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日本×スコットランド キリンチャレンジカップ2009

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生観戦はたぶん、オシムのときのガーナ戦以来。
久しぶりのスタジアム観戦となった代表戦、日本×スコットランド
新横浜はおろか、横浜駅周辺でもタータンチェックを身に纏った大男ども何度も見かけた。
強面のダフ屋さん、ばったもんのユニ露天商、そして何より普段は目にすることのできない、フレッシュなお客さん。
何もかもが新鮮だった。

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しかしもっとも新鮮にして、もっとも見たかった「21番 石川直宏」の登場には、胸が熱くなった。
一足先にサッカーダイジェスト誌で代表ユニを纏った石川の姿は見ていたものの、やはり本番、ピッチに立つ彼を目にするといろんな思いが去来した。
アンセムにあわせて入場する石川。
国旗に正対し、君が代を歌う石川。
ちょうどその頃、急にあの、石川自身が数奇な運命を口にしていた、彼がキャリアでもっとも苦しんだ怪我を負ったあの日の日産スタジアムを思い出した。
涙が出た。
怪我を克服して、とか、苦しみながらスタイルを変えて、とか、10年目のブレイクとして取り上げられてきたし、実際スタジアムで石川が復活する過程を目にしてきて、彼が日本代表としてピッチに立つことを当たり前のように思ってきたけど、あの日あのとき、担架で運ばれていく石川を見送ったオレたちに、この日の晴れ舞台が想像できた人はいただろうか。
そんなことに気がついたら、胸が熱くなった。
まずはこの事実、石川が代表のピッチに返り咲いたこと、そのことに素直におめでとう、と言いたい。

試合が始まれば話は別。
石川にとっては、この試合が南アフリカに向けたスタートライン。
持ち味を出しつつ、更なる進化を感じた65分だった。
前田を1トップに、2列目に本田⊿、石川、憲剛と並べたこの試合、スタートは石川トップ下、右に本田⊿、左に憲剛という布陣。
前田の追い越し、裏への飛び出しを期待された石川は、そのとおり忠実に、スペースへの飛び出しを志向する。
左サイド、少し下がって受けた憲剛から幾度かいいボールが出たものの、この日のチームは半ば即席、トップの前田は時間を作れず、センターハーフとセンターバックがボールキープ、展開に寄与できない中、効果的なボールはなかなか引き出せない。
そんな窮状を、岡田監督の指示だったようだが、石川をサイド、本田⊿を中で入れ替えることで打開。
右に開いたポジションを持ち場にした石川は、そこを軸に内田とのコンビネーションで縦を突破したり、中央に入ってはサイドに叩いて縦に抜け出すなど、ダイナミックな動きが発揮され出す。
右サイド、内田とのワンツーでエリアに侵入し、キーパーとディフェンスの間にグラウンダーを送った場面、終了間際、いくつか回ったボールを中央ダイレクトで左に捌き、受けた今野からの長めのスルーパスに抜け出して憲剛の決定機を演出した場面。
どちらもラストパスに若干の精度と、連携のズレがあったものの、人の動きでゲームにダイナミズムをもたらすという、石川の特徴は遺憾なく発揮されたのではないだろうか。
フィニッシュに関しても意欲は充分見せた。
前半45分で3本くらいは打ったかな?
エリアの外、ディフェンスのプレッシャーに遭いながらのものだったが、チーム全体でなかなかシュートシーンが作れなかった中、上のチャンスメイクと合わせ、前半も半ばからは石川がボールを持つとスタンドが沸く、日産スタジアムが味スタのようになっていたことが証明している。

進化を感じた部分は、意識的なダイレクトプレーの増加だ。
平均身長183cmを誇るスコットランド守備陣は、腐ってもボディコンタクトに強さを感じさせた。
それこそ前田は徹底して潰されたし、石川や本田⊿へのプレッシャーもなかなかの強度があった。
Jのディフェンスもしつこいマークを見せる選手はいるが、やはりヨーロッパの選手の寄せはホント、体と体がぶつかり合うのが基本だから、あそこまで懐ギリギリのところにプレッシャーを受けることは、あまりないと思う。
石川も何度か潰されるシーンがあったが、徐々に感覚を掴んだが、途中から仕掛け以外、繋ぎの場面では相手のプレッシャーが来る前にダイレクトで叩くシーンが増えた。
東京でもダイレの意識は高いほうだと思うが、フリックオンにダイレの落とし、ときにヒールを使ってみたりと、その頻度はいつもより多く感じた。
その後のリターンの精度が低かったり(内田!)したせいで、相手を崩すまでには至らなかったものの、自らの仕掛けるチャンスを、自分がひきつけたディフェンスをダイレであしらうことで自ら作り出す、このプレースタイルはまた彼の進化をより強めそうな気がする。
ただ、ダイレクトプレーで上げたスピードを活かすも殺すも周りとの呼吸次第なので、あってくれば面白いだろう。

