2010年 01月 11日 ( 2 )

名波浩 引退試合 STELLE JUBILO vs AZZURRI GIAPPONE

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名波浩 引退試合 STELLE JUBILO vs AZZURRI GIAPPONE_c0025217_135659100.jpg名波浩 引退試合 STELLE JUBILO vs AZZURRI GIAPPONE_c0025217_1357520.jpg

年頭の天皇杯は飲みながらgdgd、高校選手権は足が重く腰が引け、年始のFA・カーリングカップは始動からまさかの繁忙で見る暇がなく、この三連休を迎えた。
というわけで90分、今年初めてまともに通して見られた試合が「名波浩 引退試合 STELLE JUBILO vs AZZURRI GIAPPONE」となった。
もちろん激しいぶつかり合いや、最先端の戦術、そこにこそサッカーの面白さが詰まってると思うけど、観客を魅了する華麗なテクニックや遊び心溢れるプレー、何よりピッチの選手たちが誰よりも楽しんでプレーしているゲームを今年最初に見られたのは、ある意味幸せだった。
今年もたくさんサッカーが見たい、そんな気持ちにさせてくれる試合だった。

これぞ華試合と呼ぶに相応しい豪華なメンバー。
前半はアズーリ・ジャポーネ=フランス大会中心の元日本代表、で10番をつけた名波。
カズゴン2トップに、オフェンシブにヒデとモリシ、名波がコンダクトして、アンカー山口素弘に、4バックは名良橋、秋田、井原、相馬という、なんとまあ豪華絢爛。
こういう華試合の類でもここまで豪華なラインナップは記憶にない。
対するステッレ・ジュビロは我らが川口信男、三浦文丈が並び立ち、成岡に大井、マリノスの清水範久など現役も配した布陣。

序盤こそ攻め合い、落ち着かない拮抗した流れだったが、ジュビロは信男さんの先制弾以降は沈黙。
アンカー山口以下、強く乱れない最終ラインの大人気なさをメインにまったく形が作れない。
一方代表側のオフェンスはやりたい放題。
やっぱり攻撃は名波のコンダクトから始まり、まだまだ元気なカズ・ゴン2トップの動き出しに長いボールが何本も通る。
名波の長いフィードにゴンが落としてカズがボレー、なんて失禁もののシーンが象徴してた。
エリアで落ち着いて流したカズへのアシスト、コーナーの攻めなおしでピンポイントで秋田の頭に合わせたクロス、前半はきっちり2アシスト。
直接FKをポストに当てて沸かす場面もあったね。
前半からフル稼働なもんで、正直後半不安になったわw

名波がいるチームが盛り上げたこの試合。
前半のアズーリ・ジャポーネはほかにも見どころ満載だった。
何気に誰よりもマジだったヒデにはちょっとした寂しさも覚えつつ、楽しませてもらったし、上に書いた名波のクロスに合わせた秋田の高さはさすがだった。
何より急造を感じさせないチーム力に感服した。
激戦を戦い抜いた同士ゆえのコンタクト、そして各々指導者や解説者としてさらなるサッカーの求道を続けているものゆえの洗練されたサッカー観。
これらが合わさることにより、守備面でのブロック作り、攻撃面での連携・アイデアのハーモニー、実に美しかった。
ナイナイ矢部、U-turn土田が入ったとしてもその流れは崩れず、むしろ芸人2人すらもその流れに取り込んでいく様はさすがとしか言いようがない。

