葉月

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3/10(水) 昼飯。
「葉月」にて。

約1年ぶりの訪問か。
引っ越す前は歩ける距離にあったので(といっても15分くらい)、結構通ってた「葉月」。
デフォの濃厚ダブルスープも最高に美味いんだが、なんといっても冬季限定の鶏そばがヤバイ。
これほど鶏鶏しながらくどくなく、バランスのとれた鶏ラーメンは、ここのを食べて以降、出会っていない。
その鶏そばが、この冬は濃厚鶏そばとして進化を遂げているという情報を遅ればせながら知り、万艱排して行ってきた。
評判が評判を呼ぶ形ですっかり人気店、開店の11時半ちょうどくらいに着くと、一陣が店に入り、店内2名、外は数名の待ち。
オレのあとにも絶えず並びが増え、その確かな人気を再確認。
久しぶりに入る店内が変わってないことにホッとしつつ、濃厚鶏そば到着。
黄色い。
鶏油がぷんぷん香り、スープの表面で輝いてる。
濃厚と銘打ってるだけあって、以前のような透明度はなく、見た目からも鶏エキスの密度の濃さがうかがえる。
一口啜る。
感涙(泣いてないけど)。
鼻を抜けていく鶏の香り、舌に訴える鶏由来の塩気、とろみを帯びた滑らかなのどごし。
パーフェクトな鶏スープだ。
麺は通常よりもちょっと細いらしい、でもしっかり太い中太のストレート。
強く、麺の味わいもあるんだけど、鶏を邪魔しない配慮を感じる。
具はスモーキーで柔らかく、薄めながらにジューシーな炙りチャーシュー、ジューシーさでいえば負けてない極太メンマ、爽やかな三つ葉は変わらず、新たにみじん切りの玉ねぎが添えられていた。
これも濃厚な鶏スープに軽やかなアクセントを加えている。

期待通り。
やはり「葉月」の鶏そばは絶品だった。
昨年春の健康診断にひっかかっていらい自粛してきたが、気がつくとスープを飲み干してしまっていた…。
この冬、この鶏そばを食すチャンスはあと3回の水曜日と(31日やらないかも)、28日日曜日に鶏そばだけを提供する日があるらしいので、3、4回。
もう一度行きたいが、さて。
# by blue-red-cherry | 2010-03-11 10:39 | ラーメン

アーセナル×ポルト UEFAチャンピオンズリーグ 09-10 1/16ファイナル 2ndレグ

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今季のUEFA CLもいよいよ8強が決まる。
アーセナル×ポルト
ホームで奪ったリードをどう生かすのか、ポルトの立ち上がりに注目していたが、キックオフからエンジン全開、凄まじい勢いと強度、精度で圧倒したアーセナルがその強さを見せ付ける格好で、準々決勝へ駒を進めた。

クリシーとサニャはほぼウイングの位置、アンカーのソングもセンターラインをはるかに越えてセカンドを拾い捲る。
ベントナーのポストワークも使いながら、ナスリ、ディアビを中心に、ロシツキー、アルシャビンのワイド含めてめまぐるしく人とボールが入れ替わる。
開始5分と経たないうちに、両サイドからは次々にクロスが、バイタル付近では楔、スルーパス、ドリブルでの仕掛けと休む間もなくアタッカーが顔を出す。
ポルトのゲームプランがどうだったかはわからないし、当然カウンターは狙っていたと思うが、ものの数分で彼らは自陣エリア付近まで押し下げられ、そして釘付けにされた。
圧巻だったのは7分前後のプレー。
自陣右サイドでマイボールにしたアーセナルは、ソング、ディアビ、ナスリ、クリシー、ベントナー、フィールドを広く、多くの選手の足元を経由しながら、10数本のパスを繋ぐ。
そのひとつひとつの中継点、相手の寄せを受けながらも体の向き、トラップの位置、そして素早い判断ともにすべての選手が優れ、ときにドリブルで仕掛け、ときにダイレクトで叩き、外から中、中から外と寄せて広げてにじり寄る、アクションサッカーの真髄が詰まった1分間だった。
大きな展開をもたないまま最後は右サイドでフリーの選手を作り、そのクロスを逆サイド、ファーでアルシャビンが合わせるフィニッシュまで、目も心も奪われてしまった。