岡田監督は後半、ほとんどプレー機会のなかった石川を称して「疲れが見えた」的な評価をしていたが、確かに疲れもあっただろうけど、個人的には抑えているように見えた。
石川自身、期待されている得点や仕掛けの部分のほかに、チームとして求められる前からのディフェンスだったりリトリートだったりをバランスよくプレーしながらどこまで持つか、みたいなことを課題に挙げていた。
交代はある程度決まっていたとは思うが、石川の後半の動きは、東京でも今季はよく見られるんだけど、自主的に強弱をつけて、長くプレーするための、良い意味でのサボりに映った。
恐らくあのまま引っ張っても90分、ある程度のクオリティでできただろうし、逆に最初から65分限定だったとしたら、後半頭からもう少し飛ばして、それこそ前半のようにイケイケのままアピールすることもできただろう。
それを考えると、もう少し長く見たかったのが正直なところだが(それこそ前で森本が基点になれて、憲剛がボールを捌いて流れるようになった中でとか)、岡田監督の「充分使える」はリップサービスではないと思う。
トーゴ戦、所謂ベストメンバー、このチームの骨格となる選手たちとの融合のテストは、行われるんじゃないだろうか。

石川は本当に、コントロールができる選手になった。
数年前まで、石川といえば「空回り」が代名詞だった。
チームの不調時には誰よりも気合いを入れて率先し、周りとの呼吸がずれてしまう。
怪我からの復帰戦では様子見せずに全力疾走し、再び怪我をしてみたり。
もちろんそれは、誰よりもチームを愛し、結果を求めてるからのことであって、オレたちファンは、歯痒さとともに誇らしくもあったんだけど。
それがあの大怪我を乗り越え、城福サッカーという未知の挑戦に出会ったことで、少しずつ変わりはじめた。
無理をせず、自分のベストをチームに溶け込ませていく中で、100%じゃない、力の発揮の仕方を知った。
肩の力が抜けた石川のプレーは、細かい離脱があろうと、いつでもチームにすんなり溶け込み、シュートは面白いようにコースを突き、ネットに吸い込まれるようになった。
サッカーに答えや真理なんてものは存在しないと思うが、感覚的にゴールを奪いつづける彼を見ていると、その答えを知ってしまったかのように見える。
一歩引いた感じ、力が入りすぎなくなった状態は、この5年半ぶりの代表戦でも変わらなかった。
周囲の声援とプレッシャー、自身の高いモチベーションと不安、そのすべてを飲み込んで落ち着かせた上で、持ち味を出し切った。
正直、空回りしなきゃいいなあ、なんて思ってたオレの心配なんて杞憂もいいところだった。
高いモチベーションを一旦落ち着かせ、力みなく実力を発揮できる。
本当にいい選手になったと思う。
この調子で頑張ってほしい。

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とまあ、石川ばかり見ていた試合だったんだが、ほかにも印象に残ったところをサクっと書いておこう。
まず、やっぱりセンターバックがしんどかったと思う。
岩政の高さは確かにすごくて、試合開始10分くらいで3、4本、ストレートに縦にフィードしてきたボールがあったけど、すべて無敵の空中戦で跳ね返した。
それ以降も危なげなく、あの強さは別格だと思った。
しかしその一方で、ビルドアップが拙い。
これは阿部も含めてだけど、センターバックでのポゼッションは、相互のパス交換か、サイドバック、ボランチ、もしくはオフェンシブハーフが戻って受けにきたところにしかボールが出せない。
中盤やサイドを経由するビルドアップはもちろんありなんだけど、せっかく石川が鋭く裏狙ってたのに、一拍挟まなければいけない展開は、チャンスロスでもあったし、センターハーフやトップ下が一段下がって受けるプレーを必要以上に多くしてしまっていた印象。
この後方からの配球でいえば、センターハーフの2人も物足りなかった。
稲本と橋本は互いにバランス重視、恐らく憲剛がボールを散らし、本田⊿にはシュートを、石川には飛び出しを、という具合に前の3枚に気を使っていたと思うんだけど、彼らからの展開がいかんせん少なかった。
稲本の突進、橋本からの縦パス、数度あったが、どれも続かない。
せめてサイドチェンジ、あそこで揺さぶりかけられればもう少しチャンスも広がった気がするが、結局ここからボールが動かないので、本田⊿が下がって受けて散らしたり、彼の前での持ち味を奪う格好になっていたように思う。
ここは後半、稲本が下がって憲剛がセンターに入って配球し出してから、勢いが出た形がひとつ、証明している。
その意味で、センターバックとセンターハーフ、ビルドアップの心臓部は依然、レギュラーとのタレントの差を垣間見る結果だった。