しかし後半はジュビロのターン。
高原ゴンの2トップ、中盤は名波に藤田、奥、服部とN-BOXこそ叶わなかったものの、黄金期を思わすメンバーで反攻。
ゴンがもらった温情PKでゴールを記録した名波だったが、真価は終盤、そしてラストに見せ付けてくれた。
ジュビロの3点目となるゴンへのアシスト。
エリアで足元深く入ったボールを甲に乗せ、時間と距離、完璧な空間処理能力でゴンに合わせたループパス。
まさに芸術。
藤田も似たようなことやってたけど、あの辺の感覚は本当にすごい。
高原がいつになく活き活きしてたり、ミスチル桜井やペナルティワッキーの投入で沸かせつつも、最後にすべてを持ってったのは名波。
攻勢ゆえに再三クロスを上げまくってた山西が上げた何本目かのクロスは吸い込まれるように名波のもとへ。
ハーフバウンド、腰よりやや高いくらいの打点は決して楽なボールではなかったが、弓引くようにジャストミートしたボレーがサイドネットに突き刺さる。
4-4だったゲームを決める決勝弾は、実にロスタイムの得点だった。
ゴールを決めてピッチに寝転ぶ名波を抱え、セレモニーを待たずして異例の胴上げ。
なんと美しい光景だったことか。

名波は引退を決意した理由に、ボールが1個、2個分ずれてしまう、としていた。
職人ならではの発言だ。
今日名波が見せてくれたアシスト、ゴールはそれこそ、ボール1個分ずれていたら適わなかったものだし、こういったレベルの試合であればそのずれはまったく感じない。
だが、トップレベルで合わせられないこと、それを本人が歯痒く感じていたんだと思う。
研ぎ澄まされた感覚は恐らく、修練の賜物で、だからこそ、引き際を早く、見つけてしまったんだろう。
あの美しい、本当に美しい左足のキックが見られないと思うと寂しいな。
でも、この記憶は一生消えることはないと思う。
この試合、往年の選手たちを見てて、「ああ、らしいww」と、面影を変えたおっさんたちから感じ取れたように、彼らが残してくれたプレーのインパクトは色あせることはない。

名波選手、お疲れ様でした。
すでにその解説は堂に入っており、オレ自身大好きなので、解説はもちろん、その優れたサッカー観を日本サッカーの発展に還元してください。
ありがとうございました。
by blue-red-cherry | 2010-01-11 13:57 | サッカー(FC東京以外)

バターチキンカレー

日曜は休日出勤を予定していたが、折からの胃痛と、軽く引きずった酒による頭痛でやめた。
そもそも仕事が胃痛の原因なので、休日は割り切ったほうがいいのかな、とも思う。
で、食欲はいまいちで、朝はハムやら葉っぱやらを適当に千切って食べ、午後はだいぶ調子良くなってきたのでサッカー見ながらカップラーメン。
夜はちゃんと作ろうと、PCでレシピ見つけたバターチキンカレーを作った。

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鶏ももの一枚肉をぶつ切りにし、ヨーグルト、にんにくとしょうがのすりおろし、カレー粉、塩と一緒に揉みこんで漬ける。
ルウのほうは多めのバターで同じくにんにくとしょうがのすりおろしを炒め、香り付いたところでホールトマトを濾したもの、カレー粉、パプリカ、さらには30分以上漬けた上の鶏肉を漬けだれごと入れる。
そのまま煮込むこと30分、最後に生クリームでとろみをつけて完成。
見たレシピでは具は鶏肉だけだったんだが、寂しいのでマッシュルームを刻んで入れた。
ちょっとカレー粉の調整が大雑把過ぎて、味が多すぎた。
トマトの酸味、バターのまろみ、それにいろんな香辛料や具材の旨味がカオスって、複雑な味といえば聞こえはいいが、ちょっと雑な感じになった。
でもヨーグルト効果か、鶏はめちゃくちゃ柔らかいし、繰り返しになるが味は複雑で深いので、市販のルウ一発勝負の画一的な味とは少し違った。
微調整でもっと良くなりそう。
野菜を食べないのもあれなんで、レタスとハムを刻んでパルメザンチーズをかけたものも、申し訳程度に添えた。

カレーは手を加えれば加えるほど可能性が広がる。
ここでこそ、引き算の美学がものを言いそうな気がする。
by blue-red-cherry | 2010-01-11 12:58 |