圧倒的なポゼッションの中、時間の問題だった先制点は10分、相手クリアを拾ったナスリが迷いなくスルーパスを送ると、アルシャビンが潰れてこぼれたボールにベントナーが鋭く反応して生まれた。
これでアウェーゴールの計算上、点が必要になったポルトも徐々にカウンターを見せるもののいかんせん、全体が押しあがらない。
可能性を感じさせるのはトップに張ったファルカオの強引な突破、それにフッキ、バレラの両翼、ラウル・メイレレスのどれか1枚が絡んだときだったが、もう1枚絡んでこれず、クロスが空を切ったり、ボールホルダーが囲まれたり。
それもアーセナルのペースが落ちなかったからだろう。
中央にポジションを置いたなすりのキレ具合がハンパじゃなく、自分で動かして突っかけても良し、簡単に叩いても良し、広い視野で攻撃陣をコントロール。
ディアビやソングのフォローも効いていて、セスクの不在を感じさせない。
さらにアルシャビンがまた、手のつけられない状態だった。
エリア左手前でボールを受けると、幾度となくドリブル突破を仕掛け、対面のフシレは相当疲弊しただろう。
そのフシレが25分、安易なクリアミスをアルシャビンに渡してしまい、受けたアルシャビンは3人のディフェンダーを引きずりながらエリア深くまでえぐっての高速クロスを折り返すと、すっかりフリーになってたベントナーが合わすだけ。

さすがに2点リードでペースは落ちたが、このあともアーセナルの余裕あり、仕掛ければ鋭いポゼッションが続く。
最終ラインとソングはしっかりスペースを埋めてるし、ワイドのロシツキー、アルシャビン、センターのナスリ、ディアビも運動量多く、守備もサボらずで、ポルトはカウンターの芽すら掴ませてもらえない。
3トップと最終ラインの距離が開き、中盤も守備偏重になってしまうと攻撃の人数がどうしても足りなくなるという、ポルトのいつもの構造的・状況的欠陥。
これを打開せんと後半は頭から、センターハーフのコエーリョを下げてサイドアタッカーのクリスチャン・ロドリゲスを投入。
これでファルカオ、フッキの2トップに、ワイドはロドリゲスとバレラ、分かりやすく、かつ基点ができたポルトが少し持ち直し、さらにアーセナルの対応が遅れだしたことで後半序盤はオープンな打ち合いに。
前半から続いたファルカオの奮闘、そしてロドリゲスの運動量と仕掛け、ここでいくつかチャンスを作るものの、どうにもフッキ、バレラに元気がない。
フィニッシュがフリーで打てない、ラストパスが繋げない、そうして時間を費やしているうちに、攻撃に乗せた分もちろん、アーセナルにもチャンスが出てくる。
ポルトの反攻をいなした60分過ぎ、何度かカウンターで押し返すと、右サイドフリーで受けたナスリが突如エリアに仕掛ける。
ディレイするディフェンスを微妙に操りながらエリアに入ると、キレある切り返しとスピードであっという間に3人を置き去りにし、角度ないところを強烈なシュートで打ち破った。
重すぎる1点、これで勝負あり。

1点返せばという思いで前がかりになろうとしたポルトに対し、わずか3分後、アルシャビンがまたもフシレとのセカンド争いを制すると、速く力強いドリブルから途中出場のエブエにスルーパス。
エブエがキーパーをかわして沈める、という典型的なカウンターで4店目。
なんとか一矢、という気持ちは見えたが、さすがにこの状況でモチベーションを保つのは難しかっただろう。
フレッシュな途中出場選手を中心になんとか攻めたポルトだったが最後までゴールは奪えず、逆に90分にはPKをベントナーに決められてハットトリックを許す。
5-0、勝敗は正当な実力差だと思うが、得点差は実力差以上のものとなった。