前線は岡田監督も言っていたが、即席だったこともあり距離感が開きすぎていた。
これもまた、ビルドアップが拙く、上から降りてくる構造が一因になっているように思うが、前田に楔を当てるものの、彼のサポートがやや遠く、ダイレクトで叩くことはまず難しい状態。
前田の孤立は前線に基点が作れない状態とイコールで、これが少し、ばたついて見えた。
前田はジュビロのそれじゃないけど、イ・グノといい距離感を保っているように、ある程度近くに人がいる状態のほうが活きると思う。
キープ力が1トップ属性のイメージを高めていて、やらされて苦労するタイプの選手と見た。

大人になった、なんて言われている本田⊿だけど、彼を見てると、生き残りのためのアピールっていろいろあるんだなと思った。
彼なんかはもう、そのパーソナリティの部分はインパクト強く、アピールが済んでて、求められるのはどれくらいチームに溶け込めるか、がテーマだったんだと思う。
確か初合流は論外、オランダでの一発目を経て岡田監督と会談の場を設けて以降の変化だから、きっと岡田監督の希望どおりにやってるんじゃないかな。
その意味では合格点に足りうる内容じゃないだろうか。
そつなく守備もこなし、繋ぎのリズムを切ることもない。
フリーキックで相手に脅威を与え、おまけ程度だが、ゴールという結果も残した。
ちょっと時間はかかったが、ここからが本田⊿の再スタートだと思う。
チームコンセプトの理解、実践は及第点。
あとはここに、持ち味である得点力や、前への意欲をどう乗せられるか。
それに対して、大久保、松井のアピールは全力でオレ、だったと思う。
まあそれが求められてる部分でもあるんだけど、持ったらとにかく仕掛ける仕掛ける。
チームのリズムとかじゃなくて、自身の力で相手をかわして穴を空けることでチームに貢献するっていう。
どちらも面白い選手ではあるんだけど…激戦の前のラインナップで、当落線上なのは間違いない。

最後に森本かな。
やっぱりインパクト、強い。
2、3人背負って失わずに収め、ときにターンでぶっち切るスタイルはまさにフォワードのそれ。
岡田ジャパンに登場した、初めての本格派の1トップ属性かもしれない。
もちろんそれだけではなく、日本の先制点となったオウンゴールのシーンにおけるクロスへの入り方、エリアで粘り、松井へヒールを送った場面、何より本田⊿のゴールを呼んだ、ゴール直前での落ち着いたボールタッチと速すぎる足の振り!
総合的なフォワード能力の高さは、2トップでより活きる可能性もある。
とにかく体のキレ、強さともに抜群で、期待感を抱かずにはいられない。
充実極まる岡崎との2トップが機能すれば…フォワードらしいフォワードを2人並べた、近年の日本サッカーではあまり考えられなかった組み合わせが実現するかもしれない。

おっと、忘れてた。
今ちゃんのことも書かずには終われない。
左サイドバックでの起用だったが、スコットランドがそのエリアへのロングボールを多用したこともあり、守備機会はいつになく多かった。
一発目のフィードこそ、高さで遅れをとったが、その後は磐石。
足元は無敵だし、空中戦でも寄せの強さでひけをとらなかった。
さらに攻撃面でも、特に後半は何度もオーバーラップからクロスを上げ、カットインからのミドルシュートも放った。
途中出場でフィニッシュに絡んだ駒野の好印象もあるが、普通に左サイドバックのバックアッパーとして、長友に次ぐ存在なのは間違いない。
さらに上の駒野の投入でボランチに入ってからのプレーもまずまず良かった。
ポゼッションサッカーの礎として、もっとリスクの高い低い位置からのボール回し、展開をしてるがゆえの自信と落ち着きが感じられ、そつなくプレー。
もしかすると、岡田監督に23人、この選手だけは外せない選手を選んでもらったら、俊輔でも遠藤でも岡崎でも長谷部でもなく、今ちゃんの名が挙がるかもしれない、それだけ助かる選手だと思う。
徳永も2試合目にして堂々たるプレーぶり。
俄然活性化されたサイドバックのポジション争いだけど、充分ラインナップに入れるプレーをしていると思う。
あとは時間、経験値の不足をどれだけ補えるか。

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メンツがあれだったので、個々のアピールが主だったけど、それぞれに収穫と課題があった試合だったかな。
この中で得た岡田監督なりの手応えと答えが、トーゴ戦、主力とのテストにどう照らし出されるのか、非常に楽しみ。
それと、スコットランドが二線級だった、という人もいるけれど、日本もこういっちゃなんだが、1.5軍もしくは2軍のメンツだったわけで、2軍対決、ホームならば日本がスコットランドに勝てる現在地ってのもまた、興味深い事実なんじゃないかな。

また長くなってしまった…。
by blue-red-cherry | 2009-10-12 15:24 | サッカー(FC東京以外)

