア、キックで構成された、なんだか目の前でDJが2枚使いしているかのような荒削りのビートに、これまた唾が飛んできそうな処理っぷりのケインのボーカルがかぶさる。
これぞ1MC+1DJ。
これぞ2ターンテーブル&マイク。

Ain't No Half Steppin'
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Cold Chillin'クラシックであり、ジュースクルークラシックである「Ain't No Half Steppin'」や、「Just Rhymin' With Biz」の分かりやすすぎるカッコよさは言わずもがな、聴けば分かる。
ケインならではのカッコよさを味わうならば、ラキムにもGラップにも負けない速射フロウが味わえる「Raw」「Set It Off」だ。
上にも書いたライブ感を味わうならば、「On the Bugged Tip」「Mister Cee's Master Plan」あたりの2枚使い感と、ブレイクの作り方・乗り方が上手すぎるので、思わず首を振ることになる。

といった具合で、いわゆる基本的なヒップホップのイロハがわかりやすく耳から入ってくるわけだ。
韻はキッチリ、小節、バースで踏んでくるし、歌っぽいフロウもあったりする。
何より後進のクラシックに声ネタで散りばめられたパンチラインの多いこと、多いこと。

もしオレの子供がラップしたい!っつったら、ノーバディノウズなアルバムではなく、エブリバディノウズなこのアルバムを真っ先に聴かせるだろう。
by blue-red-cherry | 2008-01-08 21:33 | 音楽

ディパーテッド

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マーティン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン。
大作らしい大作、「ディパーテッド」を見た。

香港発のオリジナル、「インファナル・アフェア」は未見。
だからマフィアの潜入捜査をする警察と、警察に潜り込んだマフィアの話、オレにとっては「ディパーテッド」がオリジナル。

女子供向けの小説が続いてたせいか、骨太ハードボイルドな男、いや漢の世界にグイグイ引き込まれた。
深夜の2時間半もまったく苦ではない。
先に書いた前者=ディカプリオ、後者=デイモンの対立構図、直接の対立こそないものの、警察×マフィアという環境の対立、そしてそれぞれがその中で偽マフィア×マフィア、偽警察×警察のバレそでバレないスリリングな対決をしてるもんだからまさに手に汗握る緊張感が頭から尻尾まで詰まっている。
組織のために尽くしながらその実、その戦いは間違いなく孤独、という事実に男の人生の悲哀が詰め込まれている。
しびれる、しびれるねえ。
悪に染まることを拒否しながら悪と同化しなければいけない極限状態の苦悶、ディカプリオの熱演が胸に迫る。
一方であらゆるものを裏切り続けるデイモンの醸し出す悪、それもまたマフィアという絶対悪の中で大きく揺れ、もがく。
奇しくも2人が同じ拠りどころを求めるところなんか、たまらなく切ない。

エンディングがまたいい。
男の戦いに甘すぎるハッピーエンドは似合わない。
善と悪がめくるめく世界に正解はなく、また勝者も敗者も天使も悪魔もない。
ただただ悲哀に満ちたハードボイルドな世界に、どっぷり浸かれた。
いいよ、「ディパーテッド」。
by blue-red-cherry | 2008-01-08 15:47 | 映画

豚しゃぶの湯葉のせ

新年の京都帰省土産に、今年も湯葉と千枚漬けをいただきました。
多謝!
生ものなんで、早速食べることにする。
そして昨日は七草粥。
お粥に湯葉、千枚漬けなんてちょっと乙な感じじゃんっと、仕事帰りにスーパー寄ったらもう、あれだ、七草フィーバーで緑野菜売り場は焼け野原。
一昨日くらいには七草セット、腐るほどあったのに……。
結局いつもどおり、ちょうどいい値段と量の豚バラでしゃぶしゃぶ feat.湯葉、それと一応、お粥は食べてみた。

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湯葉も千枚漬けも、そのまま食べるのがぶっちゃけ、一番美味い。
讃岐のアンテナショップで美味しいだし醤油も購入済みだったので、もちろんシンプルにも食べる。
ただ湯葉は、刺しも美味いけど、温めても美味い。
豚しゃぶと同程度、ささっと、軽くだしを足した湯にくぐらせればそのまろやかさに深みが出る。
歯応えとフレッシュなえぐみなら刺し、まろやかさなら温、ってとこか。
これも最近買った、だしポン酢でいただく。
豚バラと一緒に食べれば肉の旨味とあいまって、濃厚濃厚。
優しいお粥とのコンビネーションも良かった。
これ、お粥だけだったら物足りなかったな、たとえ七草そろっても。

メインの豚しゃぶはもろに酒が欲しくなる感じだけど、我慢。
年末から三が日、飲み続けたので、5日、6日と休肝日に出来た。
上出来、上出来。


つか、携帯変えたら写真の画質悪いってオレも随分前から気付いてたのよ、しょこたん
フラッシュないのもあとから知って…分かるよ、しょこたん。
同じメーカーだよ、しょこたん。
by blue-red-cherry | 2008-01-08 11:30 |

海鮮酒房 肴や 恵比寿総本店

仕事始めのランチは「肴や」にした。
朝からメールチェックに終始した午前中だが、やはり1週間もブランクがあると疲れるのが早いのか、腹が減るのも早かったので、大飯食えるここにしといた。

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今日もお目当てのマグロのチーズカツ定食は売り切れ。
12時台後半でダメってことは12時台前半に来いってことか。
仕方ないので鶏の唐揚げ、ねぎソースがけにした。
所謂、油淋鶏といっていいだろう。
甘めの醤油ベースのタレに、刻んだねぎがアクセント。
若干量が少なめで、衣全体に染み込ますってのは叶わなかったが、ひとかじりした身にはよくマッチして、鶏の肉汁との相性よし。
ねぎソースがけながらタルタルソースも添えてあるので飽きない工夫も嬉しい。
前回の経験を踏まえ、大盛りご飯を避けといてちょうどいいボリュームだった。

ここも惜しいのがノット分煙なこと。
しかもいつのまにか満席の人気店になってんの。
で、今日なんか4人がけの席に通されたと思ったら、2人組と即相席で(向かいに2人並ぶ感じ)、その若いお兄さん2人がスパスパ吸うんだ。
左右見回しても食前の人、食後の人、煙だらけorz。
結局隣の4人がけが空いたタイミングで、きっとさぞかしオレが嫌な顔してたんだろうけどw、2人組のお兄さんが空気を読んで席移ってくれたのがせめてもの救い。
ああ、どうかランチタイムくらい、分煙して欲しいものよのう。
by blue-red-cherry | 2008-01-08 03:11 |