開始10分に尽きるかなー。
アーセナルのモチベーションの高さ、それをプレーに結びつけるコンディションの良さがとにかく圧倒的だった。
今季結構見てきてるけど、いちばんの迫力、勢いを感じた。
セスクを欠く中、ビハインドで迎えた後がない状況で開き直ったかね。
キャンベルちょっと危うい?とか、フェルマーレンイラついてる?とか、万全ではなく映った守備陣も最後まで守りきったし、やっぱり強い。
ここに来て調子上げてきてる感じがするし、リーグもひょっとしたら、って気になってきた。
視察に来てたハリー・レドナップの目には、どう映ったんだろう。
# by blue-red-cherry | 2010-03-10 20:12 | サッカー(FC東京以外)

豚バラと白菜の重ね蒸し

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3/9(火) 夕飯。
自宅にて。

定番メニューもちょっと久しぶり。
ポン酢に浸したしょうがが美味い。
肉汁と白菜の汗で割るポン酢も美味い。
付け合せにした野菜は実家で教わった「うるい」なる山菜。
エシャロット的な軽い刺激がありつつ、薄いのに粘り気ある食感が独特でハマり中。
ししゃもも久しぶりに食べた。
柔らか香ばしくって美味かったな。
# by blue-red-cherry | 2010-03-10 10:37 |

弁当

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3/9(火) 昼飯。
会社にて。
# by blue-red-cherry | 2010-03-10 10:28 |

フラム×トッテナム・ホットスパー FAカップ09-10 準々決勝

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FAカップ準々決勝、フラム×トッテナム・ホットスパーを見た。
ま た 再 試 合 か 。
と、言いたいところだが、両者ともに決め手に欠けた試合、ドローは非常に妥当な結果。
シュートチャンスはいくつかあったものの崩しきれず、一方でザモラのポストプレーから好機を幾度も作られていたスパーズとしては、ホームでの再戦に望みを繋げたといったところか。
再試合で日程きつくなるのは、ELでも勝ち残っているフラムのほうが厳しいわけだしね。

スパーズはメンバーもきつかった。
折からのレノン、ベントリーに加え前節のエバートン戦でハドルストーンが離脱。
さらに代表戦で負傷したデフォーも万全でない中、2トップにクラウチとパブリュチェンコ、中盤はセンターはモドリッチとパラシオスが組み、右にクラニチャル、左にベイルという布陣。
それぞれに努力はしてたし、良さがあるのも分かるんだけど、チームとしてはいかんせん、かみ合わなかった。
クラウチは代表戦、パブリュはリーグ戦と直近の試合で結果を出している好調フォワード、高さのある2枚を並べた前線だったけど、彼ら2人の呼吸は今ひとつ。
それぞれのポストプレーは、デフォーならばすかさず反応していたであろう距離感、コースのもとに供給されたが、ここのパスワークは今ひとつ。
もっといえば彼ら個々のポストワークも今ひとつで、特にパブリュのほうはファーストトラップが大きくなるシーンが目立ち、なかなか溜めが作れなかった。
クラウチの場合は彼がいる試合は往々にしてそうなるし、ある意味ちょっとかわいそうなんだけど、どうしても頭狙いのボールが多く、その落としは受け手のタイミングも高いレベルで要求されるがゆえにミスで終わってしまうことが少なくなかった。
高さのある2枚を置いていることを考えると、使い方もどうだったかな、とは思う。
フラムは前線のザモラに入ったときこそ、2枚目、3枚目と畳み掛けることもあったが、ホームながら基本は受け。
低めのラインでスパーズ攻撃陣を待ち受けては跳ね返す守備網を敷いていた。
それに対し、ベイル、ニコのところまでボールは渡り、ベイルは突破が冴えていたし、ニコのキープはチョルルカのオーバーラップを誘発したしで、両サイドからクロスを入れる機会は少なくなかった。
だがこのクロスが合わない。
ベイルの突破からの高速クロスは相手も守りづらそうだったし、ニコの豊富なキックと、そもそも2段だからこそのずらしも期待できた右、悪くはないんだけど、どれも狙いすぎというか。
せっかくクラウチにパブリュ、高さのあるフォワードを2枚並べてるんだから、もっと曖昧でいいから高さを活かしたボールが入っても良かったんじゃないかな。