蒙古タンメン中本 本店

日曜夜、「鳥昇」での飲みを経て、子を連れ妻のもとへ帰る友人たちと別れ、せっかくの上板橋、「中本」本店へ参じてきた。
店に向かった時点で22時過ぎ。
自宅へ帰るには23時半の終電に乗らねばならない危険な時間。
店に着くと、「ジャスミン」後ろで10人を超える行列。
どうしようか迷いつつ列に入ると、続々訪れる後続、漸進する列に引っ込みつかなくなり、流れのままに店内に入ったのが23時過ぎ。
前には6人。
ああ、これは終電逃したな、実家に逃げ込むか、と覚悟を決めようとしたところで、前が3人組×2のセットだったため、すっ飛ばしてまさかの優先着席!
一人って素晴らしい。
2分待って5分で食べて、5分ダッシュで駅まで走ってギリギリ終電乗れましたとさ。

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限定スキーなオレなので、限定いきたかったところだが、今月の本店の限定は昼夜20食のみの北極の超。
まさしく超食べたかったところだが、当然この時間には残ってない。
さてどうしよう、と考える間もなく、速攻で食べなければいけなかったため、ニコセットとか、都度調理の樺太とか凝ったものはチョイスできず、北極に本店のみのサービスである背脂をつけて頼んだ。
真っ赤な北極スープに雪のような背脂が乗ったルックスは絶景。
これ、ほかの店でもやってほしい。
オレ的本店の特徴なんだけど、脂というより油多めで、辛味スープの上に一層、油膜がある感じは健在。
その分辛さは、目黒とかに比べるとちょっとマイルドな印象。
急いでいたこともあってから、北極でもエンジン全開で啜れた。
確かな辛ウマで、やっぱ中本は北極だなーっと思いつつ、背脂を絡めるとまた違った楽しみ。
まろやかでコクが生まれるというか、辛さは和らぐものの、不足はない。
麺は固めでオーダーしたが、食べ応え十分。
ああ、いつものことだけど、中本ってこう、思い出しながら記録してるそばから食べたくなるっていう。

友人にことの顛末を報告すると、執念のミラクル、だそうだ。
上板行って本店寄らないなんて、できないよww
by blue-red-cherry | 2009-10-12 12:32 |

鳥昇

日曜の夜は、味スタを早々に抜け出して、地元・板橋に帰っての飲み会。
20年以上連れ合う、地元の仲間と飲み。
数年来、所帯を持ち始めたりで集まりは悪くなりがちで、そろえば10人を超える集まりも、今回は入れ替えありつつ延べ5人。
そのうち2人が妻にフリータイムを与えての娘連れ。
すっかりパパになっちゃって、自分の飲みそっちのけでメシ食わせたり、おむつ変えたりする姿に目を細めた。
楽しかったけど、酔わなかったのには、自分の将来を重ねていろいろと思ってしまったからか。
場所はいつもの「鳥昇」
改めて思ったけど、この店は焼き鳥屋で、焼き鳥も美味しいし、ほかのメニューも美味しい。
酔わなくって気付くこともある。

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まず焼き鳥だが、塩だれの砂肝が美味い。
たれ付きのレバーもまた、とろっとろで美味い。
もちろんねぎ間など、しっかり鶏肉を食らう串もいけてる。
焼き鳥は総じて美味い。
さらに鶏わさ、鶏薄造りなどが美味しくいただけるように、鶏肉そのものがフレッシュ。
名物といっていい、オレたちの飲みで鉄板なのが鶏のしょうが焼き。
肉厚の鶏に甘しょっぱいしょうが焼きだれが見事にマッチング。
この皿が宅に並んだら、取り合いですよ。
ほかにも冬季ってことで、牡蠣の味噌焼きなんかも食べた。
この冬、初の牡蠣だったけど、ぷりっぷりで美味かったなあ。

なんだかんだで量食べ、量飲んだ。
ビールに始まり、焼酎は4、5杯飲んだ。
日々の晩酌に比べればかなりの量なんだが、なぜかあまり酔わなかった。
こんな夜もあるさ。
by blue-red-cherry | 2009-10-12 12:17 |

スパゲティミートソース

日曜のブランチはスパゲティミートソース。
前夜の代表戦疲れでうだうだと昼前に起きだし、連れに作ってもらった。

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カ〇メのミートソース缶を使ったらしいのだが、あまりにもミートが入ってないことと、味の薄さに驚愕し、急遽ソーセージを刻んで炒め、ケチャップなどで味を調整してくれた。
おかげで味に不足はまったくなかった。
不慮の自体のおかげで、ソーセージが入って食べ応えも出た。

一人暮らしのときはバカの一つ覚えでスパゲティばかり作ってたが、引っ越してからは全然作ってないなあ。
たまには本格的なやつでも作りますかのう。
by blue-red-cherry | 2009-10-12 12:06 |

釜卵うどん

土曜の夜は、横浜でのサッカー観戦を終え、6万人の一斉帰宅にどっと疲れを感じつつ、なんとか帰宅。
昼に食べ過ぎていたので、観戦中は腹も減らずに過ごせたんだが、夜はさすがにきつく、日曜の天皇杯のげんをかついで釜卵うどんをさくっと作って食べた。

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家でこういう感じのうどんを作るのは久しぶりな気がするが、さっと茹でて薬味を散らして卵とだし醤油をかける。
シンプルだけど、これ以上ない美味しさが味わえる。
薬味は小ねぎとたっぷりのしょうが、みょうが。
飲みながらだったので、さっぱりした味わいがハマる。
つまみも欲しかったので、少量の豚バラを買ってきて、これもさくっと茹でてポン酢と鰹節に塗した。
夜食はこんなもんでちょうどいい。

うどんは常備させとくべき。
by blue-red-cherry | 2009-10-12 11:46 |

山東

再び更新が滞ったので、まずは食の記憶から巻き気味で。
土曜は夜に代表戦があったので、昼から横浜へ。
とはいえ動き出しが遅かったので、午後イチにようやくあっちのほうにつくスケジューリング。
メシ食うくらいしか楽しめなさそうだったので、とりあえず中華街。
以前友人に教えられ、連れられたものの大行列で断念した「山東」に行ってきた。
この日も10人を超える行列だったが、回転は悪くなく、20~30分待ちで入れた。

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なるほど、中華な香りと油が充満した店内は、相席相席の嵐で確かに手狭な印象。
しかし中国語のオーダーが飛び交う様は、まさにチャイナタウンの活気。
契機付けに昼ビアかっくらい、まずは青菜炒めから。
にんにくがガンガンに香る、塩にんにくの味付けで、さっぱりはしてるんだけどコクがある。
それが青菜の苦味と合わさって、なんともいえない深みのある味に。
続いて早速主役の登場、水餃子。
この店はこの水餃子で名が知られている。
1人前で充分、2人分の量が盛られて一皿750円はなかなかのコストパフォーマンス。
一個一個が大きく、まずはそのもちもちかつ厚みのある皮がすごい。
皮自体もほんのり甘味があり、美味しいんだが、その厚みで中の具の風味や肉汁をしっかりコーティング。
具もすごい。
こちらもにんにく香り、さらにはニラが大量で、この二つのインパクトがありつつ、さらに肉自体の旨味がすごい。
何で味付けされているかはわからないが、相当に濃厚な味付けで、正直たれいらないレベル。
しかしたれはたれで名物。
ピリ辛かつ、若干の酸味がある所謂餃子っぽいたれに、ココナッツが合わさったなんともいえない甘辛で風味の強いたれ。
これが旨味たっぷりの肉、肉から溢れ出す肉汁との相性が良いんだ。
さすがの逸品、この水餃子のためだけに、来店する価値はある。
ご飯ものは五目チャーハン。
ぱらっぱらに散らばった米粒の炒め加減はさすがで、ハムや野菜、細かく刻まれた具材の食感もいい。
味付けはほかのメニューに比べると薄めで、ちょうどいい。
で、もう一皿が久々にやっちまった欲張りオーダー。
せっかくだから、の一言で頼みすぎて失敗するパターン。
蒸し若鶏の葱油ソース、葱油とか言われたら反応しちゃうじゃん?
味はもう、絶品。
塩気の効いた葱油ソースは香ばしく、透き通っていながら確かな味。
そこに肉厚柔らかで、淡白な鶏肉を、しょうがをアクセントにしながら合わせて食べる。
いかんせん、量が多い。
青菜も、水餃子も、蒸し鶏も。
ご飯もの+2皿が適量だと思う。
気合いで食べきったが、相当しんどかった。

それでもこの4皿とビール大瓶1本で4,200円。
一皿の量が多い分、大人数でシェアすればもっとコストパフォーマンスは上がるだろう。
退店した15時ころも行列は絶えず、恐らくどの時間帯に行っても並ぶことは必至だが、昼下がりあたりに宴会できたら最高だと思う。
また行く。
by blue-red-cherry | 2009-10-12 11:34 |

アジの開き

金曜の夜は、例によって花金だがまっすぐ帰宅。
連れともども、なんとなく風邪が抜けきらない一週間だった。
ひょっとして、家の中に菌が滞留してるのか?
空気の入れ替え、家電芸人の受け売りでプラズマなんちゃら、買うか…。
そんなこんなで、アジの開き。
気合い入れたくって、にんにくとしょうがたっぷりの辛味スープも作った。