でもまあ、やられなくてよかったわ、ホント。
急造のフォメの中でも光ったのがモドリッチとパラシオスのセンターハーフ。
パラシオスは唯一といっていい、4枚の中盤で、レギュラーで本来のポジションでプレーしていた選手だったけど、それに相応しいアグレッシブでダイナミック、かつ堅実なプレーをした。
相手を深くまで追い詰めるプレス、隙あらば攻め上がる攻撃参加など、プレー範囲の広さはひとりダイナミズムを発揮。
一方で終盤、押し込まれた際には、ラインがベタ引きになってたこともあり、下手に飛び込んでスペースを空けることを避け、ディレイディレイで遅らせながら最後、懐に引き入れて奪うなんて玄人好みのプレーを連発した。
見るたびに思うけど、ホントレベルの高いセンターハーフだと思う。
相方を務めたモドリッチも運動量と、テクニック、球離れと動き出しの良さ、自身の持ち味を総動員して見事に大役をこなした。
ハドルストーンのミドルや大きな展開こそ欠けたものの、ピンチに顔を出し、五分のボールをマイボールにする技術はなかなかのもの。
サイズの小ささがあるので、センターの激しい争いに怪我でもしないかと心配だったが、もう少し周りとの連携高まり、モドリッチの上がりをサポートする状態が整えばもっとエリアに侵入してもいいと思うし、そうなればハドルストーンとは違った魅力あるセンターが形成できるかもしれない。

フラムの守備は粘り強かった。
ハンゲラン、ヒューズのセンターバックに加え、グリーニングとエトフのセンターハーフもかなり守備に重きを置いたポジショニングで、バイタル以降、中央に隙間はなかった。
そして後半半ばすぎからの攻勢も見事だった。
これは一重にザモラに尽きる。
この巨漢センターフォワードがことごとくボールを収める。
密着マークしていたバソングもターンされてやられたり、マーク外した場面は一度コーナーであったくらい(それが決定機に繋がってしまってたが)で、厳しくついていた。
それでも体を当てて自分のスペースを作り、次の寄せが来る前に確かなタッチで周りを使う。
この溜めを使ってダフ、デイビスの両サイドハーフ、左サイドは特に厚みがあり、サイドバックのショーリーが再三チャンスを演出した。
ゴメスのスーパーセーブと、縦に強いドーソンの度重なる跳ね返しがなければやられてもおかしくなかった。
その意味ではスパーズの最終ラインも粘り強く守ったといえる。

こう振り返ってみるとやっぱりスパーズは命拾いしたような気がする。
フラムはどうしても勝ちたかっただろうし、超がつく決定機があったのはフラムの側。
再試合がどうなるかは未知数だが、ホームで戦えるし、ベントリー、下手すればレノンの復帰も見込めるスパーズが若干優位な気がしないでもない。
どちらにしろこれに勝てばベスト4、しかも決着がついた他会場の結果を受けた抽選で、準決勝はチェルシー×アストンヴィラ、スパーズとフラムの勝者はポーツマスとの対戦に決まったそう。
これ以上ないチャンス、リーグ4位という目標との兼ね合いは非常に難しいところだが、ここまできたら全力で臨んでほしい。
# by blue-red-cherry | 2010-03-09 15:11 | サッカー(FC東京以外)