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アジは脂のノリがよくって、表面艶々、中ふっくら。
ちょっと小骨が多くて綺麗に食べられなかったが、美味しかった。
昼から煮込まれてたおでんもホクホク。
刻んだたこが入った練り物がヒット。
自作のスープは、家にあった唐辛子が残りわずかだったので辛さがいまひとつだったが、にんにくとしょうがのエキスはバッチリで、温まった。
締めにご飯を入れて、おじやにして、最後まで味わい尽くした。

とまあ、寝て起きて今にいたるが、いまいちな感じ。
今日は横浜でナイターなので、風邪を引かぬよう、しっかり防寒していこう。
by blue-red-cherry | 2009-10-10 10:43 |

弁当

金曜は午前中からミーティング。
そういえば、最近ずっと個人作業ばかりだったので、ミーティング自体久しぶり。
上司とサシだったので、みっちり1時間、喋り倒したら喉痛いわ、頭ぼーっとするわってどんだけオレ、ヒトと会話してないんだww
ネット依存甚だしいのも考え物だな。
ミーティングを終え、黒烏龍茶で喉を潤しながら、弁当。

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味噌汁はミニストップにて、具沢山きのこの味噌汁を購入。
エリンギとか、比較的食感楽しめるサイズで入ってて、これは美味しい。
弁当のほうは、鶏の豆板醤炒めをメインにしつつ、魚の焼き物も。
肉厚のブリ照り、最高です。
ポテトサラダもいい箸休め。
味噌汁の具が多かったから、かなり満腹になった。

しかし午後はすっかり集中力を欠き、どうでもいいことに精を出す始末。
ちょっぴり反省。
連休明けは気合入れなおします。
by blue-red-cherry | 2009-10-10 10:16 |

日本×香港 AFCアジアカップ2011カタール最終予選

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アジアカップ予選、香港戦を軽く振り返っておく。

2007年のアジアカップでベスト3に入れなかったことに起因して、予選からの戦いを強いられている2011年のアジアカップ。
ただしこの試合が必勝になってしまったのは、年明けのアウェー、バーレーン戦での敗戦が尾を引いている。
録画中継があったかなかったか、放送がなかったことで話題になったが、どんな内容だったか、思い出せない。

ともかくそんな背景と、2日後に対戦するスコットランド代表がベストメンバーで来日しないとの報を受けて、岡田監督はこの3試合を当初の位置付けどおり、合流期間短く勝ち点3が必要な香港戦を今まで戦ってきたベストメンバー、間がないスコットランド戦で新戦力のチェック、3戦目のトーゴ戦で融合させる、というプランで行く模様。
どのゲームも、オランダ遠征のように世界との距離感を測る、といった位置付けは難しく、この強化日程は3戦を経ての評価をするのが妥当だと思う。

負けられない試合、NHKはだいぶ煽っていたが、たかだか北朝鮮と一度引き分けたくらいで、わざわざ畏れる相手ではない。
前半は局面での激しさこそ見せ(それこそ玉田に怪我を負わせるくらい…玉田に鶴)、決定的な場面でも体を張れていた香港だが、それでも大久保や松井が決定機を決めていれば前半からワンサイドゲームになったはず。
香港の足が止まった後半は既知のとおりの、大量得点。
石川や森本ら、期待の初召集組をスタンド観戦させた以上、今までのチームのやり方、狙いをピッチに描き、結果を出したかったところだが、その意味では、最も欲しかった結果を得て、狙いとしていたサイド攻撃を形作れたりと、意義のある試合にはなったと思う。
ただし、相手との力関係もあるこの試合を、岡田ジャパンのベストゲームとするセンスはちょっと、疑うけどww

チームとしての取り組みはなんといってもサイドアタック。
それも比較的押し込める相手だっただけに、サイドバックも参加した厚みのある形を出しつづけた。
いや、むしろ右の俊輔は絞ったり、下がって触りたがったりしがちだったし、大久保(途中から松井)はカットインする形を好んだし、サイドはサイドバックに委ねられていた格好か。
駒野は気の効いた上がりができていたし、ドリブル突破は今ひとつだったが、大久保がクリアwしたチャンスを演出したストレートのクロスなど、しっかり仕事は果たした。
その駒野に代わってA代表デビューを果たした徳永も素晴らしいプレーぶり。
30分という限られた時間の中で、既に日本のワンサイドゲームだったゆえに持ち前の体躯を活かしたディフェンスなどは見せられなかったが、攻撃面での訴求はバッチリ。
岡崎の2点目をアシストしたクロスでは、中盤の溜めに呼吸を合わして抜け出し、サイド深いところから中のディフェンスのタイミングを外すチョップ気味のマイナスのクロス。
ニアに寿人、中央に岡崎と入ってきたのをしっかりと狙えていた。
そのほかにも、東京で鍛えたおかげか、ビルドアップにもぎこちないながらも参加し、楔を打ち込む意思に成長を感じさせ、時間と共に壁を使った動きも見せた。
一方でスペースへの走りこみでは躍動。
ポンポンといいボールが出てくるので、実にやりやすそうだった。
受けてからのクロスも、東京でも幅が出てきていたが、ニアへの速いグラウンダーや、得点シーンでのタイミングを外したクロスなど、豊富なキックのパターンも見せられた。
30分のアピールとしてはかなり上々だったし、岡田監督はスコットランド戦での起用はおろか、3試合で見たいなどという趣旨の発言もしており、大きな飛躍のチャンスを得ている。

しかしサイドで一番の存在感を見せたのは間違いなく長友。
オランダ遠征でも体格に勝る相手を向こうに手応えを感じさせるプレー見せた長友だが、無尽蔵のスタミナは疲労の蓄積どこ吹く風でますます増してきている。
よく、「後半〇分からの男」なんて呼び名があるが、長友もその真骨頂を発揮するのは70分過ぎあたり、両チームの選手が相当に厳しい時間から、一人動き回る姿が目を引くが、彼の場合はその時間に投入されたわけではなく、頭からずーっと動きつづけた末の「後半〇分からの男」だから恐れ入る。
また、サイドでコンビを組む選手が、流れの中で玉田、俊輔、大久保、松井と代わっていったが、その誰にでも合わせられる判断力がついてきた。
いや、むしろ長友の動きが前目の選手を引っ張っている印象すらある。
縦に進んでのクロス、エリアのラインを超えて相手SBと正対する1対1や、アーリーなど、前々から持っていた武器はそのままに、いよいよカットインしての動きに磨きがかかってきた。
どちらかというと東京でプレーするときよりも、代表のときのほうがカットインからのシュートとか、多かったと思うんだけど、最近は東京の台所事情で前でプレーする時間が増えたこともあってか、相乗効果で手がつけられなくなってきた。
先日のジュビロ戦でのゴールにも恐れ入ったが、今回のゴールがまた凄かった。
体はしっかりしていた香港のディフェンダーに激しく寄せられながらも、一歩前へ出る推進力、さらに寄せを受けたまま崩れないバランス、そして何より抜ききらない体勢であのスピードボールを振りぬけるシュート力。
これは海外の選手でもなかなかお目にかかれない力強さ、鋭さだった。
感覚的な鋭さも、実現するだけの身体能力も、ずば抜けている。
正直、あのゴールを見て、もちろんその後の活躍も後押ししたが、長友の海外移籍は本当に、覚悟しといたほうがいいかもしれない。

東京の両サイドバックが右から左から、積極的に上がってはチャンスを演出した後半の30分は本当に楽しかった。
後半40分のトクのクロスに長友がジャンピングボレーで合わせた場面、あれが入ってたら、確実に失禁してたわ。
それはさておき、駒野も積極的だったし、仕掛けの意思が明確だったため、多くのチャンスが作れたのは好材料。
大久保や松井がクリアとしか思えないシュートミスをした場面のほか、鋭いクロスが3人、4人と入ってきた選手の前を通過した場面もあった。
深くえぐってのクロスのシーンが多く、パスワークで深くまで崩せたこと、中との疎通に工夫があったこと、狙いをある程度形にできていたのではないか。

あとはサイドがよかった分、サイドを釣りにして中を使うパターンで点を取る、という形が見られたのもよかった。
岡崎の先制点の場面では、その前5分くらい、右の駒野、左の長友でかなりサイドをしつこく突いていた時間帯。
大きな展開も混ぜつつ揺さぶっていた中で、その揺さぶりのコンダクターとして速いグラウンダーをズバンズバン通していた長谷部が中央でドリブルから、岡崎へのスルーパスっと、サイドの揺さぶりがしっかり布石になっていた。
岡崎の3点目のきっかけとなった佐藤寿人のシュートの場面もこれに近い。
終盤まで徳永と長友が高い位置でプレーしつづけていたので、香港のラインはかなりワイド、引っ張られていた印象。
そこで寿人がシュートモーション取れるだけの時間ができていた。
中で作って揺さぶるゆえのサイド攻撃であり、ワイドに使ってこそ活きる中央突破。
ここの相互関係がバランス取れていれば、チャンスの数も必然的に増えるはず。

センターで存在感を発揮したのは長谷部と、そしてハットトリックの岡崎か。
長谷部はとにかく前へ前へ、蹴ってよし、運んでよし、プレスしてよしという状態で、ちょっとピッチ内でも別格に見えた。
そりゃ90分フルフルでよかったかっつうと、消えてる時間もあったが、あの力強く速く、かつ気の効いた位置で出せる斜めのフィードは、意識の高さを感じさせた。
止める、蹴るのメリハリが手にとるように伝わってくる。
もう少しフィニッシュに絡んでくれば言うことないんだが。

そして岡崎はもう、動き出しが凄い。
いつだったか、万博で大黒にコテンパンにやられた記憶が甦った。
全盛期の大黒はもう、ラインとの駆け引きも、クロスへの入り方も、何をやっても抜群だった。
裏をかく、というよりは一歩、半歩先に出る瞬発力と読みの良さがあった。
運動量多いので、サイドや2列目での起用も多い岡崎だが、やっぱり前線で得点に特化した役割を与えたほうが輝いて見える。
彼の動き出しに回りのリズムもかなりあってきてたし、そしてやっぱり、決定機でしっかりと隅を狙えるシュート技術の高さは、改めて感心させられた。
北京五輪の前とかを考えると、本当に伸び方がハンパじゃない。
それは今も現在進行形だし、ワールドカップまでまだまだ伸びるんじゃないだろうか。

闘莉王と中澤の2人はほとんど仕事がなかったし(中澤のゴールはさすが)、デビュー戦でもう少し見せ場が欲しかっただろう西川だが、彼の見せ場がなかったことがうまくいった証。
遠藤は目立ったプレーこそなかったが、終始無難にこなした印象。
玉田は精力的にボールタッチしていたんだが、怪我は残念だ。
大久保は体のキレそのものは悪くないんだけど、どうしても得点に直結するプレーが見られない。
決定機を外したのはあくまでひとつの場面であり、中澤へのアシストは綺麗なクロスだったが、どうしても怖さが感じられない。
アピールとしてはやや物足りなかった。

松井もねえ…どうもこのチームのリズムに馴染まない。
運動量がまず、圧倒的に少ない。
いや、最低限の動きはあるし、生き残りへの気合いが見られるディフェンスもあったんだけど、縦へのボールでワンクッション入ったときとか、サイドバックの上がりもフォワードの動き出しも一旦、止まっちゃうリズムなんだよなあ。
ストライドで抜くところとか、リケルメに見えるくらい、モーションが大きく、独特のリズムでプレーしてて面白いんだけど、ちょっと厳しくなってきた。

俊輔もどうにも、な試合だった。
試合後のコメントでは、「こんなもん」って感じだったけど、なんらかの問題を抱えていたにしても、トラップミスや判断の遅さが非常に目立った。
チームが前へ出る、強い意志を具現化していく中で、とにかく中途半端。
まったく波に乗り切れてなかった。
スペインでのプレーを見ていないだけに現状をよく把握できていないが、この試合に限っては10番の存在感は発揮できていないようだった。
フリーキックをバーに当てた以外は、ロストする場面の印象のほうが強い。
岡田監督の信頼が絶大である以上、それがベストかどうかは置いといて、俊輔の調子が戻らないことがこのチームの致命傷になりうる。
もちろん岡田監督にはベストなチョイス、見極めをしてほしいが、俊輔の復調はこのチームに絶対必要。
頑張れ。

徳永、長友祭りが面白くって、予想外に楽しめた。
石川が出なかったことも、スコットランド戦、現地で見られると思っていたので逆にありがたい。
さすがにある程度、このチームが完成されたものであることを見せてくれた香港戦。
恐らくメンバーをほとんど入れ替えて臨むスコットランド戦は、岡田ジャパンのどうこうっていうよりは、個々の選手の力、岡田監督のやりたいサッカーへのフィット具合が測られるんだろう。
森本に本田⊿、我の強い選手と絡むことになりそうだが、石川にはその柔軟な発想と、ゴールに繋がる積極性を存分に発揮してもらいたい。
また、先発の可能性がある徳永には、ぜひ長い時間使ってもらって、積年の課題である集中力の持続問題が克服されていることを見せて欲しい。
あと今ちゃん、どこで出るかはわからないけど、今ちゃんの出場も間違いなさそうだし、プレッシャーなく、楽しくプレーしてくれるといいな。

久々の代表生観戦、しかも東京戦士揃い踏み。
楽しみだ。
by blue-red-cherry | 2009-10-10 00:27 | サッカー(FC東京以外)

鶏むね肉の豆板醤炒め

木曜の夜は、代表戦にギリギリ間に合うタイミングで帰宅。
昼間恵比寿の街を歩いてたときにはあまりの人の少なさに驚いたものだが、帰りの山手線は大混雑。
がっつりの乗車率150%以上で、まあ、いつもどおり。

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締まった鶏むね肉を柔らかく仕上げる、我が家の定番になりつつある中華風の炒め物。
もやしとキャベツもくたくたになってて、エキスたっぷり。
豆板醤とオイスターソースがベースで、とろーり濃厚でピリ辛。
今日は休肝日にしようかと思ってたんだが、サッカー観戦も相俟って、冷蔵庫にあった発泡酒を飲んでしまった。
ポテトサラダと味噌汁もウマー。

調子に乗ってちょっと食べ過ぎた。
今週も明日でおしまい。
あと一日、頑張れば三連休だ。
by blue-red-cherry | 2009-10-08 23:58 |